夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『節分の日』、なぜ鬼がでるの・・?!   《初出2007.2.3.》

2008-05-09 13:52:47 | 時事【社会】
東京の郊外は、本日、明日は冬晴れとなっるので、
数多くのお方達はお休みでご家族でのんびりと過ごされるのかしら、
と朝の陽射しを受けながら感じたりしている。

本日は『節分の日』と云われいるが、
何故この時に【福は内! 鬼は外!】と叫びながら豆を撒(ま)くの、
と思ったりした。
何より、鬼がどうして登場したのか、
齢を重ねた私は改めて、思いをめぐらしたりしている・・。

私なりに調べ上げたので、最も解かりやすかったのは、
藤野邦夫・著の『幸せ暮らしの歳時記』であった。

無断であるが、転記させて頂きます。



立春の前日の2月3日に行われる『節分』は、
古代の中国にあった『追儺(ついな)』という行事が、形を変えたものだと云われている。
追儺とは、熊の皮をかぶって、金色の目玉が四つも付いた面をかぶった呪者が、
手に矛(ほこ)と楯(たて)を持って、疫病や災害を表す鬼を追い出す行事だったという。

それが日本に入ってきたのは、7世紀の飛鳥時代。
日本では『鬼やらい』とも云われるようになった。
『やらい』とは、追い出すことである。

8世紀の平安時代から、新年を迎える宮廷の行事のひとつとして、
大晦日に行われるようになった。

【慶雲3年(706年)に疫病が流行ったので、宮廷で鬼やらいをした】
という記録があるので、何か特別な事情があれば、
普段でも行われていたかもしれない。

このような形の行事が、次第に神社や仏閣に広がって、
鎌倉時代が終わる14世紀前半まで、延々と600年以上に亘(わた)って続けられたのである。

室町時代になると、鬼やらいは民間でも観られるようになり、
鬼に扮装した人を追い出す芸能形式のものと、
枡(ます)に入れた『炒(い)り豆』を撒く形式のものと二分された。

干支(えと)に当たる『年男』が撒いた豆を、年の数だけ食べる様式が成立したのも室町時代からのこと。
この豆撒きもまた中国から伝来した風習だといわれているが、
『まめ(健康)になる』という語呂合わせから、豆が撒かれたという説もある。

このような行事が『節分』と呼ばれるようになったのは、
文字通り『季節を分ける』行事だったからである。
つまり、鬼を追い出す行事は立春の前日だけでなく、
立夏、立秋、立冬の前日毎に、年に4回も行われるようになった。
また、芸能形式のものは衰えて、手数のかからない豆撒き形式が中心となっていった。

・・かつての節分は、病気と災厄を逃れる為の神聖な儀式であったことが解かる。
時代が下ると、今のように立春の前日だけに行われるようになったが、
それでも室町時代と同じく『福は内、鬼は外』と叫んで豆を撒く行事は、
暗鬱(あんうつ)な季節を過ごして春を迎える、
重要な節目であり続けたのである。



以上、長々と転記させて頂きました。


私はこの歳になって、初めて由来を知った訳であるが、
多くの日本文化の伝統は、室町時代にほぼ完成をしているが、
この『節分』もひとつか、とも改めて教示を受けたりしている。

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私の最近の心に寄せる歌・・♪

2008-05-09 13:48:50 | 音 楽
昨年の9月頃からは、
若き女性の『三日月』などを唄っている絢香(あやか)ちゃんに魅せられ、
百回以上は聴いている・・。

この方については、昨年の秋頃からこのサイトでたびたび綴っているので、
省略する。

正月を過ぎた頃、遅ればせながら『千の風になって』を聴きこんでいる・・。
そして秋川雅史さんの歌声に魅了されている。

このことに関しても、以前このサイトで綴っているので、省略する。

過日、NHKで『千の風になって』の特集番組で作詞・作曲された新井 満さんの歌を視聴し、
更に心が揺さぶられるように魅了されたりしている。
そして、涙ぐんだりしている・・。

定年退職後の3年生は、こうした2つの名曲に心を寄せ、過ごしている。

今日の日中、買物を最寄のスーパーでしていた時、
店内から『三日月』が流れてきた・・。

私は買物の品定めの手を休め、
『絢香(あやか)ちゃんだ・・』
と呟(つぶや)いたりしている。

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東京の郊外は、冬晴れとなり・・♪    《初出2007.2.2.》

2008-05-09 13:45:45 | 定年後の思い
今朝、天気予報を視聴していたら、
強い寒波がやってきました。
日本海側は、北海道から九州の広い範囲で雪が降り、
吹雪になったり雷の鳴ったりする所があるでしょう。
大雪の恐れがあります。
交通混乱や路面の凍結に注意して下さい。

