Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

時代に合わせて変化を

2023-10-29 14:32:07 | 日記・エッセイ・コラム
某商店街がなくなるというニュースをネットで見ました。
そこは約70年続いた古い商店街。戦後から間もなく出来た商店街で、当時は活気に溢れていたそうです。しかし、周りにスーパーなどが出来てどんどん寂れていって、今では数店残すのみでシャッター街に。商店街跡地にはマンションが建つ予定だそうです。
「商店街がないのは寂しい」とか「昭和のいい場所がまた1つなくなる」など、惜しむ声もあるそうです。でも、その商店街が残っているままでいても、いつまでも古い考えばかりにしがみついてばかりいては、時代に取り残されてしまいます。その時代に合わせて変えていくのは大事だと思います。私も金銭面が理由で激安スーパーに足を運ぶし、ワンストップでほとんど揃えられるショッピングモールへ行ってしまいます。個人経営のお店ですとスーパーよりもお値段がだいぶ高いし、欲しい商品が全部揃えられないのですよね。
特に年配者は「昔は良かった」と言いますが、私はそうとは思いません。たとえば私が子どものころは喫煙者が多くて、駅でもレストランでも堂々と煙草を吸っている人がいて本当に不快でした。それに駅や建物などは階段しかない場所が多く、決してベビーカーを押す人や足の不自由な人には優しくありませんでした。今の方がトイレなど公共の場は衛生的にも綺麗ですし、体の不自由な人でも堂々と出かけられますし、公共サービスも充実しています。
不登校の小中高生が増えていると聞きますが、実質的には変わっていないと思います。最近ではフリースクールなど学校以外の場所がありますが、ちょっと前まではそういうのが少なく、学校が嫌いでも無理して通う子どもたちが多かったのでは? 校則などだいぶ緩和はされてきていますけれど、個性を潰して均一的な教育をするなど、まだまだ変わっていない部分が多いのは事実。
夫婦ともに働いている家庭が多いというのに、今でも「男は外、女は家庭」の風潮は強く、男性は長時間労働を強いられていますし、家事や子育てのほとんどを女性が行っています。それでは若い人が結婚や子どもを持つことに躊躇するのもおかしくないでしょう。
もちろん漢字や礼儀作法など、昔から良いことは残すべきでしょう。でも、その時代に合わないことを無理やり押し通すのもどうにかしています。どうも日本人は変化を嫌う傾向にありますよね。