夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、国内旅行・・♪    《初出2007.4.15.》

2008-05-11 23:39:00 | 旅のあれこれ
私達夫婦は、国内旅行が共通の趣味なので、ときおり旅行にでかける。

これからの旅行としては、
来週の半ば、九州の平戸、嬉野に泊まり、
その周辺を観光周遊の2泊3日となる。

いつものことであるが、家内は1週間前から衣料の準備などをし、
ネットで旅先のホームページなどを検索し、再確認をしている。
私はデジカメの電源のリテウム・イオンの電池の2本を充電したり、
記憶媒体のCF(コンパクト・フラッシュ)512MBと1GBの2枚を初期化する。

私の愛用しているデジカメは、定年退職の記念として購入した品で、
コニカ・ミノルタの『ディマジュ A2』でレンズ一体型、
ズームは28~200mm程度あり、手ぶれ補正機能がある。

一眼レフのタイプも検討はしたが、
レンズ交換をする手間と手ぶれ補正の点からして、レンズ一体型にした。

これは観光旅行のツアーなどの短時間の観光などの撮影には、
私なりに機動力のあるデジカメと思い、
撮影した結果、不満足となった場合は、私のつたなさと思ったりしている。

5月の下旬には、家内の母と3人で恒例の温泉滞在で6泊7日、
6月中旬に家内と山陰地方に2泊3日、
そして8月の初旬に家内の母を誘い、群馬県に群生して蓮の花を3泊4日で観に行く。

これ以降は未定であるが、家内の母は沖縄に行って観たいわ、
と云っていたので、この一ヶ月に於いて家内と検討している。

昨年の10月の中旬に、家内の母にとっては初めての北海道、飛行機で、
私達3人で7泊8日で道央、道東地方を廻ったが、
やはり高齢なので周遊プランには十二分に配慮しなければならないので、
されど沖縄と私達夫婦は色々と思案している。

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薫風に吹かれて・・♪    《初出2007.4.14.》

2008-05-11 23:34:26 | 小庭の情景を眺めながら
家内と昼食後、
私は居間で塩野七生・著の『ローマ人の物語』第14巻(新潮文庫)を読んでいたが、
少し疲れを覚えたので、和室で毛布をかけて横たわり、
読んでいるうちに眠ってしまった。

目覚め、冷えた煎茶を飲んだ後、庭に下り立った。

5月の下旬の陽気となり、ときたま風が吹き、
常緑樹の新芽、落葉樹の若葉が揺れているが、
私は風に吹かれても心地良く感じている。
素肌にスリー・シーズンの長袖のスボーツ・シャツ1枚であるが、
この時節、少し異常かしら、ともみじの若葉、鈴蘭水仙の純白な花が揺れるのを見ながら、
思ったりしている。

そして、今朝、あるサイトで十勝地方にお住まいのお方の綴られたのを思い出した。

私が敬愛している【老いぼれのつぶやき】(m-tokati@goo)と題され、
正鵠な視線で日常と社会に対して淡々と綴られ、
私はこのお方から人生の知恵を日々学びを受けている。

今朝は雪が降る、と綴られて折、
私が5回ほど道東地方に旅行した時の情景を思い浮かべている。
そして、特に天候と土を相手に格闘している農家のお方は大変、
と思いを寄せたりしている。

私の旅行先で、5月の連休の時、
八幡平の峠で雪の降り、尾瀬のハイキングの時に前日降った積雪50センチに驚いたりしているが、
旅人なので、生活権に直結しない身軽さで、気楽に情景を見たりしていた。

このような思いうかべ、煙草を喫いながら、風に吹かれている。

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我が家の嗜好品・・♪    《初出2007.4.14.》

2008-05-11 23:19:10 | 食べ物、お酒
定年退職後の3年生の年金生活の私は、日常の買物を担当している。

通常の日常品に関しては、スーパーのチラシに家内が赤丸を付け、
これに基づいて最低限購入し、
この上に私なりの見て良い品と思えたのを買い求めてくる。

私の嗜好品としては、
日本酒の純米酒、ビール、煎茶、インスタント・コーヒーに関しては、
私が気に入った品を現役時代から続いている。

従って、嗜好品の在庫管理は、当然として私の責務であり、
こうしたのは現役時代から業務の一環として得意の分野であるので、
一面楽しみなことである。

先程は買物に行ってきたが、
『ネスカフェ ゴールドブレンド』が【お一人様1点限り】の格安であったので、
買い求めたりした。
このインスタント・コーヒーについては、
定年退職後に価格を意識して覚えた品である。

