夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

雨・・どうしたの・・♪    《初出2007.2.9.》

2008-05-09 15:35:41 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、昨夜の深夜に雨が予測されたが、
朝方、庭に下り立っても雨の降った気配はなかった。

朝の陽射しが差し込んで折、日中は14度前後の陽気となり、
深夜に雨が予測されている。

明日も15度前後の春のような陽気が予測され、
これ以降は晴れ時々曇りで11度前後の日が続く。

ここ10日問以上は春のような陽気が続いてきたので、空気は乾燥しきっている。
今後も冬らしい天気が望めないので、ため息をしたりしている。

都心の初雪の歴代で最も遅いとされた昭和35年の2月10日であるが、
このままの状況だと、気象庁観測以来初めてとなる。

もとより霙(みぞれ)、雪が望めないであったら、
せめて雨が降ってほしいと願っている。


♪唄(うた)を忘れた 金糸雀(カナリヤ)は

【『金糸雀』 作詞・西條八十】


と私は青空を見詰めて、口ずさんだりしている。

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アメリカ、暖冬後は大寒波・・!?    《初出2007.2.8.》

2008-05-09 15:30:27 | 時事【社会】
先程、インターネットでニュースを検索していたら、

【米一転、大寒波 暖冬と思ったら 41人死亡、数十万世帯停電】

という見出し記事があって、驚いて記事を読んだ・・。

産経新聞の配信の記事、無断であるが転記させて頂きます。



【ニューヨーク=長戸雅子】
米南部から中西部、東部に先週末から霙(みぞれ)や暴風雨を伴った寒波が到来している影響で、
16日朝までに6州で計41人が死亡、数十万世帯が停電となった。
AP通信が伝えた。

被害が出ているのは南部のテキサスやオクラホマ、
中西部のミズーリやアイオワ、東部のニューヨークやメーンの各州。

・・寒波で路面が凍結して交通事故が多発したほか、
氷の重みで送電線が切れ、
ミズーリで30万世帯以上、ミシガンで10万6000世帯、オクラホマで10万世帯、
ニューヨークとニューハンプシャーにかけて14万5000世帯が停電した。

ホワイトハウスは15日、オクラホマに緊急事態を宣言、
連邦政府による支援を始めた。
空の便も大幅に乱れ、テキサスのダラス・フォートワース空港では160便以上が欠航となった。

米東部のニューヨーク市では、今月の6日に22度を記録するなど暖冬傾向が続いていたが、
一転して氷雨や雪を伴う寒波に見舞われた。

カリフォルニア州でも冷え込みが続き、同州・食品農業局は15日、
柑橘類の3分の2が降霜などによる被害を受けた可能性があるとの見通しを明らかにした。
州・当局者は、総額7億ドル(約810億円)の被害を出した1998年の寒波を上回る被害が出る可能性があるとしている。

米メディアは、
『エル・ニーニョの影響で、大気圏の上層部に大量の水蒸気が流れ込み、
カナダ上空の寒気上に広がって発達した低気圧となったのが原因』
と分析している。



以上、産経新聞の配信記事より、転記させて頂きました。


私の住む東京の郊外でも、昨年の秋以来、平年以上の暖かさとなっている。

ここ10日間は、春のような陽気となって戸惑ったりしている。
特に新年以来、霙、雪が降ることなく、
まもなく観測史上遅い雪降る日を更新する。

私は気象学には全く解からないので、天気予報は朝一番に確認しているが、
どうして春の陽気となるの、と首をかしげている。

不幸にして、アメリカの大部分で被害に遭われた方達は、
お気の毒様・・と言う以外、言葉が見つからない・・。

しかし、突然の大寒波により41人の方が死去されたのは、
何かしらやるせない気持ちとなっている。

天上の気候の神様には、どうか平年並みに穏(おだ)やかにお願い・・
と祈願するほかは私には手立てがないと考えたりしている。

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雨乞(あめご)いの日々・・♪    《初出2007.2.8.》

2008-05-09 15:27:08 | 定年後の思い
東京の郊外は、今朝も快晴となっている。
ここ10日間は春のような陽気の日が続いている。

昨夜は9時半過ぎに、布団にもぐり、
山口文憲・著の『団塊ひとりぼっち』(文春新書)を再読したりしている。
この著作者は団塊世代の方であり、
この世代の心情が的確に表現されて折り、
私は数多くある団塊世代を取り扱った本の中で、
最も好感している本である。

朝方、6時に目覚め、煎茶を淹れた後、
ゆっくりと新聞を読んだりして、政治の喧騒には苦笑したりした。

日中は11度前後の陽気となり、深夜に雨が降る、と報じられていた。

私の昨今の心情として、乾ききった温暖な日々が続くので、
雨が恋しいと思い続けている。

古人の人々は、雨乞いとして様々に行事が行われたが、


♪雨々ふれふれ もっとふれ

【『雨の慕情』 作詞・阿久 悠】


このような歌を口ずさんで、私なりの雨乞いをしたりしている。

定年退職後の3年生の身となれば、
バレンタインのチョコレートより、
多少の潤(うるお)いのある雨が恋しいのである。

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されど、『海苔(ノリ)』・・♪    《初出2007.2.7.》

2008-05-09 15:23:06 | 食べ物、お酒
私は食べ物のひとつとして、一日おきぐらい海苔を頂いている。

昨日は『海苔の日』であったので、昨夜少し調べたりしていた。

知識人・藤野邦夫・氏の解説が詳しいので、無断であるが引用にさせて頂きます。



2月6日が『海苔の日』となったのは、
701年(大宝1年)に施行された『大宝律令』によってである。

大宝律令とは、7世紀からの制度をまとめた基本的な法律で、
そこでは海苔が諸国の物産として、年貢に指定されているという。

それに基づいて、『全国海苔貝類漁業共同組合連合会』が、
大宝律令の施行日を現在の暦に換算、海苔の消費拡大を図って、
2月6日を『海苔の日』にしたのは、1967年(昭和42年)のことだった。

海苔は太古の昔から日本人に親しまれたきた食品で、
19世紀末に来日した外国人が、
『日本人は紙と竹で造った家に住み、黒い紙を食べている』
と仰天したというエピソードが残されている。

しかし今では、寿司などの普及と共に、
諸外国でも比較的なじみ深い食材になっているように思われる。

『海苔』という名称は、
ぬるぬるするという意味の『ぬら』が訛(なま)ったものである。

海苔はビタミン含有量は高く、
特にビタミンAはトマトの60倍以上も含まれて折、
カルシウム、りん、鉄分などのミネラルも多い。
また、29.1%も含まれる食物繊維の豊富さが注目される。

しかしながら、海苔で最も珍重されるのは、香りと風味と歯ざわりである。



以上、引用させて頂きました。


私は炊き立てのご飯、そして味噌汁・・
そしてさぁーとあぶった海苔だけの食事でも、
この世に稀なほど美味しい食べ物のひとつと感じている。

私は普段は倹約家と思っているが、海苔に関しては高価な品を買い求めている。

私が死ぬ間際、やはりご飯、味噌汁、そして海苔で、
最後の晩餐としたいと思ったりしている。


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『吾唯足知』・・♪    《初出2007.2.7.》

2008-05-09 15:18:15 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り時々晴れとなっているが、
この1週間は春のような陽気が続いて折、
朝方は暖かったが気温は余りあがらず、花冷えのような感じをした。

私は10時過ぎに家を出て、散髪屋(理髪店)に行った。
私は退職後は、出来うる限り、土曜、日曜日は避けている。
この2日間は現役世代の人々の為と思い、
私のような働かない自由人は平日を利用すべきと思っている。

私は待機している時、週間雑誌がテーブルに置いてあるので、
少し読みはじめた・・。

コラム欄でどなたが書かれたかは忘れたが、
『吾唯足知』と言葉に触れた・・。

われただ足ることを知る、という意味合いと解釈したが、
良い言葉と感じ、少し考え込んだ。

私が以前このサイトで『知足』と綴ったが、
深い意味としては同一と感じたりした。

昨今の政治・社会の喧騒に思考するより、
山川草木を日常生活の主軸とし、季節のうつろいの情景に心を寄せて、
何気ない光景に感銘を受けたり、
一日一日に於いて、心を躍(おど)らせ過ごすのが何よりと思い返したりしている。

帰宅後、玄関庭の白梅は満開で私を迎え、
主庭の白梅、しだれ紅梅も莟(つぼみ)も大きく膨らんできている。

午後の陽射しが差し込んできて、
日本水仙の花に彩りが加わったりしている。

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『職場放棄』は、給与差し引き・・♪   《初出2007.2.7.》

