先程、ときおり愛読している朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.(ドット)】を見ている中、
【 スーパーもなくなる? アマゾン参戦で激化する“野菜戦争” 】と見出しを見てしまった。
私は年金生活の72歳の身であるが、定年した60歳より多々の理由で年金生活を始め、
自主的に平素の買物担当となった私は、家内から依頼された品を求めて、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。
最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。
ピーマン、タマネギ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、トマト、キュウリ等を買い求めている。
どのようなことなょ、と思いながら、この記事を精読してしまった。
この記事の原文は『週刊朝日』の2017年6月30日号日号に掲載された記事のひとつであり、
朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.(ドット)】に2017年6月21日に配信されて、
無断ながら転載させて頂く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/15/ecd44cae9fbbbdf4949b290b4c373603.jpg)
《・・生鮮野菜までネットで買えるサービス『アマゾンフレッシュ』を始めたアマゾン。
4月開始からわずか2カ月で対象地域を広げるなど、「順調に増加している」という。
驚きと警戒感が広がる流通業界。
そしてネット通販拡大で小売店はどう対抗するのか。
今、食をめぐって大きな変化が起きている。
「アマゾンは、本気で日本の市場をねらっている。
スーパーなどは店頭での品ぞろえや価格で対抗できず、厳しい戦いになる」(ネット通信販売会社の幹部)
“黒船来航”に農業関係者も注目する。東京都多摩地域で野菜をつくる50代男性はこう話す。
「本を売っているアマゾンが、野菜まで扱うなんて考えていなかった。
われわれは都心に近い利点を生かして、JAの直売所などで新鮮な野菜を販売してきた。
ネットだと買い物に出かける手間が省けるので、若い客層が取られてしまう。
『顔が見える』野菜を売ることで対抗するしかない」
ネット通販の成長で、スーパーが閉店し、店頭で野菜を買えなくなる。
こんなことが絵空事とは言えない状況が、米国ではすでに起きつつある。
『アマゾンフレッシュ』は2007年に米シアトルでサービスを始め、ニューヨークなど主要都市に広げた。
米国では自宅から遠い大型スーパーへ、車で買い物に出かける家庭が多い。
食材をまとめて自宅まで届けてくれるサービスは好評で、利用者が急増している。
あおりを受けたのが、小売り世界最大手『ウォルマート・ストアーズ』。
大型スーパーなど全米に5千超の店舗網があるが、昨年1月に154店を閉じるリストラ策を発表した。
ネット通販に顧客を奪われ、採算性の悪化が背景にある。
日本でも通販に押されて書店が減ったといわれるように、小規模な小売店は淘汰(とうた)が進む。
野菜・果実小売業の事業所数の推移をみても、個人の事業所は右肩下がり。
大型店やネット通販との戦いに敗れ、街の小さな八百屋さんは、次々と消えている。
寂しさも感じるが、小売業は競争が特に激しい。
消費者から支持されないと、生き残ることはできない。
ネット通販の分野では、国内勢も元気だ。
家電量販店のヨドバシカメラは昨年9月、都内23区などで『ヨドバシエクストリーム』サービスを始めた。
注文商品を配送料無料で、最短2時間半以内に届ける。
家電や日用品だけでなく、お菓子やインスタント食品も買える。
生鮮野菜はエクストリームサービスの対象外だが、「将来的には考えている」という。
『イオン』や『イトーヨーカドー』など大手小売業もネットスーパーを強化している。
生鮮野菜を産地から届ける宅配事業も成長分野だ。
『らでぃっしゅぼーや』(東京)は会員数が20万人弱で、この10年で2倍以上に伸びた。
売上高は約200億円で業界トップクラス。
昨年12月から利用している都内の30代の主婦は、共働きで子育て中の家庭にとって便利だという。
「3歳の娘がいて、スーパーでの買い物が大変だったので、家まで届けてくれるのがありがたい。
安くはないが、安全、安心をうたっていて、おいしいので満足。
いまはスーパーでの買い物は、ほとんどしない。
ママ友も野菜をネットで買う人が多い」
『オイシックス』(東京)は、会員数が14万人弱で、売上高は約230億円。
野菜の宅配事業の草分け的存在である『大地を守る会』(千葉市)と10月に合併する。
『オイシックス』の会員で都心に暮らす40代の夫婦は、季節感のある野菜が食べられることを評価する。
「素材にこだわろうと、利用するようになった。
月に3万円ほどかかるが、野菜の季節感を知ることは、子供にとっても勉強になる」
JA全農はネット直販サイト『JAタウン』を運営する。
野菜や果物などを扱い、2016年度の全体の売り上げは、前年度より3割増えた。
野菜の買い方が多様化するなか、「ネット通販のプラットホームを提供し、新たな販売チャネルの創出をめざしている」という。
うどんチェーン「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングス(神戸市)は、
子会社の『バルーン』(東京)を通じて新規参入した。
2月から有機野菜のセットなどを販売。20年3月末までに、売上高100億円をめざす。
『バルーン』の志水祐介社長はこう話す。
「食材関連の通販は、家電や書籍に比べて規模がまだ小さく、成長力がある。
『アマゾンフレッシュ』によって、ネットで食品を買うことの抵抗感が少なくなり、市場の活性化も期待できる。