太平洋側は、北海道や関東、東海では晴れますが、
その他の地方では雲が多く、雪が降る所もあるでしょう。
最高気温は平年並みか低めで、全国的に風の強い所も多く、厳しい寒さです。

と気象庁は報じていた。

東京の郊外は、昨日の日中までは春めいた陽気であったが、夕暮れ時から急激に寒くなった。

夜の9時過ぎに平年並みの寒さの中、
月を眺めると、満月のように煌々(こうこう)と月の光を観ていると、月冴(さ)える感があった。

10時過ぎに布団にもぐり込んで、田 月仙(チョン・ウォルソン)・著の『海峡のアリア』を読みはじめたが、
10ページ前後読んでいるうちに眠り込んでしまった。

今朝は3時過ぎに目覚め、この本の続きを2時間ばかり読んでいるうちに、
目が疲れ、目を閉じながら著作者の思いを考え込んでいるうちに、寝付いた・・。

朝の7時過ぎに目覚め、家内に、
『遅れをとった・・』
となどと、大声で言って、布団から起きだしたりした。

戸を開け放つと、柔らかでまぶしい朝の陽射しを受けたりした。

私の住む地域では、快晴の日中を迎えるが、平年並みの寒さが明日の朝方まで続く、と報じていた。

ここ一週間は春のような陽気もあり、戸惑ったりしていたので、
一転して冬晴れとなったが、この時節には私には心身ともに波長が合う、
とぼんやりと感じたりしている・・。

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月、冴(さ)える時・・♪    《初出2007.2.1.》

2008-05-09 13:42:30 | 定年後の思い
東京の郊外は春めいた陽気であったが、夕暮れから寒さを感じたが、
先程、庭先に下り立ち、薄暗い中の白梅の花を観たりした・・。

微風が吹いて折、たちまち私の身体は冷え込んだりしたが、
夜空の月を観た。
暗い夜空の中、月は煌々(こうこう)と光を放っていた・・。
厳粛な面持ちとなり、10年前の旅先の月を想いだされた・・。


2月の雪を舞う中、会津若松の付近にある芦の牧温泉に宿泊した時、
夕食後、大浴場の風呂に入った。

何かしら雪が止んだように感じ、露天風呂に移動した。
寒いので身体を湯に出来るだけしたり、
しばらくじっと湯の暖かさに身をまかせていた・・。

数分過ぎた頃、夜空に眺める余裕が出来た。

真っ黒な夜空、月がまんまるで光を放っていた・・。
私は呆然として、見惚れた・・。

寒さの増す冬空、満月を迎えた中、煌々(こうこう)と月の光に魅せられた。

古人からの伝えのように、
月冴えるとは、このような情景かしら、と感じられた瞬間であった。

東京の郊外は、今晩からは平年並みの寒さとなり、
明日の早朝はマイナス温度が予測されている。


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ときには、パソコンのバックアップ・・♪    《初出2007.2.1.》

2008-05-09 13:39:40 | 時事【社会】
昨年の初秋、パソコンを新調した時に、
富士通には『マイリカバリ』のソフト機能がある。

この機能は、ハード・ディスクをディスク・イメージとして、
CドライブにあるOS、各ソフト、各ファイル等をDドライブにコピーする機能である。
この時間は、20分前後となる。

そして私は、ハード・ディスクが壊れたことを配慮し、
更にこのDドライブのディスク・イメージを外部記憶装置としてDVDにコピーをしている。

私の場合は、5枚分のDVDとなり、約1時間半の時間を要している。

こうした作業を毎月、2時間ばかりバソコンのバックアップとして実施している。

Dドライブにある私個人用のデータ等は、CD-RW出来るだけ逐次バックアップをしている。

以前、バツクアップを怠り、私がある市販のソフトを使用して『日記』を綴っていたが、
ある時ハード・ディスクが壊れてしまい、10年前後の日記が消えうせてしまったことがあるので、
多少時間が要しても、私は今のようにバックアップをしている。

こうして綴っていると、私の20数年前頃が想いだされた・・。


この頃の私は、社内の情報部門で、汎用コンピューターのシステム開発からオペレーションまでしていた。
運用面で、前日データを夜間処理を終わらせ朝になると、
処理後の状況を磁気ープに必ずバックアップをしていた時もあった。
各ハードディスク装置から指定した磁気テープに、磁気テープ装置にセツトし、
各マスター、各ファイル、各データにバックアップをしていた。
70、80年代もこうした作業を各企業の情報部門分野ではしていた。


このような事を思い浮かべると、
今のパソコンのハード・ディスクだけを取っても、隔世の感がある。

お若い人は信じられないかと思うが、
1メートル四方のあるハード・ディスク装置は40~120メガ・バイトの記憶容量であり、
システムに応じて幾重かを並び立てていた・・。
この装置1台でも私の月給より高価であった。

