ネットのニュースを見ていたら、
【 今年の新入社員は『デイトレーダー型』 】
という見出しがあり、
私は定年退職後の三年生の身であり、目をパチクリして、戸惑ったりしている。
そして、記事の内容を読みと、憂いたり、苦笑している。
産経新聞の配信記事であり、無断であるが転記させて頂きます。
【
今年の新入社員は、「デイトレーダー型」。
社会経済生産本部は26日、恒例となっている新入社員の特徴をこう命名した。
同本部では、今年の新入社員について、
『就職した会社と共に育っていこうとは考えず、
常によい待遇、よい仕事を求めて《銘柄の乗り換え》(転職)をもくろむ傾向がある』と分析。
一日に何回も株取引を行い、細かく利益を確保しょうとするネット上の個人投資家に近いとしている。
戦後最長の景気回復局面にあることを背景に、
今年は久々に大量採用が実現した。
ただ、同本部では、『(学生側が有利な)売り手市場だっただけに、
早期転職が予想される』
とみており、
企業が以前のような企業戦士型の人材を育てようとしても、
『その期待は裏切られる』と指摘した。
新入社員タイプの命名は、昭和48年度から行われ、
平成15年度からは同本部が担当している。
昨年は『表面上は従順だが、様々な思いを内に秘め、
時にインターネット上の日記を通じ、大胆な自己主張をする』
との理由から、
『ブログ(日記風サイト)型』と命名している。
】
以上、産経新聞の配信記事を転記させて頂きました。
私は人事担当者のお方はお気の毒し思ったりしている。
採用試験を準備、実施し、正式採用とした上で、
新入社員の研修をした上、部署の配属を決め、
数年の内に一部の方が辞められることである。
安易に辞めるんだったら、不採用とした希望者を採用すればよかった、
と後悔などをされているだろう、
と思ったりしてしまうのである。
私は以前にこのサイトで、新入社員は少なくとも石の上に3年学べば、
少なからず一人前の社員になる、と綴ったりした。
私達の昭和40年代の新入社員は、新卒採用が圧倒的に有利であり、
転職し、中途採用は全く不利である。
60歳ぐらいまでの生涯年俸を配慮しても、転職は百人に一人ぐらいは有利といった状況であった。
私達の時代でも、会社の倒産、統廃合、リストラなどは数多く見られたが、
それでも新卒はある程度大切にされてきた。
昨今の新入社員で3年以内に辞められる心情が私には理解できない。
転職されても10人にひとり程度は、以前の会社よりも有利かと思われるが、
ご自分の生涯設計を考えると果たし・・
と思ってしまうのである。
私は確かに給与は重要であるが、同期、上司、経営者の方達から、
ひとりの社会人として自己形成に数多く教示を受けたりした。
せっかく入社できて、入社希望者でも望みが叶えられず不採用になった人も
思い出して欲しい、と思ったりしている。
尚、私は大学を2年で中退し、色々な分野にさまよった上、
25歳過ぎて、ある大手の企業に中途入社し、
定年退職まで務めたひとりである。
【 今年の新入社員は『デイトレーダー型』 】
という見出しがあり、
私は定年退職後の三年生の身であり、目をパチクリして、戸惑ったりしている。
そして、記事の内容を読みと、憂いたり、苦笑している。
産経新聞の配信記事であり、無断であるが転記させて頂きます。
【
今年の新入社員は、「デイトレーダー型」。
社会経済生産本部は26日、恒例となっている新入社員の特徴をこう命名した。
同本部では、今年の新入社員について、
『就職した会社と共に育っていこうとは考えず、
常によい待遇、よい仕事を求めて《銘柄の乗り換え》(転職)をもくろむ傾向がある』と分析。
一日に何回も株取引を行い、細かく利益を確保しょうとするネット上の個人投資家に近いとしている。
戦後最長の景気回復局面にあることを背景に、
今年は久々に大量採用が実現した。
ただ、同本部では、『(学生側が有利な)売り手市場だっただけに、
早期転職が予想される』
とみており、
企業が以前のような企業戦士型の人材を育てようとしても、
『その期待は裏切られる』と指摘した。
新入社員タイプの命名は、昭和48年度から行われ、
平成15年度からは同本部が担当している。
昨年は『表面上は従順だが、様々な思いを内に秘め、
時にインターネット上の日記を通じ、大胆な自己主張をする』
との理由から、
『ブログ(日記風サイト)型』と命名している。
】
以上、産経新聞の配信記事を転記させて頂きました。
私は人事担当者のお方はお気の毒し思ったりしている。
採用試験を準備、実施し、正式採用とした上で、
新入社員の研修をした上、部署の配属を決め、
数年の内に一部の方が辞められることである。
安易に辞めるんだったら、不採用とした希望者を採用すればよかった、
と後悔などをされているだろう、
と思ったりしてしまうのである。
私は以前にこのサイトで、新入社員は少なくとも石の上に3年学べば、
少なからず一人前の社員になる、と綴ったりした。
私達の昭和40年代の新入社員は、新卒採用が圧倒的に有利であり、
転職し、中途採用は全く不利である。
60歳ぐらいまでの生涯年俸を配慮しても、転職は百人に一人ぐらいは有利といった状況であった。
私達の時代でも、会社の倒産、統廃合、リストラなどは数多く見られたが、
それでも新卒はある程度大切にされてきた。
昨今の新入社員で3年以内に辞められる心情が私には理解できない。
転職されても10人にひとり程度は、以前の会社よりも有利かと思われるが、
ご自分の生涯設計を考えると果たし・・
と思ってしまうのである。
私は確かに給与は重要であるが、同期、上司、経営者の方達から、
ひとりの社会人として自己形成に数多く教示を受けたりした。
せっかく入社できて、入社希望者でも望みが叶えられず不採用になった人も
思い出して欲しい、と思ったりしている。
尚、私は大学を2年で中退し、色々な分野にさまよった上、
25歳過ぎて、ある大手の企業に中途入社し、
定年退職まで務めたひとりである。