私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが.
駅前まで歩き、歯科医院で治療が終った後、本屋に寄ったが、
思いもかけずにひとつの文庫本にめぐり逢えて、購入した。
私が『昭和』から『平成』の時代に移り変る前後に、
鉄道に乗車しての旅をされる紀行作家の第一人者の宮脇俊三(みやわき・しゅんぞう)氏の著作に心酔し、
その後も氏の綴られた数多くの作品を殆ど愛読したひとりである。
今回、めぐり逢えた文庫本は、亡き作家の宮脇俊三氏のご長女・宮脇灯子さんが、
解説文に明記されている通り、
《・・娘がたどる「父・宮脇俊三」から「紀行作家・宮脇俊三」への旅――。》
である。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200910000379
☆角川文庫 宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』 ☆
帰宅してしばらくした後、私は読み始めたのであるが、何となく読んだことのあるような綴りであったので、
この文庫の最後のヘージを開き、
《この文庫本は、2006年12月、グラフ社より刊行された単行本を文庫化したものです。》
と明記されていたので、
あれぇ、と思いながら、書庫に行き、宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』(グラフ社)を見かけて、
苦笑したのである。
私はこの単行本に関しては、このサイトの2007年2月23日に於いて、
【 宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』・・♪ 】
と題して投稿しているので、この時の思いもあるので、あえて再掲載をする。
【・・
東京の郊外は、小雨が降り続いていた・・。
昼過ぎに本を一冊携えて、布団にもぐり、読みはじめた・・。
昨夜から、読み始めた宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』であり、
娘からの父親に対する視線で描かれて折、鎮魂歌のように表現されている。
私は今は亡き紀行作家としての宮脇俊三氏の作品は、殆ど読んでいるので、
娘の愛憎には少し驚いたりしたが、単なる感傷にしたる父恋い記でない。
中でも《母と娘の後悔》は飛び抜けて表現力が優れている・・。
やはり、作家の血を受けた著作者と思ったりする。
本を読み終えた後、宮脇俊三氏の作品の数々を想い返しているうちに、眠り込んだ・・。
先程、目覚めると、雨はあがって、静寂な庭を眺め、
白梅の満開の花に宮脇俊三氏の紀行文を重ねたりしている・・。
・・】
このように投稿しているが、今回たまたま文庫本となったのを私は見かけて購入したが、
3年も過ぎ去っているので再読に良いかしら、と微苦笑を重ねたりしている。
それにしても、たった3年ばかりであるが私は忘れてしまっているので、
忘却とは忘れることなり、とある高名な方の言葉を思い出しながら、新鮮な気持ちで再読となっている・・。
その上、今回の文庫本の解説を作家・酒井順子さんが綴られて折、
宮脇俊三氏がご健在の時、この当時としては女流としては珍しく
鉄道に関して弟子志願のような思いで氏との対談で語られた酒井順子さんであったので、
最適な方が綴られている、と思いを重ねたりしている。
href="http://www.blogmura.com/">
駅前まで歩き、歯科医院で治療が終った後、本屋に寄ったが、
思いもかけずにひとつの文庫本にめぐり逢えて、購入した。
私が『昭和』から『平成』の時代に移り変る前後に、
鉄道に乗車しての旅をされる紀行作家の第一人者の宮脇俊三(みやわき・しゅんぞう)氏の著作に心酔し、
その後も氏の綴られた数多くの作品を殆ど愛読したひとりである。
今回、めぐり逢えた文庫本は、亡き作家の宮脇俊三氏のご長女・宮脇灯子さんが、
解説文に明記されている通り、
《・・娘がたどる「父・宮脇俊三」から「紀行作家・宮脇俊三」への旅――。》
である。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200910000379
☆角川文庫 宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』 ☆
帰宅してしばらくした後、私は読み始めたのであるが、何となく読んだことのあるような綴りであったので、
この文庫の最後のヘージを開き、
《この文庫本は、2006年12月、グラフ社より刊行された単行本を文庫化したものです。》
と明記されていたので、
あれぇ、と思いながら、書庫に行き、宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』(グラフ社)を見かけて、
苦笑したのである。
私はこの単行本に関しては、このサイトの2007年2月23日に於いて、
【 宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』・・♪ 】
と題して投稿しているので、この時の思いもあるので、あえて再掲載をする。
【・・
東京の郊外は、小雨が降り続いていた・・。
昼過ぎに本を一冊携えて、布団にもぐり、読みはじめた・・。
昨夜から、読み始めた宮脇灯子・著の『父・宮脇俊三への旅』であり、
娘からの父親に対する視線で描かれて折、鎮魂歌のように表現されている。
私は今は亡き紀行作家としての宮脇俊三氏の作品は、殆ど読んでいるので、
娘の愛憎には少し驚いたりしたが、単なる感傷にしたる父恋い記でない。
中でも《母と娘の後悔》は飛び抜けて表現力が優れている・・。
やはり、作家の血を受けた著作者と思ったりする。
本を読み終えた後、宮脇俊三氏の作品の数々を想い返しているうちに、眠り込んだ・・。
先程、目覚めると、雨はあがって、静寂な庭を眺め、
白梅の満開の花に宮脇俊三氏の紀行文を重ねたりしている・・。
・・】
このように投稿しているが、今回たまたま文庫本となったのを私は見かけて購入したが、
3年も過ぎ去っているので再読に良いかしら、と微苦笑を重ねたりしている。
それにしても、たった3年ばかりであるが私は忘れてしまっているので、
忘却とは忘れることなり、とある高名な方の言葉を思い出しながら、新鮮な気持ちで再読となっている・・。
その上、今回の文庫本の解説を作家・酒井順子さんが綴られて折、
宮脇俊三氏がご健在の時、この当時としては女流としては珍しく
鉄道に関して弟子志願のような思いで氏との対談で語られた酒井順子さんであったので、
最適な方が綴られている、と思いを重ねたりしている。
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