うん、良かった。
四国の旅。
女房ののりたんと行く旅。
やっとそういう時期が来たんだな。
予約も簡単。
さっと飛行機と宿とレンタカーを取る。
あとはフリーツアー。
で、松山に行きたいというので松山宿を取った。
四国なら大塚国際美術館も行きたいというので了解した。
べ、片道206km。
まぁ、いいか。
夫婦の旅、一緒にいる訳だから。
美術館は凄かった。
満喫できた。
美術音痴のゆきたんくでもだ。
まぁ、ある意味イミテーションなのだが、すべてが陶板で原寸大でできているのだ。
世界の名画である。
ポゥとしてしまった。
しかし、我に返る出来事があった。
この旅行の1週間前の4月23日。
知床で観光船が沈む事故があった。
鳴門の渦潮を観光するための船舶。
この美術館は山の中に造られている。
中腹というような場所から、瀬戸内海北側の景色が見える。
そこにかつてゆきたんくが乗せていただいた、渦潮観光船を見た。
「あぁ、渦潮も見たいな。」
という気持ちより先に、北海道の観光船はどうなっただろう。
乗客は・・・
という気持ちの方が大きかった。
旅は人生を豊かにする。
しかし、それで人生の終焉を迎えてしまった方は・・・
そんなことはのりたんには言えなかった。
そして忘れてはいけない気持ちでもあると思っている。