ゆきたんくの初めての北京。
様々な世界遺産を目にすることができた。
それなのに、1つの事にこだわる性格が心に影を落としている。
大げさな書き方だが、自分でもどうかと思う・・・
それはここで起こった。
順潮龍大酒楼 → Map
とても大きな料理屋さんである。
中に通され、こんな大きな所でと思ったところ、小部屋に案内された。
嫌な予感はした。
この旅の食事の中で一番楽しみにしていたのは、ここで食べる山西料理の「刀削麺(たおしゃんめん)」であった。
そう、ぐつぐつお湯が煮えたぎっている中に、麺帯から金属のへらを使って切り出した麺を飛ばすやつだ。
それを見たかった。
小さな部屋は入り口の他は壁になっている。
きっとパフォーマンスは見ることはできないだろう。
予想通りであった。
見ることができたのは味だけだった。
この旅の中で一番旨かった料理だけに残念である。
そのことが未だに心に引っかかっている、小さな男。
それがゆきたんくである。
北京の旅で一番旨かった「刀削麺」