2008-05-09 15:04:31 | 時事【政治・経済】等
私はここ数日、国会の審議を放棄した野党の諸氏を『税金泥棒』と称したが、
日経の記者は『職場放棄』と記載されていた。

今朝の読売新聞に於いて、

【野党 きょう審議復帰】
と見出しがあり、私は笑ってしまった・・。

無断であるが、この記事を引用させていただきます。

・・・共産党を含む野党4党は、女性を「子供を産む機械」と例えた柳沢・厚生労働相の辞任を求め、
1月31日から審議拒否を続けている。

しかし、6日には野党が欠席する中、2006年度補正予算が成立し、
野党内で「これ以上審議拒否には世論の理解が得られない」
という声が高まった。

以上、記事を1部引用させて頂きました。


私はこの間、審議拒否の人達は1月31日から昨日までは、
給与から差し引かれ、国庫に雑収入になるのかしら、
と思っている。

真摯に審議する責務のある国家議員が、この間さぼったのだから、
国民にお詫びした上、給与を辞退するのもひとつかしら、
と思ったりしている。

それにしても柳沢・厚生労働相は、人としての資質を欠いた失言をした結果、
国民からの信頼の失くしたのだから、
安倍政権に今後も悪影響を与えるばかりである。

柳沢・厚生労働相は国民から信頼回復が困難であり、
政局はもとより厚生労働省自体まで悪影響が及ぶので、
早めに辞任し、国家議員などの要職も一切止めて、
生まれた里に還り、人として勉学に励んでほしい、思ったりしている。

私は政治関係を綴るのは不得意であり、
気弱な私がここ数日綴るのは、
国家議員として重要な審議を放棄する人々に怒っているからである。

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責務を忘れた国家議員は税金泥棒!?   《初出2007.2.6.》

2008-05-09 15:00:36 | 時事【政治・経済】等
東京の郊外は春の陽気となり、玄関庭のある白梅は満開となった。

この時節、平年より二週間ぐらい早く満開となり、
どうしてなの、と心身共に戸惑っている。

先程も白梅を眺めてきたが、今回の補正予算の審議で、
野党四党が柳沢厚生労働相の辞任を求めて本会議を欠席したのは、
本末転倒である。

私は昨日このサイトで綴ったが、税金泥棒であり、国家議員としての責務を忘れ、
特に小沢民主党には失望した。

国の山積する諸問題を審議する肝要な会議を、
たったひとり人の資質を欠いた人にかまっているのだから、
私はため息が出てしまうのである。

今朝のニュースで、問題児の柳沢厚生労働相が失言以来の低姿勢から一転した、
と知り私は更に失望している。

国民の信頼をなくした人は、余程のことがない限り、回復はできないのが、
この人はお分かりになっていないのか、
と私は首をかしげている・・。

つたない私には理解できず、白梅の色合いで慰めを貰ったりしている。



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私が選ぶ『サラ川』の秀作・・♪    《初出2007.2.6.》

2008-05-09 14:54:52 | 時事【社会】
昨夜、インターネットでニュースを検索していたら、
第一生命保険が『サラリーマン川柳』の入選100選の作品が発表されていた。

