図書館から借りた『読書国民の誕生』を読了。
本書では明治時代を中心に、日本人と新聞や雑誌、本などの関係が書かれています。
明治に入ってから列車が開通して、それが読書の普及に繋がったそうですね。それまでは移動するのには徒歩ぐらいしか手段がありませんでしたから、移動中に読書をするなんてできませんでした。車内では窓からの景色を見るか眠るかぐらいしかやることがないので、自然と読書する人が増えたのですね。
新聞の配達も随分早く都市部以外の地域でもできるようになったのですね。図書館も順調にどんどん増えていったようです。
私が学生の頃はまだ携帯電話が普及する前でしたし、電車の中では新聞や文庫本を読んでいた人が多かったです。車内では「新聞は折り畳んで読む」「読み終わった新聞や雑誌を網棚に置いていかない」など注意を促すアナウンスが流れました。
ところが現在では本を読んでいる人はごく限られ、スマホを凝視する人が殆ど。そのうちスマートグラスなどで文章を読むなんてことになるかもしれません。
本書では明治時代を中心に、日本人と新聞や雑誌、本などの関係が書かれています。
明治に入ってから列車が開通して、それが読書の普及に繋がったそうですね。それまでは移動するのには徒歩ぐらいしか手段がありませんでしたから、移動中に読書をするなんてできませんでした。車内では窓からの景色を見るか眠るかぐらいしかやることがないので、自然と読書する人が増えたのですね。
新聞の配達も随分早く都市部以外の地域でもできるようになったのですね。図書館も順調にどんどん増えていったようです。
私が学生の頃はまだ携帯電話が普及する前でしたし、電車の中では新聞や文庫本を読んでいた人が多かったです。車内では「新聞は折り畳んで読む」「読み終わった新聞や雑誌を網棚に置いていかない」など注意を促すアナウンスが流れました。
ところが現在では本を読んでいる人はごく限られ、スマホを凝視する人が殆ど。そのうちスマートグラスなどで文章を読むなんてことになるかもしれません。