尚、調味料の醤油、ソース、塩、胡椒、マヨネーズ等は、
何時までたっても在庫管理が覚束(おぼつか)ないので、
家内の指示棒に従っている。

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雲ひとつなく、快晴の朝を迎えて・・♪    《初出2007.4.14.》

2008-05-11 23:15:39 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、雲ひとつない澄み切った快晴の朝を迎えている。

昨日は晴れ間であったが、夕方から風が強く吹いて、深夜に雨となっていた。

雨上がり、常緑樹の新芽、落葉樹の若葉がしっとり濡れて、朝の陽射しを受けている。
そして小枝、葉先の一部は、雨粒をたたえて、キラキラときらめいている。

この時節、深夜に雨が降り、朝の清々しい光景を迎えるのは、
理想的な情景としているので、贅沢なひとときを享受している。

日中は5月下旬のような24度前後の陽気を迎え、
余りにも絵に描いたようで、かえって戸惑っているのも事実である。

こうして陽射し、雨、そして土に育(はぐく)まれ、
樹木や草花が日増しに成長するのが、
改めて実感できる、と教示を受けている。

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花水木(ハナミズキ)の小花が咲き・・♪  《初出2007.4.13.》

2008-05-11 23:13:33 | 時事【社会】
東京の郊外は、染井吉野の桜、山桜も散って、
私の興味のない八重桜が咲きはじめている。

このような時節に、私は花水木の芽吹き、そして幼い葉を見せて、
小枝の先に白色の花弁状をした四つばかりの大きな総苞をつけ、
中心に緑黄色の小花が頭状にに集まって咲くが、
まだ緑黄色は淡い色合いとなっている。

昨日は、歯科医院の治療を終えた後、理髪店(散髪屋)に寄る為に、
住宅街の小道を歩いたが、ときおり花水木の清楚な姿が観られ、
私の心を慰めてくれる。

今日の午前中、買物の帰路に小公園で、
新緑の葉の中で白と淡さの小花に、思わず心ときめいたりしているのであった。

この花水木は、明治時代の終り頃、アメリカのタフト大統領夫人が桜の樹木を希望され、
当時の尾崎・東京市長がプレゼントし、
この桜のお返しに大正時代の初め頃に、
スイングル博士(農務省)から日本に送られた樹木であることは、
有名な日米の友情を深めた花のひとつである。

日本から送られた桜は、首都のワシントンのポトマック河畔で咲き、
日本の国民のひとりとして、私は花水木を享受出来ている・・。

私は以前、樹木の専門書を見ていた時、
別名はアメリカ・ヤマボウシ、と明示されて折、
私は日本の古くから観られるヤマボウシの雑木が好きなので、
成る程、と呟(つぶや)いたりしたことがあったりした。

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『ビートルズ』記念の切手・・♪    《初出2007.4.13.》

2008-05-11 23:11:21 | 音 楽
先程、買物に行った時、郵便局に寄った。

私は順番待ちをしていた時、通販などのパンフレットの置いてある棚に、
【結成50年記念 ビートルズ切手10種完】
と明示された一枚のチラシを手に取った。


英国郵便公社が発売され、
10枚の切手は解説と写真多数入りの専用ホルダーに収めてお届けします。
6種は非定形シール式切手で、
積み重ねられたレコード・ジャケットの図案です。
糊つき切手4種入りの小型シートでビートルズ人気に便乗し、
売り出されたギター、弁当箱、お盆等々が描かれています。

そして、価格は2,500円。

私は普通の記念切手として使用できるのかしらと思ったが、
《ビートルズ切手は、日本国内では郵便切手として使用できません》
と付記されていたので、ビートルズ・ファンのコレクション品と理解したのである。

お申し込みは郵便局の窓口で扱い、6月29日まで、
と記載されている。

私の妹のひとりは昭和23年生まれであるが、
ビートルズが日本公演の折、学校の反対を押し切り、観にいった一人であり、
家のステレオでよくレコードを聴いていた。
私はビートルズからは影響を受けなかったが、
『イエスタディ』の曲は、20世紀の代表する名曲のひとつと確信している。

この名曲は世界の数多くのシンガーが唄われているが、
私が10数人の方達の聴いた中で、
ビートルズ以外は、1970年前後、ワーナーから発売されたフランク・シナトラが、
最も感銘を受けている私である。

この名曲を映画の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』に於いて、
回想シーンに使用され、私なりに深く心を寄せたりした。

私はビートルズは苦手であるが、
『イエスタディ』を若き日のビートルズが発表されたのは、
この方達の才能には、ため息をしている・・。


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されど、テレビ・・♪    《初出2007.4.13.》

