
ゆきたんくははくはつの家系である。
そう、いずれはロマンスグレーに・・・・・ならないのである。
はくはつは普通は白髪と書く。
ゆきたんくは薄情の薄に、髪で薄髪(はくはつ)の家系なのだ。
高校時代に陸上競技を始まるまでは肩まで髪の毛が伸びていたことがある。
現在は、自分で電動バリカンを操って刈る坊主にしている。
そう、しょうがないと思っていたのだ。
今年職場を人事異動で変わり、隣の席にいらっしゃる大先輩のご主人の話を聞いた。
先 輩 「何で坊主にしているの?」
ゆきたんく 「髪が薄いので目立たないようにですよ。」
先 輩 「えっ、あんた薄いの?」
ゆきたんく「ええ、薄髪の家系なんでね。薄い髪と書いて白髪」
先 輩「おもしろいこと言うね。そう、あんた悩んでいるんならさ、かんきろうっていいよ。」
ゆきたんく「はい?」
先 輩「柑気桜(かんきろう)。これは利くよ。」
ゆきたんく「へぇー」
先 輩「うちの旦那がさ、60過ぎてから始めてね、生えてきたんだよ。」
先 輩「額から一筋垂れたやつがあって、その液が通ったところだけ眉毛が長くなってきたのよ。」
ゆきたんく「それは興味深いですねぇ。」
そして、実際に使ってみたら、髪にコシが出てきたのだ。
太さも増してきたようだ。
若い時までとは言わないが、ごく年齢にあっただけ濃くなればと思っている。
効き目あるよー。