夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

大腸の内視鏡の検診、気弱な私が、昨年の早春に生れて初めて受診した、ささやかな思いでは・・。

2017-06-30 14:07:23 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の72歳の身であり、
一昨年9月中旬、市から年に一度の『特定健診』の通知書を二が月前に頂き、
私は最寄りの内科病院に受診した。

私の住む市では年に一度の健康診断は、
過ぎし平成19年度までは『お誕生日検診』と可愛らしい名称であったが、
この後は、何かしら基本健診に血圧測定、血液検査などが加味され、『特定検診』と改称された。

私は健康診断を受診する時、基本健診としては、
身長、体重、採血、心電、尿検査、血圧測定などが行われた後、最後に医師との問診となっている。
そして希望者には胃がん、大腸がんの検診があり、私は毎年受診してきている。

こうした中で、大腸がんの検診は事前に検便を指定された容器に前日、当日分として採り、
提出することとなっていたので、予定通り特定健診日に提出した。

やがて2週間が過ぎた頃、『特定健診』の結果の問診を受けたりした。
そして齢相応の結果であり、微苦笑した後、大腸がんの検診に伴う検便に関しては、
二つのうちにひとつが少し血が混じっている、と私は担当医師から告げられた。

そして《大腸の内視鏡の検診》を受診して下さい、と私は担当医師から告げられたが、
風の噂で《大腸の内視鏡の検診》は、肛門から内視鏡で盲腸まで約1メートルを挿入すると聞いてきたので、
勘弁してほしい、と思いながら、もう一度を検便の検査を受けさせて下さい、と私は医師に懇願した。
            

そして数週間過ぎた頃、再挑戦したが、やはり二つのうちにひとつが少し血が混じっている、と判定された。

こうした中で、私は白内障の左眼、右眼の手術が迫ってきたので、
《大腸の内視鏡の検診》は、来年にしょうと決意した。

やがて昨年の一月下旬、『特定健診』を受けた医院長より、紹介状を頂いた上、
最寄駅の近くにある胃腸科病院を訪れて、大腸の内視鏡の依頼した。

まもなく担当医師に、検便の状況を報告し、問診を交わした後、
この後、40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は質問された。

『検査前には腸内を空にする必要がありますので、検査日の当日の朝に来て頂いて、検診されますか?』
と看護師さんは優しく私に言った。

『午前中に何かしら下剤を飲み、腸が綺麗になった後に検査ですので、短期決戦のようですねぇ・・』
と私は看護師さんに言ったりした。

『この他には検査前と致しましては、前日より下剤をお飲み頂く方法がありますょ』
と看護師さんは優しく私に言った。

『高齢者にやさしい検査前の方法で、ソフト・ランディグですねぇ・・』
と私は看護師さんに微笑ながら言ったりした。

『・・』
看護師さんは私の顔を見ながら微笑んだりした。
          
『私は気弱い身ですので、短期決戦のハード・ランディグより、ソフト・ランディグでお願いします』
と私は微苦笑しながらながら看護師さんに言ったりした。
          

この後、看護師さんは具体的に検査前日の食事、下剤薬の説明をして下さった。

◎2月29日(月)・・検査2日前
食事は普段通り。
就寝前に、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。

◎3月1日(火)・・・・検査前日
便やカスを腸内に残さないように、参考メニューを受けた。
朝食・・おかゆ(練り梅、卵雑炊風、鮭雑炊風に味付け。ただし、ネギなどの繊維質は避ける)
    うどん(素うどん)
    味噌汁、スープ、澄まし汁などは、具を少しにする。

昼食・・朝食と同様

間食・・ビスケット、クラッカーなど5~6枚
    アメ、ガム、氷砂糖
    水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯)

夕食・・形のある食べ物は絶対に避ける。
    スープ(具の入っていないもの)

夜9時頃、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。そして粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。

◎3月2日(水)・・・・検査当日
食事は摂(と)らない。
朝7時頃、粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。

    水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯)
    アメ、ガム、氷砂糖は可。

内視鏡の検査・・・午後1時30分~

このように40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は説明をして下さった後、
『下剤(プルゼニド)』を2錠の2セット、そして白い粉末の入った2セットと紙コップを私は手をされた。
            


やがて私は、この検査前の指示書に基づき、何かと小心者の私は忠実に守り、
食事、、『下剤(プルゼニド)』の錠剤、或いは白い粉末の【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲んだりした。

そして白い粉末の【下剤(マグコロール)】は、年に一度の『特定健診』の胃の検査で飲みバリウムより、
ジュースのような味が加味されて飲みやすかった。

そして検査日の当日は、前日の
夜は夕食も摂らず、白い粉末の【下剤(マグコロール)】の効果の為、
早朝4時、やがて10時、12時と三度ばかりトイレに行き特別便となったが、
宿便はとれたかしら、と私は微苦笑した。

やがて最寄駅の近くにある胃腸科病院に予約時の午後一時半前に、到着して待合室で待機していた。
まもなく60歳前後の女性の看護師さんより、上は作務衣風、
下半身は検査の為、レインウェア風の生地で御尻だけが開けようになっていたので、
私はもっともだよねぇ、と心の中で呟きながら微苦笑した。

そして予定時に40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、血液検査の注射、
肩の近くに大腸を静止させるの注射をして頂き、何かと単細胞の私は麻酔を素直に効果して、
この後の肝要の大腸の内視鏡の検診は、気を失って眠っていた。
            

目覚めると60歳前後の女性の看護師さんより、検査は終わりましたので、
水分補給を中核とした点滴をしたが、一時間近く要した。

この間、私は下腹部が張り、こうした状況を60歳前後の女性の看護師さんに尋ねると、
水分不足でおならを出せば、解消するはずです、とアドバイスされて、
私はこっそりと点滴を右腕の手首に受けながら、腰と足を動かして、10回くらいおならをすると、
確かに楽になったりした。

やがて大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
大きなポリープはふたつ有り、摘出して傷口は出血防止の為、クリップで縫逢し、
小さなポリープは6ばかり有り、いずれワイヤーで摘出しました、
と私に説明して下さった。

こうした中で、悪性腫瘍であれば、癌に進むこともあり、
よくみられるポリープと思われますので・・と医院長より私は言われて、御礼の言葉を重ねたりした。

そして、今後一週間はおかゆ、うどん、スープなどの消化の良いを食べて下さい、
と教示されたりした

この後、受け付けて精算した後、内視鏡検査(病理検査)の結果は10日過ぎた頃に来院して下さい、
と私は言われたりした。

今回のポリープ摘出費用は、院内の告知表で、一割負担で10、000円前後、
3割負担で25、000円前後から30、000円前後と明記されていたので、
私は二割負担の身であり、多くポリープがあっても20、000円で済み、
私は微笑ながら胃腸科病院を辞したのは、午後5時であった。
 
こうした中、私は一番戸惑ったのは、食事を一時的に断食することであった・・。
今回の場合は、検査の前日の夕食より、検査日の夕方まで、ほほ24時間を断食し、
検査の前日の昼食前まで、或いは検査後の夕食以降も、おかゆ、うどん、スープなどを私は食べたりしてきた。

平素の朝食は、五穀米の入ったご飯で、一汁七菜を愛食し、
夕食は鶏肉、豚肉、牛肉など大好きな私は食べていたので、大きく変貌し、
歌を忘れたカナリアのような心情となったりした。
やがて内視鏡検査(病理検査)の結果を聞くために、私は検査を受けた病院に訪れた。

まもなく大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
摘出したポリープを専門検査する処で精密検査された表を見ながら、
緊張している私に言ったりした。

『特に悪質な状態は見られないですが・・、
貴方様が心配されている癌などは・・こればかりは予見できなく、稀に発達した人もありました。
今後、血の混じった便・・或いは大腸が異常と感じられる場合、来院して下さい』
と医院長は微笑みながら、私は少しばかり安堵した。

やがて70歳以上の人の高額療養費の限度額の特権として、
一か月自己負担上限額『一般』1万2000円に基づき、私の住む調布市から、還付連絡を頂き、
いずれも樋口一葉さんのお札に満たない額を返金された。
 
 
そして昨年の秋、毎年の健康診断の『特定検診』を受診する中で、
いつもように大腸がんの検診を受け、やがて2週間後に、『異常なし』と診断された。

私は微笑みながら、大腸も70数年休みなく働いて下さっただから、
金属疲労のようなポリープが出来る場合もあったんだよなぁ・・と思い馳せたりして、
安堵を重ねたりした。

このような気弱な私が、昨年の早春に生れて初めて、大腸の内視鏡の検診を受診したこと、
思い浮かべたりして、微苦笑したりしている。
 
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コメント (4)
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