2008-05-11 23:04:03 | 時事【社会】
我が家のテレビは、32型のワイドのブラウン管で、
1997年(平成9年)の秋に買い改めた商品である。

これから数年後に、アナログ放送形式が廃止され、デジタル放送形式に変わるので、
ときおり薄型の液晶、プラズマのテレビのチラシを見ている。

完全デジタルの時は、止む得ず薄型に変えようと思っているが、
ここ数年で薄型の進化に驚いている。

更に最近のニュースでは、次世代の有機ELが年内に商品化し発売する、
と視聴したりすると、歳を重ねた年金生活の私は戸惑ったりしている。

私は確かに画面が鮮明で繊細な表示するのは好ましいが、
私なりにソフト面を最も重視しているのである。

モノクロ(白黒)のスタンダードの画面でも、
私は『二十四の瞳』、『七人の侍』等は数年に一回程度、
ビデオテープで観るのである。

ハードの進化は確かに享受を受けているが、
私は古い人なので放映される内容を何よりも重要視している。

このような思いでいるので、テレビの買い改める時、
迷っているのである。

尚、私のパソコンのデイスプレイに関しては、
2001年(平成13年)の秋に買い改めた時、
ブラウン管の19型フルフラットCRT、
或いは17型ワイド液晶、と迷った挙句、
古い考えの私は信頼度からブラウン管に決めた。

昨年の秋に、パソコンを買い改めた時は、20.1型のワイドの液晶としたが、
何となくブラウン管のディスプレイが懐かしく感じたりしたのである。


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やはり気になる団塊世代・・♪    《初出2007.4.12.》

2008-05-11 23:02:07 | 時事【団塊の世代】
午前のひととき、歯科医院に治療を受ける前に本屋に寄った。

三浦 展(あつし)・著の『団塊格差』(文春新書、定価:798円)を偶然に陳列棚で見つけ、
購入した。

三浦 展・氏に関しては、『下流社会~新たなる階層集団の出現~』(光文社)で初めて知り、
その後は総合雑誌などの記事を読んで折、
確かに世代、階層別の的確に分析能力のある方と思っている。

今回の『団塊格差』は、『文藝春秋』と協同調査と明示され、
2000人の団塊世代男女から得られた様々な数字を基に、
『団塊』人生60年をきっちり棚卸しする、
と解説されている。

私は25歳の時、大手企業に中途入社した時、
机を並べたのは新卒の団塊世代の人々であった。
私の務めた業界に苦楽を長年共にしたので、
やはり定年退職をまじかにした団塊の世代が気になるのである。
この中の一部の方も、早期退職優遇制度と称し、止む得ず業界を去った人々もいる。

そして妹の2人、家内も団塊世代であるので、
私にとっては何かと好感しながらも、少し心配したりしている。


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雨上がりの朝・・♪    《初出2007.4.12.》

2008-05-11 22:59:28 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、薄日の射す朝を迎えている。

昨日は午前中は快晴となったが、
午後より曇り空となり、3時過ぎに雨が降りだして、
6時過ぎに雨が止んだ後、夜の間に降り、早朝まで小雨となっていた。

常緑樹の新芽、落葉樹の芽吹き、若葉がしっとりとして折、
私は好きな情景である。

日中は快晴となり、18度前後のおだやかな日和を迎える。

私は9時半過ぎに、歯科医院で治療に出かけるので、
川沿いの遊歩道を歩く予定である。
遊歩道に沿って、川辺に咲く黄色い帯状となっている菜の花、
桜花は残っているかしら、と心をときめいたりしている。


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ときには、ひとこと多く・・♪    《初出2007.4.11.》

2008-05-11 22:57:36 | 定年後の思い
ときには、ひとこと多く・・♪
午前中のひととき、家内は予定通り、美容院に出かけ、
髪を切り、少し髪型を変えた。

帰宅すると家内は不安そうに、洗面台の鏡を見ていたりした。

『前のヘアー・スタイルより似合うよ・・』
と私は家内言った。

家内は少し照れて、
『そうかしら・・』
と云ったりしながら、髪型を気にしている。

『今度の方が、若く見えるし、美容師の方もセンスが良いよ・・』
と私は言った。

私はおしゃべりなので、家内はもとより、ご近所の奥様方にも立ち話などをよくする。
相手方から感じた長所を褒(ほ)め称え、
短所はあえて見逃している・・。

私は独断と偏見のある言動をして、
自分のつなさなを知っているので、
こうした偏屈な人になっているのである。

尚、家内の髪色は白髪が少し目立ってきたので、黒髪色に染めている。
私は35歳以上の女性が茶色系に染めているのを見かけると、
ご自分の魅力を粗末にしていると思っている。

日本に興味のある外国の知識人からみれば、
黒髪の美しさは何より日本女性に魅了される第一歩、
と確信している私である。


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私が買い求めた雑誌のあれこれ・・♪   《初出2007.4.11》

2008-05-11 21:12:35 | 読書、小説・随筆
私は昭和19年に東京の郊外の農家で生を受けた。

祖父、叔母、両親、兄2人などの7人の家族であり、
小作人の方達の協力を受けて、ある程度手広く田畑を耕していた。
そして多忙期の折などは、農業大学の実習生なども受け入れていた。

このような家庭環境であったが、
雑誌に関しては、農協の発刊する『家の光』しか記憶がなかった。


私が小学4年生を過ぎた頃、
都会から引越しされた同級生のサラリーマンの家に遊びに行った時、
居間にある書物を見て、余り多くあるので驚いた思い出があった。

この頃の私は、月刊誌の漫画の『少年画報』などを下校の時、
本屋で買い求め、読みながらとぼとぼ帰宅したりした。


私が読書に目覚めたのは、高校生になってからである。
人並みに文学の文庫本、単行本を買い求めたりしていたが、
雑誌は時事が好きであったので、週刊誌の『朝日ジャーナル』を買い求め、
海の彼方のケネディなどの政治家に心酔していた。


大学生活の時は、映画専門雑誌の『キネマ旬報』に熱中し愛読して、
これが原因で大学を中退し、映画青年の真似事の期間を過ごしたりしていた。

その後、文学に移り、純文学の月刊誌『文学界』、『新潮』、『群像』を読み、
総合雑誌の『文藝春秋』を不定期に購読していた。


25歳になった時、私は遅ればせながら企業に中途入社をして、
社会人のひとりとなった。
この時から社会人に相応しく、総合雑誌の『世界』、『中央公論』、『文藝春秋』を毎月読んで、
務めた会社は音楽界であり、何も素養のない分野であったので、
音楽専門誌の『レコード芸術』に必死に読んだりしていた。

この頃は私は独身青年であったので、
娯楽週刊誌の『平凡パンチ』まで読んでいたので、
一時は『世界』から『平凡パンチ』まで雑誌を読んでいるのは、
日本広しといえども私ぐらい、と自惚(うぬぼ)れしてもいた時期であった。


50歳半ばの時は、教養娯楽雑誌の『サライ』、
パソコン初心者向けの『暮らしとパソコン』などを読み、
ビジネス雑誌の『日経ビジネス』、
音楽専門誌の『オリコン』なども買い求めたりしていた。

そして定年退職の3年前頃は、
大人の生き方誌と称された『ほんとうの時代』を精読し、
私なりの退職後の生活を明確に思考していた。

定年退職後の3年生となった今、
定期に購読しているのは月刊誌の『文藝春秋』であり、
25歳からの総合雑誌として持続しているので、
程ほどに気楽に読めるので毎月逢える私の友かしら、と思ったりしている。
そして、ときおり買い求めるのは『サライ』である。

尚、私が本屋に寄り、買い求めるのは、
圧倒的に小説、随筆、歴史書、現代史などの単行本、文庫本であり、
これは高校生から変らないでいる。



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我家の夕食時は・・♪

2008-05-11 18:50:00 | 定年後の思い
我家は家内と2人住まいなので、
私の定年退職後の夕食時は、ほぼ安定し決まっている。

家内が料理を終える頃、私はお運びさんで、
居間のテーブルに並べ始める・・

私は晩酌をしながら、家内と他愛ない話をする。
私の亡くなった母はおしゃべりのタイプであったので、
私は遺伝し、7割方私の方が話題を切り出すのである。

いつも1時間前後で夕食を終え、
テーブルある皿、小鉢などを家内と台所に運ぶのである。

このように定期便のように夕食時は、始まるのであるが、
ときおり不定期となるのである。

たとえば日曜日のNHKの夜8時より、
『篤姫』という連続ドラマあるが、
家内は独りでゆっくりと観たいので、
日曜日の夕食は7時前後となるのである。

家内は私のおしゃべりに邪魔されず、
毎週観ているのである。

私はテレビに関しては、
NHKのニュースとドキュメンタリーの番組を観れば充分なタイプなので、
微苦笑したりしている。

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私が全面降伏する時・・♪    《初出2007.4.10.》

2008-05-11 16:49:14 | 音 楽
今月の『文藝春秋』を購入した後、歯科医院で予約した時間まで、
待合室で読んだりしていた。

この中で、【わが引揚げ体験と昭和の歌】と題されて、
作家の五木寛之、数学者・藤原正彦の両氏の対談されている。


私は異色の対談と感じたが、
引揚げ体験者であった、そして歌謡曲の好きなお二人と直感した上、
五木寛之・著作『わが人生の歌がたり』(角川書店)が発刊されて折、
こうした理由からこの企画が実現された、
と思ったりした。

この中で、私はとてもかなわない、と全面降伏した箇所があり、
歯科医院の待合室を忘れたかのように、思わずうなってしまった・・。


無断であるが、引用させて頂きます。



五木寛之・氏
・・美空ひばりの曲でも好きなのは『リンゴ追分』(詞=小沢不二夫/曲=米山正夫)ではなくて、
『津軽のあるさと』(詞・曲=米山正夫)なんです。

藤原正彦・氏
ああ、「りんごのふるさとは~」で始まる歌ですね。
僕も美空ひばりの曲の中でいちばん好きですよ。

五木寛之・氏
ひばりさんと対談した際に、
「私の歌で何が好きですか」と問われたので、
「『リンゴ追分』も大好きですけど、
同じ米山正夫さんの『津軽のふるさと』のほうがはるかに素晴らしいと思う」
と答えました。

「じゃあ、あす歌います」といって、
翌日、「ミュージックフェア」で歌ったら業界で大評判になった。

藤原正彦・氏
歌詞といい、メロディといい、
あの歌を聴かないで死ぬ人は気の毒だと思います。



以上、無断であるが、引用させて頂きました。
(原文より、勝手ながら改行を多くしました)


私は五木寛之・氏の選曲の感覚には好感し、
美空ひばり・女史との対談の際、明示され、
唄われた歌手の美空ひばり・女史の感性にも絶賛する。

何より私が、降参します、と感じたのは、
藤原正彦・氏の
『・・あの歌を聴かないで死ぬ人は、気の毒だと思います・・』
と言葉にしたことである。

私はときおり独断と偏見の言動をするが、
藤原正彦・氏の断定には、思わず全面降参します、
と感じたのである。


私は唱歌、叙情歌はときおり聴いたりして、思わず涙ぐんだりしている。

こうした思いがあるので、この対談の一部を読んだ後は、
苦笑したり、微笑んだりしていた。

そして、心の中で、


♪りんごのふるさとは
 北国の果て

【『津軽のふるさと』 作詞・作曲 米山正夫】


唄ったりしていた・・。


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桜花、水面(みなも)に散りはじめ・・♪    《初出2007.4.10.》

2008-05-11 16:42:16 | 定年後の思い
東京の郊外は、雲ひとつない快晴の朝を迎えている。

昨日は早朝の雨、夕方にひと雨、そして夜に雨が断続的に降ったりした。

常緑樹の新芽、落葉樹の芽吹き、若葉が陽射しを受けて、
雨に濡れた葉がキラキラと光を帯びている・・。

私は9時半過ぎに、歯科の治療に出かけるので、
川沿いの遊歩道を歩いて行く予定である。

川沿いにそって菜の花が、川辺に帯状に咲いているのを愛(め)でながら、
桜花が散っている中を歩き、
水面に花びらが散り、流れてゆくのもひとつの情景である。

こうした光景は古人から、花筏(はないかだ)と称して折、
私なりにこの時節の情感に心を寄せようとしている・・。

尚、私は桜花に関しては、舞い散る時が最も好きな情景である。

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時は流れて・・♪    《初出2007.4.9.》

2008-05-11 16:39:10 | 小庭の情景を眺めながら
ここ数週間、桜の開花と都知事選の立候補者のニュースなどに心が奪われ、
何となく浮ついた日々を過ごしてきた。

桜が散りはじめ、都知事選挙も終えた今、
平素の静けさを取り戻した中、午前中に買物に出かけたりした。

帰宅後、私の10年前の日記を見たりしたが、
10年ひと昔、と古人から云われているが、
月日の流れの速さに改めて驚いたりしている。

私は畳に横たわり、厚手の毛布を身体にかけて、
塩野七生・著の『ローマ人の物語』第12巻を読み終え、
そして第13巻の半ばまで読んだりしていた。
ユリウス・カエサルが暗殺され、その後のローマ・・

私はこのようなとりとめのない時を過ごし、
定年退職後のひとときを送り、
庭先などに下り立ち、煙草を喫いながら、新緑の樹木を眺めたりしている。

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