私の現在のパソコンに内臓されているのは400キガ・バイトとなっている。
単純に試算すると、ハードデイスク装置100メガ・バイトが4000台分が並列していることになる。

汎用コンピューターを多少知っている私は、たどたどしいパソコンの80年代、
その後の90年代から驚異に飛躍して折、
たった20年前後でこのようなことになるとは、
私は大いに戸惑ったりしたことがある。

定年退職後の3年生の私は、
このようなことを久しぶりに回顧したりしている・・。


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如月(きさらぎ)の時節を迎えて・・♪    《初出2007.2.1.》

2008-05-09 13:33:53 | 定年後の思い
東京の郊外は、晴れ時々曇り、日中は11度前後となり、
平年以上に暖かい日となるが夜からは冷え込む、
と天気予報は報じている。

古人達からこの時節、
寒さが厳しくなるので、更に重ね着を必要とするので、
『衣更着』とも綴られている。

昨夜、家内が里帰りで4泊5日して帰宅したが、疲れた表情であったので、
お風呂に入って貰い、お寿司を取ったりした。

私のこの二月に於いては、
中旬に5泊6日で雪の中の『奥飛騨温泉』に滞在し、周辺の山里、高山の散策をした後、
所得税の確定申告書の作成をする程度である。

この他は、これといって予定はないので、
散策や買物の折、早春の花、落葉樹の芽吹きが数多く観られれば、
退職後の3年生の身としては心が充たされると思ったりしている。


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我家は、初夏に衣替え・・♪

2008-05-09 13:31:02 | 定年後の思い
東京の郊外は、ここ1週間は安定した陽気に恵まれ、
ときには初夏のような暑さになることもある。

昨日も相変わらず、この15日ばかり夢中になっているこのブログの
【年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~】に
今まで4つのサイトに書き散らかした投稿文を整理、統合したりしていた。

昼下り、家内から和室に呼ばれ、
スリー・シーズンから初夏の衣替えをしていた。
私の肌着、靴下、スポーツ・シャツ、ズボン、フィールド・ジャケット等である。


私は定年退職後の3年生であるので、
現役時代に制服のようなスーツ、ジャケット、ネクタイ、ワイシャツ系は
洋服ダンスにひっそりと収納されている。

退職後の洋装は、登山専門店でスポーツ・シャツ、ズボン、フィールド・ジャケット等を購入し、
夏のポロ・シャツだけはデパートを利用している程度ある。

このような形で冬用、スリー・シーズン用、そして夏用に備え、それぞれ収納している。


購入したての品は、やむえず都心に行く時、懇親会、旅行などの外出着とし、
その後は最寄の買物、散策用に格落ちし、
そして室内用となった後は、最後は庭の手入れとしている。

私は程々良い物を長く愛用する堅実派かしら、
と微苦笑している。


そして私は、
『梅雨寒の時もあるから・・
スリー・シーズン用のスポーツ・シャツを2枚だけ残してね・・』
と家内に云ったりしていた。

『貴方が・・ご自分で・・選んでください・・』
と整理、収納に忙しい家内に云われてしまったりしている。

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我家は、初夏に衣替え・・♪

2008-05-09 08:26:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、ここ1週間は安定した陽気に恵まれ、
ときには初夏のような暑さになることもある。

昨日も相変わらず、この15日ばかり夢中になっている別ブログの
【年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~】に
今まで4つのサイトに書き散らかした投稿文を整理、統合したりしていた。

昼下り、家内から和室に呼ばれ、
スリー・シーズンから初夏の衣替えをしていた。
私の肌着、靴下、スポーツ・シャツ、ズボン、フィールド・ジャケット等である。


私は定年退職後の3年生であるので、
現役時代に制服のようなスーツ、ジャケット、ネクタイ、ワイシャツ系は
洋服ダンスにひっそりと収納されている。

退職後の洋装は、登山専門店でスポーツ・シャツ、ズボン、フィールド・ジャケット等を購入し、
夏のポロ・シャツだけはデパートを利用している程度ある。

このような形で冬用、スリー・シーズン用、そして夏用に備え、それぞれ収納している。


購入したての品は、やむえず都心に行く時、懇親会、旅行などの外出着とし、
その後は最寄の買物、散策用に格落ちし、
そして室内用となった後は、最後は庭の手入れとしている。

私は程々良い物を長く愛用する堅実派かしら、
と微苦笑している。


そして私は、
『梅雨寒の時もあるから・・
スリー・シーズン用のスポーツ・シャツを2枚だけ残してね・・』
と家内に云ったりしていた。

『貴方が・・ご自分で・・選んでください・・』
と整理、収納に忙しい家内に云われてしまったりしている。

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