夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

物忘れ、認知症を防ぐ“脳にいい7つの生活習慣”、高齢者の私は学び、やがて朗報だと微笑みを重ねて・・。

2017-06-06 15:10:04 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、介護施設に関してネットで調べたりした時、画面の下段に関連記事として、
五つある中で、『物忘れ、認知症を防ぐ“脳にいい7つの生活習慣”』と題された見出しが明示されていた。

そして私は、『物忘れかょ・・』と心の中で呟(つぶや)きながら、苦笑してしまった。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

私は2004年(平成16年)の晩秋に定年退職した後、多々の理由で年金生活を始めて、
平素の買物は私が自主的に専任と宣言して、家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日、独りでスーパー、専門店に行く買物メール老ボーイとなっている。

平素の買物の際、我が家では、家内が新聞に添付されているスーパーのチラシを見たりし、
そして赤のサインペンで丸印を付けたりする。

この赤丸が我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、我が家の鉄則となっている。

こうした中で、私はスーパーなどに行って、年に一度ぐらい肝要なチラシを自宅に置いてしまい、
肝心の指示棒のチラシがない、と私は少しあわててしまう・・。

そしてチラシを思い浮かべながら、確かこの品だったよなぁ・・と10数品ぐらい買い求めたりしてきた。

私は失敗したら家内から、認知症の初級生と判断されるかもしれない、思いながら、
真剣に記憶テストに挑戦したりしてきた。
                           

しかしながら、ここ数年、70歳を過ぎてから、
チラシの横側に本日の必須の購入品を10数品書き込んであっても、一品ぐらい買物漏れをする時もあり、
帰宅後に家内から指摘されて、気付けるょ、と私は家内に詫びることもある。

こうした状況を体験しているので、いつの日にか認知症などの大病になれば、
自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、何かと物忘れ、認知症を防ぐことを学びたく、
記事を精読してしまった・・。

この記事は、恥ずかしながら女性専用の週刊誌『女性自身』に於いて、
2015年7月1日に掲載された記事のひとつであり、無断であるが転載させて頂く。

《・・物忘れ、認知症を防ぐ“脳にいい7つの生活習慣”
             

「昨年、男女に行った空間認知テストで、50代以上では、男性より女性のほうが好結果が出ています。
これは女性のほうが、脳を鍛えれば鍛えるほどいいということ。
知っておいていただきたいですね」
そう語るのは、諏訪東京理科大学・共通教育センター教授で脳科学者の篠原菊紀先生。

物忘れや認知症を防ぐには、脳のトレーニングがいいことはよく知られています。
でも脳トレは年齢に関係なく、とても効果的なものなのです。

あえて頭や体を使わなくても、私たちの生活の身近なところにも、
脳トレのチャンスはたくさんあります。

そんな、“脳にいい7つの生活習慣”をご紹介。

☆【朝は早起きして朝日を浴びる】

朝日を浴びると、セロトニン(ドーパミンなどと並んで精神面に影響を与える神経伝達物質)が
分泌されて集中力がアップし、またパフォーマンスも上がります。
約7割の人に有効だといわれています。
             
 
☆【自分や家族をほめてみましょう】

何かをしたらほめる、ということを繰り返すと、
線条体(運動機能ややる気に関与する)で行動と快感が結びつきます。
そうすると、その行動をしようと思うだけで、やる気が高まるのです。

 
☆【好きな洋服を着て外出しましょう】

ポジティブな気分で外出するなど、好奇心旺盛になることは、
ドーパミン(快感を増幅する神経伝達物質)が分泌されやすい状態です。
外の刺激にも敏感になり、行動力も増します。
             
 
☆【何かに感動しましょう】

脳にとって、何かに共感したり、感動することは、とても大切だといえます。
共感や感動には、前頭葉、側頭葉、線条体などが関わり、脳全体のトレーニングになるのです。

 
☆【料理や布団上げ、アイロンがけなどの家事に効果あり】

家事、手芸などの手仕事も、脳の活動を高めます。
皿を洗う、料理をするなどの軽い身体活動の積み重ねが、
アルツハイマー病のリスクを減らすという報告もあります。
             
 
☆【利き手ではない手で食事を】

箸を使っているときは、脳では知覚や運動、技術などに関わる頭頂葉、前頭葉、小脳などが働いています。
だからこそ、利き手でない手で食べると、さらに脳のトレーニングに。
 

☆【リラックスしてレジャーを楽しみましょう】

レジャーは、立派な脳トレになります。
実際に楽しく遊んでいるときは、やる気や意欲に関わる線条体が活動を高め、ドーパミンの分泌が増します。
ワクワク、ドキドキを大切にしてください。