私は定年退職後の3年生の身であるが、
中小業の民間会社に35年間務めていたので、
サラリーマンとしての哀切、哀歓は心身感じたりして、過ごした。

こうした思いもあるので、退職後の今でも、
年に数回ぐらい文庫本にされた『サラ川』を読んで、
今まで過ごしてきたことに思い馳せたりする。

昨夜、100選に目を通して、私なりの独断と偏見で優れた作品の数々、
無断であるが転記させて頂きます。


新機種に 右脳左脳も 右往左往
           作者・ケムンパス

「無理するな」 本心だったら 休暇くれ
           作者・気弱な亭主関白

お年玉 あげると孫は すぐ帰る
           作者・昭和世代

登校を しぶる息子は 現役教師
           作者・スクールカウンセラー

同窓会 行ってみれば 老人会
           作者・自分だけが若いと思う

飲み屋では 常に情報 漏えい中
           作者・酔い太郎

癒される 部下のレポート 誤字当て字
           作者・クスクス

還りたい 我が家てはなく あの頃に
           作者・ノスタル夫

通知表 情報保護と 見せぬ孫
           作者・しっかり亮ちゃん

ナビだけが 「お疲れ様」と 慰労する
           作者・家族旅行愛好者


以上、私なりの直感としてのベストテンですが、
最優秀作は『帰りたい 我が家ではなく あの頃に』であり、
このお方の才能に敬服致します。

尚、今朝の読売新聞がこの『サラ川』の記事に関しての見出しは、

妻・子・俺 格差社会は 我が家にも
            作者・ひら夫

私が30代の半ば、友人のひとりが、

『妻が買ってきたのだが・・
俺のTシャツ・・スーパーのダイエーなの・・
どうした訳か息子はブランド物よ・・』
こんな話を私にしたことを思い出している・・。

人生はこうして流れていくと思ったりしている。

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余りにも幼い国家議員の1部の人・・♪   《初出2007.2.5.》

2008-05-09 14:49:20 | 時事【政治・経済】等
最近の国会は、特に柳沢・厚生労働相の少数化問題に関して、
余りにも人としての資質が問われる『(女性)は産む機械』などと発言し、
混迷をしている・・。

私は政治に関しては、素人であり、国会審議のルールーも知らない身である。

この程度の私が、国民のひとりとして、不愉快な思いでいる。


国が問題が山積する中、
野党の諸氏はどうして肝心な審議に出席をしないのだろうか。
たったひとりの厚生労働大臣の失言を楯に肝心な国会審議をさぼるのは、
はなはだ幼稚園の園児達が友達との他愛ない話題をはやしたてている程度と思っている。

与野党の諸氏は、国民の税金より多大な給与を頂いているのだから、
国会に山積する問題をいち早く真摯に審議するのが、
国民に対しての最低限の責務と思っている。

私は審議を放棄した人達は、少なくとも税金泥棒と思ったりしている。

与党の自民党の諸氏もおかしな態度と感じている。
安倍総理は、早めに柳沢・厚生労働相を辞任させるべきである。
失言とはいえ、人の資質が問われる発言をした人には、
今後も国民からの信任が得られないからである。

最も相応しいのは、柳沢・厚生労働相自身が、
『少数化の問題の中、
例えとして『女性を産む機械』と称したことがあったが決して真意ではない。
しかし、国民の多くの方に誤解を与えた上、
与野党間の肝要な国会審議に多大なご迷惑を与えたので、
私にできる責任として辞職する。

そして私は国会議員としても辞任し、
生まれた里に戻り、一切の要職をせず、国民のひとりとして余生を送りたい。

その上、人として資質が問われる発言をしたので、
人の道を改めて一歩から学ぶ為、私の現在思い当たることは四国巡礼をし、
歩きながら各所の寺院を訪ね、心の勉強をしたい・・』

私はこの程度を柳沢・厚生労働相は言ってほしい、
と1週間前から思っているが、
こうした話が聞こえてこない。




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河津桜に心を寄せて・・♪    《初出2007.2.5.》

2008-05-09 14:41:51 | 定年後の思い
家内が掃除、洗濯、そして旅行の準備をしているので、
私は独りで10時過ぎに川沿いの遊歩道を歩いた。

このところ散策の距離が短かくなったので、
少し遠めを目標に下流に向かって足を進めた。

歩きはじめて1時間前後の時、桜のような莟(つぼみ)が膨(ふく)らんで、
数輪が咲きはじめていた・・。

私は煙草を取り出して、喫いながら見詰めていた・・。

50代くらいの男性が自転車を止めて、
『ご存知だと・・思いますが・・河津桜ですよ。。
明日、17度の陽気になりますので・・咲くと思います・・』
と私に言った。

『これが河津桜ですか・・早く咲く桜として有名ですが・・
私は初めて観る桜です』
と私は言った。

男性が去った後、しばらく見惚れていた。

数多くの薄い朱色の莟が膨らみ、陽射しの中で、川風を受けて少し揺れていた。
春の予感をまじかに現(あら)している桜と感じたりした。

その後、汗ばみなが歩き続け、帰宅したが、おそよ12キロ前後の散策であった。

帰宅後、家内と遅い昼食を頂いている時、
3月下旬の陽気です、とラジオは報じていた。

私は『河津桜』の本場の状況を知りたくて、インターネツトで検索した。
伊豆の東海岸の南下した地域にある河津では、
当地の原木は莟が膨らんで開花がはじまり、1分咲きです、
と写真が添付され、花色が確認できた。

