9/2(日)に旧鹿島海軍航空隊跡に行ったことを書いた。
先日は旧鹿島海軍航空隊跡のボイラー室について書いた。
今日はその隣に鎮座している、発電室についてだ。
旧鹿島海軍航空隊発電
こんなに朽ちてしまっても、その中に入ることが許されている。
壁やトタンなどはボロボロだが、鉄筋がしっかりしているからなのだろう。
遠目に眺めていたスタ―に近くで会えるようなワクワク感の中近づいた。
発電機の台座だけで、機械はもうなかった。
毒ガス島と言われる大久野島の発電所跡に行ったことがある。
発電機の台座は残っていたが、機械はなかった。
計器盤のようなものがあったが、戦後ここが病院として使われていた時のものだろう。
あと当時をうかがうものは壁についているスイッチかな。
戦後80年にもなろうというのに、頑張っている遺構。
そう、このように朽ちていくばかりの物が、撤去されずに残すという選択をしていただいたことに感謝している。日本人は、もっとこのような史跡に触れるべきだと思う。