うん、だんだん寂しい季節になってきた。
夏の間悩まされた蚊も飛んでいない。
セミの声も聞こえない。
近くにいたムクドリも静か(いないからね。)
ふと近所の畑を見る。
忘れられたんだね。
ひとり寂しく寝ている。
ツルレイシが渇いたまま落ちていた。
本当は、もうちょっと大きくなって、
熟して割れて
中から赤い実を見せて
ちゃんとした一生をおくれなかったんだね。
手を合わせたゆきたんくであった。
うん、だんだん寂しい季節になってきた。
夏の間悩まされた蚊も飛んでいない。
セミの声も聞こえない。
近くにいたムクドリも静か(いないからね。)
ふと近所の畑を見る。
忘れられたんだね。
ひとり寂しく寝ている。
ツルレイシが渇いたまま落ちていた。
本当は、もうちょっと大きくなって、
熟して割れて
中から赤い実を見せて
ちゃんとした一生をおくれなかったんだね。
手を合わせたゆきたんくであった。