東京の郊外は、明日4月の陽気が予報されているので、
本場の地域と同じように1分咲きになるかしら、
と思いを馳せたりしている。

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『立春』も過ぎて・・♪    《初出2007.2.5.》

2008-05-09 14:38:23 | 定年後の思い
この2日、『節分の日』、『立春』と続いたが、
東京の郊外は春めいた陽気となっているので、少し戸惑っている。

まだまだ寒い日が続き

春とは名ばかりでまだ真冬のように寒く

冬来りなば春遠からじ

梅の莟(つぼみ)のふくらむ頃となり

梅一輪一輪ほどの暖かさ

このような時節を平年であれば、時候の言葉として綴れるが、
平年以上の暖かい日々が続いているので、
戸惑っているのである。

白梅の花も50数輪咲いて折、純白な色合いに魅了されているが、
どうして・・こんなに早く咲いたの、と私はときおり呟(つぶや)いている。

東京の郊外は、乾ききった空気につつまれて、日中は14度前後の陽気を迎える。




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田 月仙・著の『海峡のアリア』・・。   《初出2007.2.4.》

2008-05-09 14:35:53 | 読書、小説・随筆
昼食後、居間の炬燵で田 月仙(チョン・ウォルソン)・著の『海峡のアリア』の未読の部分を読み終えた・・。

このサイトに過日『米ソの冷戦の中、ある家族の人々は・・♪』と題して、
綴ったので詳細は省略する。

私はハード・カバーの本は、書店のブック・カバーをして貰い、
原則として本を読んでいるので、
今回のこの本の帯を初めて読んだ。

2006年「小学館ノンフィクション大賞」優秀賞受賞作

北朝鮮で金日成を前にアリアを歌い、
韓国では日本の歌を禁じられた
『海峡を越えた歌姫』。
その衝撃の半生が初めて明かされる。

幻の『祖国』へ。
家族を引き裂いた過酷な現実を
私はこの目で見なければならない。


このように帯カバーに綴られていた。

私は歴史書、現代史を多少読んでいるが、
読了した重い現実に改めて教示を受けている。

こうした現実の知ると、ここ10年前後の浮ついた小説、映画、音楽など、
敗戦後から今日までの過酷な家族の行方の現実の前、
軽いものと思っている。

何事も真摯こそ、人に感動、そして深く感銘を与える、
と改めて感じ、受けとめたのである。

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私の10年後のお友達は携帯電話・・!? 《初出2007.2.4.》

2008-05-09 14:30:55 | 時事【社会】
私は定年退職後の3年生の身であるが、
私達夫婦は携帯電話の使い方が解からないので持っていない・・。

最も私達夫婦は、携帯電話がなくとも、
これといって不便と思ったのは数回限りである。

家内の父が亡くなる1カ月前頃から、
家内の母と家内は、交代で入院先で看護をしていたが、
連絡確認が遅れた時であったりした。

現状に於いては、これといって不便を感じていないが、
ある程度の老後になると、やはり必要なのかしら、
と私共は話し合ったりしている。

今朝の読売新聞の日曜版に於いて、【Y&Y 旬】で今回は、

【持たせて安心 わが子の安全】

という特集記事があり、読み終えた時、少し微笑んだりした・・。

無断であるが、記事を引用させて頂きます。



子供が被害者になる犯罪や事故が後を絶たない。
この為、子供に持たせる防犯グッズへの関心も益々高まっている。

・・子供の現在地を把握するために、
GPS(全地球測位システム)を活用した商品も増えている。

KDDI(au)は、『ジュニア携帯』を3月中旬頃に発売する。
電源が切れたり防犯ブザーが作動したりすると、
自動的にカメラでその場の様子を撮影してメール送信し、
GPSで把握した位置情報をその後の足取りを1分ごとに保護者等に通知する機能が付いている。
価格は、1万円前後。