外食企業として、その場で料理をつくることの臨場感や体験価値を、ネットの世界でも実現していきたい」
ネット通販は、若年層を中心に広がるが、高齢者にも便利な面がある。
足腰が弱って、買い物がおっくうになり、インスタント食品や缶詰に頼りがちな人こそ、使い出があるかもしれない。
活用術は、いろいろある。
通販は大量に買う必要があるとのイメージだが、ほとんどの会社は「にんじん1本」など、少量から注文を受け付けている。
一人暮らしでも、自分の必要な分だけを買える。
配送料がかかる場合もあるが、買い物の手間やコストを考えれば、必ずしも高くないとも言える。
ネット通販は、注文者の住所と届ける場所が、違っていても構わない。
買いたいとき、離れて住む子や孫に欲しいものを伝えて、注文してもらうこともできる。
頼むついでに、家族との会話を楽しめるかもしれない。
最近は大手だけでなく、地域のスーパーも宅配を強化している。
使い慣れたスーパーに、一度確認してみるといいだろう。
普段は店舗で買い、体調の悪いときや雨の日は届けてもらうこともできる。
『らでぃっしゅぼーや』は、70代以上の顧客も多い。
ネットを使いにくい人向けに、カタログを配り、電話注文も可能。
自社配送のため、基本的にいつも同じスタッフが届けてくれて安心だ。
野菜セットを定期的に届けるサービスも、各社が展開する。
ネットが使える人に、一度設定してもらえば、後は受け取るだけでいい。
野菜は種類が豊富で食べたことがないものもあるが、調理法はネットで紹介されている。
『オイシックス』は「20分で主菜と副菜が作れる」というレシピ付き献立キットも販売している。
ネット通販の今後の成長は間違いないが、小売店側も頑張っている。
イオンなど大手は農業に参入し、自ら野菜を育てる。
深夜営業する食品専門の小型スーパーを都市部に出して、若い世代を取り込む動きもある。
コンビニエンスストアも、野菜が買える場所になっている。
価格はスーパーよりも高めだが、必要なときにいつでも買いに行ける。
『セブン-イレブン』や『ローソン』は、ほとんどの店で野菜を扱う。
『ファミリーマート』は8割の店で扱い、一部では低価格で「特売」もする。
JA全農と連携し、農産物直売所との一体型店も全国に約50カ所ある。
24時間、地元の野菜を買える。
野菜の買い方は、一変しつつある。
消費者からすれば、ネットでも店頭でも、買いやすくなるのは、うれしいこと。
いつでもどこでも野菜を買えるのが、当たり前の時代が、訪れている。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれず、たったふたりだけの家庭であり、
住宅街が広がる中で、少しばかり広い雑木の多い小庭の中、築後39年の古惚けた戸建に住んでいる。
そして私の生家も近くにあるので、私自身としてはこの地域に住んで、早や67年が過ぎている。
最寄駅としては、京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』の両駅は徒歩15分である。
或いは小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』の両駅は徒歩20分となり、
そして私が長年通勤で利用した『成城学園前』駅は徒歩30分となっているが、
何かしら京王線と小田急線にサンドイッチされたかのような辺鄙(へんぴ)な地域に住んでいる。
いずれの最寄駅までの路線バスの利便性は良い所でもある。
私は民間会社の中小業のある会社で35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋、定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたが、平素の買物ぐらいと思い立ち、私は自主的に買物の担当となったりした。
そして確か翌年の2005年(平成17年)の6月初旬の頃、
トマトを買い求めた当初は、苦い失敗談があったりした。
たまたまスーパーの店内に於いて、野菜売り場の近くにトマトの販売コーナーがあり、
家内はトマトが好きであり、少し高い値段であったが何より新鮮であったので、3つばかり買い求めたりした。
帰宅後、家内に手渡すと、
『わぁ・・立派なトマト・・美味しいそうだわ・・』
と家内は微笑みながら言ったりした。
やがて家内から、値段を訊(き)かれて、私は応(こ)えた。
『でもねぇ・・高過ぎるわょ・・我が家は年金生活ですから・・程ほどにして下さい・・
貴方は幼年期の頃、農家の児だったでしょう・・トマトの見極めぐらいは解っているでしょう・・
私は長い間、程ほどの品をお廉(やす)く買い求めてきたわ・・』と私は家内から叱咤されたりした。
『XXちゃんさぁ・・専業主婦25年選手でしょう・・ボクは買物一年生だょ・・気を付けますょ』
と私は家内に抗弁したりした。
これ以来、私は野菜、果実(くだもの)は、新鮮さを見極めながら、
程ほど品を廉(やす)く買い求めたりしてきた。
我が家はネットで買物したことはない時代遅れとなっている。
ときおりスーパーで買物をして、多めになった時は我が家に配達をしてもらったりしてきた・・。
特に野菜、果実(くだもの)に関しては、スーパーの店内で、新鮮で程ほどの価格を確認して、
買い求めている。
今回の記事を読み、“野菜”販売の最前線を学び、多彩な販売方法で、
“野菜”を買い求めることが出来ると知ったりした。
しかしながら我が家では、私が歩いて買物に行けるまで、従来通り、
店内で、新鮮で程ほどの価格を確認して買い求めるだろう、と思ったりした。
やがていつの日にか、私が体力が衰えた時は、スーパーにネット注文をして、配達して頂く・・
こうしたことを思い重ねて、独り微苦笑したりしている。
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