ゆきたんくの戦争遺跡巡り。
鹿児島県鹿屋市。
特攻隊の飛び立ったところの一つである。
ここに「鹿屋地下壕第一電信室」という施設がある。
映画「永遠のゼロ」を見て初めて知ったが、特攻隊の仕事の完了を見届ける飛行機がある。
「直掩機」というものだが、戦争末期はそれも飛ばせることのできない状況になった。
搭乗員は特攻突入の際、モールス信号の無線キーを押したまま突入した。
「ツー」という音が途切れたところで特攻任務の完了を知らせるのだ。
それを受信していた場所が地下壕電信室なのである。
この部屋で受信が行われていた。2019.12.26 → Map
地下壕入口
戦時中の仕事とはいえ。仲間が亡くなる瞬間を聞かなければならなかったのはつらかったと思う。そしてその多くは、特攻の成功を知らせるものではなかったのだ。
先人のご冥福をお祈りする。