以上、記事を引用させて頂きました。


私の10年後は、体力は衰えてきたので、
このような携帯電話をたえず外出の時は持ちあるくのが想像できる。


私独りで駅前まで散策し、本屋に寄ったりした後、
コーヒーショップの『ドトール』で購入した本を煙草を喫いながら読んだりしている。

或いは植物公園に散策に行ったりした時、
隣接した寺の近くの蕎麦屋で食事をしたりする。
笊蕎麦を頂く前に、お酒を注文する・・。

店員さんが50代前後の女性で私が魅了された時、
『お姉さん・・お代わりね・・』
と私は壱合の徳利を指すと思ったりしている。

このような情景が家内が自宅のパソコンで見て折、
私が3本目のお酒を注文した時は、
『早く・・家に戻ったら・・』
と家内の声が聴こえたりする。

このような事を10年後の私を想像していたが、
昨今このような事を現に私は行っているので、
さて全ての私の出来事が逐次撮影されたことを思えば、
何かしら私は笑ったりしている。

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夕暮れ、白梅に心を寄せて・・♪ 《初出2007.2.3.》

2008-05-09 14:23:04 | 定年後の思い
夕暮れ、白梅に心を寄せて・・♪
東京の郊外の我家の庭で、遅ればせながら白梅の純白の花が咲いている・・。

春のような陽気が1週間ばかり続き、30数輪咲いたのは、3日前だった。
この2日間は、平年並みの気温となっているが、
冬晴れの中、花の色合いに私の心は慰めを頂いたりしている。

買物、散策後の帰宅後、門扉を開き、玄関まで緩やかな階段を昇り切ると、
陽射しの中の白梅の花が迎えてくれる。

先程まで、居間の炬燵で本を2時間ばかり読んだ後、少し眠り込んだ・・。

私がこのところ読んでいる本は、田 月仙(チョン・ウォルソン)・著の『海峡のアリア』であるが、
この方の在日朝鮮人として、幼年期から成人後、そして声楽家として今日までを綴られているが、
周辺の環境、祖国の激動に翻弄されながら両親、兄等との家族への心の思いが熱く語られているが、
私の心には充分に伝わり、感銘を受けたりしている。

目覚めて、少しぼんやりとした状態で煎茶を少し飲んだ後、
主庭に下り立ち、煙草を喫いながら、日本水仙を眺めたりした。

その後、玄関庭に行き、夕刊を取り入れる時、
微風の中、白梅の花に見惚(みと)れたりした。
薄暗くなった冬の夕暮れ時、浮ぶような純白の花の色合い、
こうした情景に心に魅了されてから20数年の歳月が過ぎ去っていること気付かされたりしている。


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節分の豆、鰯(いわし)、そして恵方巻・・♪   《初出2007.2.3.》

2008-05-09 13:57:16 | 食べ物、お酒
先程、何時ものように買物に出かけたが、
冬晴れであり、マフラー巻けば寒さを感じないひとときである。

買物に出かける時は、スーパーであったならば、
家内がチラシに必須の品物として赤丸印を付ける・・。

私も赤丸印の品物を確認してチラシを見たりする。
『節分の豆』
豆まきに使う大豆は、一説では鬼の目に打つ【魔目=まめ】、
魔を減ずる【魔滅=まめ】に通じるといわれています。

『節分いわし』
古来よりいわしの頭を焼いて、ひいらぎの枝に刺し、家の入り口に差すと、
ひいらぎのとげやいわしの焼けた臭気で、邪気が家に入るのを防ぐと言われています。

『恵方巻(えほうまき)』
節分の夜にその年の恵方に向かって、
目を閉じて無言で太巻きをまるかじりすると、
幸せな年になると言われています。

今年の方位は《北北西》


このように綴られて折、私は思わず微笑んだ・・。


私は節分の豆は、50歳を過ぎた頃から年の数だけといっても食べすぎと感じているので、
齢を重ねた昨今、省略して6粒ほど頂いている。

鰯に関しては、ときたま頂いたりしているが、
背黒目刺も美味しいけれど、中羽目刺も欠かせない。
迷っているが、特に鰯は目が生きているような状態が全てであると思っている。

恵方巻については、東京の郊外では食べる習慣はなく、
関西寿司のような風味かしら、と思っている。

帰宅後、家内は1本巻を半分程に切った後、磁石を取り出して、
『北北西は・・こちらの方角かしら・・』
と煎茶を飲みながら、呟(つぶや)いたりしている。

そして半分程を食べはじめたので、
『夜に食べないと・・願いが叶(か)わないよ・・』
と私は言ったりした。

『解かっています・・半分は夜に頂くから・・』
と家内は微笑みながら、言ったりした。

私は東京の郊外で幼少から育っているので、寿司は江戸前しか頂かないので、
恵方巻を見詰めると婦女子の食べ物と感じたりしている。



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