ゆきたんくは戦争遺跡おたくである。
地元の千葉、となりの東京では戦争遺跡はいつのまにか姿をけしていることがある。
ここ沖縄は積極的に残そうとしているように思える。
過去は、そう歴史を変えることは不可能なのだから真正面から見つめましょう。
見つめる機会を増やしましょう。
本来は教育がその役割を担わなければいけないのだけれどね。
ここ沖縄では様々な平和学習が催されている。
今回の訪問では「壕」を素材として平和学習が展開されているのを知った。
その他にもあるのだろうけれど、一つ間口を見つけたのでそれをしっかりと潰してから次に行こうと思う。
首里城城壁。これは世界遺産である。 沖縄戦の戦争遺跡だ。
復元首里城。これは世界遺産ではない。
このように大きなものは観光地として、その約割れを果たすことだろう。
そしてそれに関係のある歴史については、社会科で詳しく学習するべきだろう。
消え行く戦争遺跡は、先人の残した教育施設でもあるのだ。
戦時中に兵隊や民間人の避難場所や野戦病院となった壕、この首里城の下に造られた第32軍司令部壕など時間をかけて見て周りたいものがたくさんある。
「沖縄の戦争遺跡」という本を注文した。
中身は
1.日本軍の配備と沖縄戦
2.戦争遺跡にみる沖縄戦(吉浜忍)
3.中部の戦争遺跡
4.南部の戦争遺跡
5.北部の戦争遺跡
6.離島の戦争遺跡
7.戦争遺跡の保存・活用
8.展示資料目録・参考文献
と整理されている。
避けて通りたい項目もあるのだが、これはこれでオールインワン。
1~6があるから7が現実味を帯びてくるのだ。
今回の旅では、4の南部の戦争遺跡の一部、そしてそれに伴う沖縄戦について少し見えてきたに過ぎない。
このような文献が、日本の各地でまとめられそれこそ図書館に「戦争遺跡」のコーナーができればと思う。
もちろんゆきたんくが知らないだけで、すでにこのような文献があるのかもしれない。
ゆきたんくの地元千葉では、「千葉県の戦争遺跡をあるく」という本がある。
そして戦争遺跡探訪の糧になっている。