誰が考えたのだろう。
あっ,今日は職場の歓迎会だった。
楽しい雰囲気の中,出てくる料理がまた楽しさを増してくれる。
その中で気になったのは脇役であった。
これだ。
スープ,シチュー?
これは,焼いた野菜についてきたやつだ。
その名はバャーニャカウダソース。
初めて聞いたのは,行きつけの中華屋(今は閉店)で,羽田空港のレストランで働くマスターの弟さんから聞いた話だった。
「野菜を食べるのにいいよ。バーニャカウダソースってんだよ。」
出て来た時に「バーニャカウダだ。」と言ったら店員さんは嬉しそうに「そうですよ,旨いですよ。」とニコニコである。
アンチョビ、火を通して柔らかくしたニンニク,オリーブオイルの混ざったソースだ。
ディップというのかな。フォンデュに似ているか。
体の調子は今一つだったが,このバーニャカウダが体にしみた。