紀伊国屋サザンシアターで青年劇場の「臨海幻想2011」を見た。
30年前の演目の2011年度版。
日本の原子力発電所の在り方を問題提起した演目である。
あのチェルノブイリ発電所事故の5年前に公開されているのだ。
今回の公演は、昨年の東日本大震災の時の福島原子力発電所の事故が、「臨海幻想」で想定されていたことが現実になってしまっていることから改訂版として再び世に出たこと。
なるほど訴えてくることはあった。
自分にとって、今一つ響きが足りないのは、本当の情報が国民に伝わっていないように思うからだ。