夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活の我が家、早くも10月度の家計簿の月次決算を終えて、やがて私たち夫婦は微苦笑して・・。

2016-11-01 14:49:18 | ささやかな古稀からの思い
東京の郊外は小雨降る朝を迎えた。

やがて私は家内と共に朝食を頂いている時、
『午前中は雨ですから、あなたは買物をやめて、家計簿を締めませんか?』
と家内は微笑みながら私に言ったりした。

『結構ですねぇ、早期決算は何よりだょ・・』
と私は明るく家内に応じたりした。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

世の中は夫65歳以上、妻は60歳以上の夫婦のみの無職世帯は、高齢夫婦無職世帯と称しているが、
私は過ぎし9月で72歳に進級し、家内は12月の誕生日を迎えると67歳となり、
典型的な夫婦のみの無職の高齢夫婦となっている。
            

我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸12年が過ぎて、年金生活13年目となっている・・。

こうした中で私たち夫婦は、月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している。

もとより社会の少子高齢化の中で、公的年金は目減りは減少してきたので、
私たち夫婦はお互い趣味の費用を捻出する為に、収支の実態をお互いに確認し、
ささやかに生活を過ごしたく、家計簿の月次決算をしている。

そして我が家としては、銀行、郵便局、信託銀行などの貯蓄は、
安全利回りが原則で、周知の通り金利はわずかである。

こうした中、年金生活を始めて数年は、200万円前後の赤字となったりしたが、
その後は毎年は120万円前後の赤字の実態なので、予定通り貯蓄の残額は減るばかりとなっている。
                                      

日常は買い物したレシートなど家内が一週間に一度ぐらいノートに簡単に集計している程度である。

こうした簡略な支出の区分項目を家内が、読み上げて                    
私はパソコンの表計算ソフトのエクセルを活用して、入力したりした。

たとえば厚生年金、企業年金などの収入の項目、そして郵便局の個人年金を入力した上、
そして銀行、郵便局、信託銀行などの残高を入力したりした。

やがて155円ばかり差異があったりしたが、
『大勢には影響はないょ・・食費に加算して合わせておくから・・』
と私は苦笑しながら家内に言ったりした。

そして5表ばかり我が家の独自の資産と収支別明細表を作成したりしたりしたが、
10月度は偶数月であり厚生年金が振り込みされ、耐久品も3万円程度であったので、黒字であった。

しかしながら一月からの通期は、もとより赤字となっている。
            

やがて私は家内と談笑している中、
『秋の旅行・・一昨年の八幡平周辺の藤七(とうしち)、ふけの湯、後生掛の温泉地に、
6泊7日以来・・ご無沙汰だよなぁ・・』
と私は微苦笑下ながら家内に言ったりした。

『そうよねぇ・・』
と家内は苦笑しながら応じたりした。


我が家の両親は、無念ながら家内の母だけとなり、
80歳過ぎた頃から膝(ひざ)を悪化して、まもなく杖(つえ)を突く身となって、
『要支援2』となってきた。

こうした中、整形外科、内科、眼科に通院している中、膝(ひざ)と腰に激痛が感じ、
昨年の5月より少し遠い大学病院で検査、そして入院、退院後の検査が加わりした後、
リハビリで近くの病院に行ったりしている。

そして家内は付き添う為に、家内の母宅で駐在することが多くなってきた。

やがて家内の妹が強力な援軍となり、家内と家内の妹が交互に、
家内の母宅に宿泊して、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。

そして本年の5月より、家内の母は市の福祉課が再審査を得て、
『要支援2』から『要介護1』と認定されたりした。

こうした関係で、家内は家内の妹とお互いに日程を調節して、家内が担当した期間には家内の母宅で孤軍暗闘し、
私は我が家で『おひとりさま』の生活をしたり、私たち夫婦の旅行も少し遠ざかったりしている。
            

私たち夫婦は10月初旬に予定としていた旅路も順延となったりしたが、
家内の母の容体が変化しない限り、11月初旬には旅立つことが出来そうである。

『この人生・・平穏な晩秋期の今でも、何かと予期せぬ出来事があるなぁ・・』
と私は心の中で呟(つぶや)いたりして、微苦笑している。

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