夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

我家の白梅は、満開となり・・♪

2009-02-01 14:42:37 | 小庭の情景を眺めながら
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の5年生の身であるが、
玄関庭にある白梅が満開となっている。

主庭は隣家のマンション影響で、この時節は半日ほど陽影となっているので、
白梅は膨らんだ莟(つぼみ)であり、紅梅は固い莟の状況である。

先ほど、玄関庭に下り立ち、
昼下りの陽射しを受けた白梅の花が、ときおり微風が吹くと、
かすかに花びらが揺れて、まぎれない美を私は感じたりしている。

朝方は清麗を感じ、昼下りの陽射しの中では早春の訪れを実感し、
夜の薄闇の中に白き花が浮かんだりした情景を眺めると妖艶さも感じさせる
多彩な花であるが、
私は四季折々の花木の中で、特に魅了される花のひとつである。


このような思いになると、私は俳句を詠(よ)む素養はないが、
たわむれに一句を脳裏に浮かべたりしたのである。


凛(りん)として ほのかに匂ふ 梅の花


たわむれで詠んだが、拙(つたな)さがあり、
やはり私は散文で綴る方がよい、と微苦笑したりしている。
そして、煙草を喫いながら、早春の陽射しを受けた花びらを眺め、
心酔しているのである・・。



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『睦月(むつき)』に別れを告げ、そして『如月(きさらぎ)』を迎えて・・♪

2009-02-01 08:58:39 | 定年後の思い
昨夜、カレンダーを一枚破り、『睦月』に別れを告げ、
『如月』と大きく明示されのを見ながら、こんにちは、と心の中で呟いたりした。

そして、過ぎ去った正月以来が早かったと改めて感じたりした。
家内の母に私達の家に年末より来て頂き、新年を共に迎え、
中旬の私の母の命日の前には、私達夫婦は妹の2人と共にお墓参りをしたりしている。
これらのことは、毎年の恒例と4年ばかりとなっている。

昨日は、『平成20年分 所得税の確定申告』を
国税庁のネットの『確定申告書等作成コーナー』を利用し、作成したりしていたが、
医療控除以外は短時間で出来たりした。
このことも年金生活に入ってからは、この時節は恒例となったりしている。


あとは家内が、一度は奈良の『若草山 山焼き』を観たいわ、
と要望したので、私としては50年ぶりに、
家内と共に奈良に1泊2日のある旅行会社の企画された団体観光ツアーで訪れた程度である。

そして、わずか『西大寺』、『若草山 山焼き』、『長谷寺』、『室生寺』と観た限りであり、
雪の舞い降る中を歩いたりしたが、積雪が数センチある処はなかったのである。

こうして綴っていると、私の住む東京郊外に於いては、
今年の一月の『睦月(むつき)』は、雪の舞い降ったことがなかった、
と改めて気付いたのである。


2月は、古人から『衣更着』とも表示され、
ときおり早春の暖かな陽射しに恵まれた日もあるが、
寒さが厳しい折、突然に寒風となり、更に重ね着をされるので、
このよう表現になったと思われる。

別名称としては、梅見月、雪消月、木芽月とも綴られることもあるが、
私はこの時節は、梅見月が好きである。

早春のひととき、遊歩道、公園、付近の住宅街、旧街道を散策し、
冬木立、早春の花を誉(ほ)めながら歩き、
今年も花、芽吹きに巡り逢えた、という実感が好きなのである。

東京の郊外は、早朝は6度程度で、澄み切った青空となって折、
風もなく朝の陽射しをまぶしげに受けている。

日中は10度の陽気に恵まれ、
私は買物、散策で早春の陽射しにつつまれて、
あの椿(ツバキ)は、梅の莟(つぼみ)は、
と季節のうつろいを観るのに私なりに忙しいのである。

そして、心の片隅では雪恋し、と思いながら、
せめてこの『如月(きさらぎ)』の時、天上の気候の神々にお願いして、
雪が舞い降り、積雪5センチ前後ぐらいはお願いします、
と身勝手に祈願したりしている。



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