木場にある「木材合板博物館」に行ってきた。
展示や、ワークショップなど子供たちが興味を持って見学・参加できる内容が溢れている。
さすが日本と思わせる展示があった。
これは木製飛行機である。
第二次世界大戦中に使われたものだ。
さすが日本は大したものだと思ったゆきたんくであるが、この機体の形が日本的ではない。
解説を読むとドイツ軍のUボートにより多くの物資を沈められたアメリカが物資・人員補給をする目的でハワード・ヒューズの元で開発された「ヒューズH4ハーキュリーズ」という機体である。
高度25m、最高速度100マイルの記録を残して1回切りの飛行を終えた。
なぜ木製か。
戦略物資の金属の使用が認められなかったからである。
そしてボーイング747型機とほぼ同じ大きさであった。
世界最大の木製飛行機としてオレゴン州マクミンヴィルのエバーグリーン航空宇宙博物館で展示されているという。見たいものだ。