 
ここで紹介したものは、ラクにできるものばかり。
いつもの日常に取り入れてみてはいかがでしょう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

【朝は早起きして朝日を浴びる】に関しては、私は朝陽が出ている時は、
ぼんやりとテラスに下り立ち、陽射しを眺めることが多い。

そして私は幼年期に農家の三男坊として育てられた為か、陽射しのお蔭で農作物、果樹も育てられる、と思ったり、
小庭にある常緑樹、落葉樹、そして草花も成長するよねぇ・・と微笑んだりしている。

こうした中で、ときには朝陽に向い、両手を合わせて感謝している。


【自分や家族をほめてみましょう】に関しては、
つたないサラリーマン航路を歩んだ私は、年金生活を予測した以上に安楽に過ごせるのは、ひとえに家内がいるから過ごせるので、
思いやりの言葉、しぐさは、サラリーマン時代は中小業の会社で鍛えられた私は、日に一度は少なくとも発露している。

こうした中で、家内は相変わらず料理、掃除、洗濯などをしてくれるので、
私はせめてと思いながら、家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、
何かと愚図な私でも、素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。
             

【好きな洋服を着て外出しましょう】に関しては、
私は普段着、外出着であれ、自分が似合う服が、ベストょ、と思っているので、
価格に左右されず、颯爽と出歩いたりしている。


【何かに感動しましょう】に関しては、
私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そしてご近所の奥様が、ある日に素敵な洋装を召したりして、しぐさが可愛らしく私は感じたりする時もある。

大半は随筆、ノンフィクション、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
たった一行でも心を揺すぶられることが多い。

或いは自宅で映画の作品を鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴いたりしているが、
少なくとも感動、そして感銘を感じながら、私としては生きている歓びを実感している。
             

【料理や布団上げ、アイロンがけなどの家事に効果あり】に関しては、
私たち夫婦の両親は、今や家内の母だけとなり、
やがて一昨年より家内が家内の母宅に宿泊数が多くなっている。
                         
やがて家内の母が『要介護2』となり、長女の家内と家内の妹が交互に、
家内の母宅に宿泊して、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。

こうした事情で、我が家では私が『おひとりさま』の生活となり、料理、掃除、洗濯などを戸惑いながらしているが、
何よりも楽しいのは、皿洗いとなっている。

たとえば過ぎし日、家内から借りた可愛らしいエプロンを着て、台所で皿洗いを始めた。
食器専用の洗剤液をスポンジにたらし、それぞれの茶碗、皿などに丁重に擦(こすっ)たりした後、
盛大に水道水で洗い清めたりした・・。

こうした時、どうした心情が解からないが、
♪嵐も吹けば 雨も降る・・と大津美子さんの『ここに幸あり』の歌を、かぼそい声で唄っていた。

そして♪・・女の道よ なぜ険(けわ)し  君をたよりに わたしは生きる・・
と唄ったりした。

この数分後、家内や私の妹も団塊世代の人であり、専業主婦が多く、
妻が専守防衛長官ように家庭内を維持管理していたので、もとより発言力も増し、
まして平成の時代になると、共稼ぎの多い時代に変貌してきたので、
この歌の内容は、死語だょねぇ、と苦笑したりしていた。

そして私は微苦笑しながら、確か1956年(昭和31年)の私が小学5年生の時に、
ラジオから盛んに流れていた歌だったので、
俺も古い人間でやはり齢は隠せない・・、と思ったりした。

こうした皿洗いを終わると、台所が綺麗になり、成果が素直に現れるので、
私としては楽しい時となっている。
             

【利き手ではない手で食事を】に関しては、
私は食事の時は、ご飯茶碗は左手、右手は箸・・70年近く習性してきたので、
《・・利き手ではない手で・・》恥ずかしながら不器用であり、困苦する。

或いは洋食の時、フォークは左手、ナイフは右手であるが、
これを逆にすることを思い浮かべても、無理ですょ、と微苦笑したりした。

この後、リンゴ、柿など果物を頂く時、右利きの私が、あえて左手にフォークを持ち、
頂くことぐらいしか浮かばない。


【リラックスしてレジャーを楽しみましょう】に関しては、
平素、ときには国内旅行でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

こうした中、ときめきを幾たびも感じ、私は家内に話しかけたりしている。
             
                          
今回の記事を読みながら、私は微苦笑しながら感じ受け止め、
これからもプラス思考で過すつもりの私は、認知症は勘弁してよねぇ、と呟いたりしている。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする