Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

「スマホはどんどん使いなさい!」と言われても…

2024-05-02 15:02:03 | 本-その他
Kindle版『脳を活かすスマホ術』を読了。「スマホの使い過ぎは悪」とか「SNSやゲームで中毒になる」など、まるでスマホが敵であるように言われることが多いですが、本書はそれに「No!」と唱えています。
スマホ以外にも新製品が初めて登場した時はあれこれ批判されていたものです。特に日本人は過去のものに執着し過ぎてそういう傾向が強いと思います。TVだって「TVを見たら馬鹿になる」とか、漫画も「教育に良くない」などと言われていたそうですね。でも、小学校で教育番組の録画を見て勉強になりましたし、姪は伝記の漫画バージョンを読んで頭に入りやすかったようです。TVゲームも最初は一部の子どもたちしか遊ばず、遊び過ぎて「ゲームを止めなさい」という大人も多かったですが、今ではSwitchにしろスマホゲームにしろ、大人や高齢者でも気分転換に遊んでいる人が多いし、最近では教育版が出ているソフトもあると聞いています。
結局、要はスマホって使い方次第なのですね。単に何時間使ったかだけが問題でないと思うのです。同じ1時間スマホを使ったとして、オンライン英会話のレッスンを受けるのと、動画アプリででダラダラ動画を見て時間を潰すのとは全然使い方が異なりますし、どちらがスマホをきちんと使いこなせているのかは一目瞭然です。
しかし、やはりスマホは使いすぎるのもどうかと思います。いくら危険と注意されても平気で「歩きスマホ」をするくらいスマホを使う人ほど完全な「スマホ中毒」です。スマホに限らず何でも程ほどがいいのでしょう。
それに「SNSを上手に使いましょう」と言われても、結局上手く使える人とダラダラ消費する人が分かれると思います。私の場合、漢検準1級連続不合格で悩んでいた時、SNSで「『漢検マスター』がお勧め」と知り、合格することができました。逆に情報が偏って「TOEIC900点以上の人ってこんなにいるの?」と錯覚を起こす場合もあります。SNSって有効な情報を得られる反面、デマなどに騙されたり視野が狭くなったりすることがあります。
スマホなしの生活はほぼ無理ですし、だからこそ上手に使っていきたいですね。