先程、ネットでニュース記事を彷徨(さまよ)っている中、
『 “日本人に効かない”健康法、「世界一受けたい授業」で話題に 』と題された見出しを見た。
私は年金生活13年生の身であるが、何とか自立した生活を過ごして健康を保っているが、
やはり健康でなければ、私なりささやかな願いも叶わないで、
こうした《“日本人に効かない”健康法》フレーズは初めてであり、こっそりと学ぼうとして精読してしまった。
この記事の原文は、内科医の奥田昌子さんが、
『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防』(講談社)を上梓され、
新聞・出版社の書評まとめ読み!読書家のための本の総合情報サイトの【Book Bang(ブックバン)】より、
紹介記事して掲載されて、2017年6月2日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・“日本人に効かない”健康法、「世界一受けたい授業」で話題に
いま、人種による「体質の違い」から考える医療が、注目されているのをご存じでしょうか?
先日、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系/4月29日放送)に出演した内科医の奥田昌子さんは
「日本人の体質にあったがん予防法」を紹介し大きな話題となりました。
がん予防以外にも、日本人特有の体質にあった病気の予防法は存在し、
奥田医師は、著書『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』で、さまざまな事例を明らかにしています。
たとえば、日本人に増えている糖尿病については、以下のような問題を提示しながら解説しています。
【問題1】糖尿病の真犯人は誰でしょう?
1.カロリー増
2.脂肪増
3.砂糖増
4.炭水化物(糖質)増
【正解と解説】
正解は〔2〕脂肪増です。
日本で糖尿病が増えた原因の1つは、日本人のカロリー総摂取量に占める脂肪の割合が、
上がったことと考えられています。
日本人が脂肪を過剰に摂取すると、おなかの内臓のすき間に、内臓脂肪がつきます。
内臓脂肪が問題なのは、インスリンの効き目を悪くする物質を分泌するからです。
こうなると血糖値が上がるだけでなく、膵臓がインスリンの分泌を増やして、
血糖値を下げようと頑張るため膵臓に負担がかかり、糖尿病が始まります。
健康診断で、おなか周りを測るのは、内臓脂肪のつき具合を調べているのです。
日本では糖尿病が増えていますが、〔1〕摂取カロリーと、
〔3〕砂糖の消費量は1970年代以降、減り続けており、〔4〕炭水化物の摂取比率も低下しています。
奥田医師は「体質」に着目した理由をこう語ります。
人種が違えば、体質が違うというのは、誰しもがなんとなく、感じていたことだと思うのですが、
「日本人がやっても意味のない健康法」や「日本人にあった病気予防法」が最新研究から明らかになってきました。
人の体質は、遺伝子によって決まり、基本的に一生変わらない部分と、
食事や運動、ストレスといった日頃の生活習慣を含む環境要因によって、変化する部分が絡み合って決まります。
日本は島国という地形の特徴もあり、他の国と遺伝的に混じりあう機会も少なく、
独自の文化や生活を育んできました。
その中で、「日本人特有の体質」というものも作り上げられてきたのです。
髪や目、肌の色など外見の違いだけでなく、食べ物の消化能力やアルコールを分解する力、
インスリンの分泌量、脂肪や筋肉の付き方など、見た目には分からない体の機能の違いも、
たくさんあるということが、本書を読むとよくわかります。
これまでの長年にわたる地道な調査に加え、
現在では、遺伝子解析技術の進歩によって、人種差に関する研究が進んでいるのです。
コレステロールや、テレビでも出題されていた便秘の問題も、「日本人の体質」は、いままでの常識と違うようです。
【問題2】コレステロールに最悪なのはどれ?
1.スナック菓子
2.イクラ
3.ホルモン焼き
4.卵の黄身
【正解と解説】
正解は〔1〕スナック菓子。
嫌われがちなコレステロールですが、じつは健康を維持するのに、欠かせないもの。
このコレステロールは、約70%が肝臓などで合成され、口から摂取するのは約30%だけです。
そして健康な人であれば、コレステロールを余分に摂取すると、
体内での合成が自然に下がって、コレステロールの数値が一定に保たれることがわかっています。
こうなると大切なのは、コレステロールを多く含む食品を避けることではなく、
体内でのコレステロールの合成を促す成分を避けることです。
そういう成分の代表が、飽和脂肪酸で、
牛肉や豚肉の脂、乳製品、スナック菓子やチョコレートなどに豊富に含まれています。
〔2〕イクラ、〔3〕ホルモン、〔4]卵の黄身は、いずれもコレステロールが多い食品の代表格ですが、
コレステロールの合成を高める成分が、少ししか入っていないので、食べても心配ありません。
【問題3】便秘のとき、何食べる?
1.アマニ油
2.レタス
3.ヨーグルト
4.おにぎり
【正解と解説】
正解は〔4〕おにぎりです。
その理由を奥田医師はこう述べています。
お米は、水分を含んだまま、大腸まで到達し、便を柔らかくしてくれます。
さらに、おにぎりのように冷えたお米は、でんぷんの約20%が「レジスタントスターチ」に変化します。
レジスタントスターチは、胃で消化されにくく、大腸まで届いて食物繊維と同じように働くとされ、
便秘改善が期待できます。
〔1〕ダイエットで油ものを控えすぎると、便のすべりが悪くなって、便秘になると言われていますが、
通常のダイエットで、そこまで油が不足する心配はありません。
〔2〕よく「レタス〇個分の食物繊維が入っています」と言いますが、
じつはレタスは、食物繊維がとても少ない野菜です。
〔3〕のヨーグルトも、腸内環境を整えて便秘解消に良いイメージがありますが、
日本人は世界の人々の中でも、腸内環境がきれいと報告されています。
ヨーグルトなどの乳製品で食物アレルギーを起こす人もいるので、気をつけてください。
あなたは、「日本人の体質」をどれだけ理解できているでしょうか?
オリーブオイルに赤ワイン、ヨーグルトなど、欧米から入ってきた食べものや健康法は多く、
「海外で流行っているから」と日本で、ブームになったものも多いですよね。
でも、「身体にいい」と言われているから続けているのに、
なぜかあまり効果が感じられなかったりした経験はないでしょうか?
それは、体質に合っていないから、かもしれませんよ。
毎年さまざまな健康法がブームになりますが、
その中には、日本人が取り入れても意味がなかったり、逆効果になってしまうものもあるというのです!
健康になりたいのなら、まず“日本人の”体質に合っているか? を考えることが、
これからの常識となりそうです。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は民間会社の中小業のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。
そして遠い勤務地に勤め、この期間も奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。
つたないサラリーマン航路を卒業した私は、定年退職した当時は、身長170センチ、体重70キロであったが、
年金生活は予測した以上に安楽な為か、体重が増えて、酷い時は78キロの時もある。
こうした中で、国民健康保険に加入している私は、一年に一回の健康診断があり、
この中には、お腹廻りの検査もあり、肥満体となった私は苦手となっている。
どうして検査するのよ・・と長年思ったりしてきたが、
今回の記事に於いて、《・・おなか周りを測るのは、内臓脂肪のつき具合を調べている・・》
恥ずかしながら生まれて初めて知り、そうでしたか、と私は苦笑したりした。
或いは【問題1】糖尿病の真犯人は誰でしょう?、と問いには、
ご飯をたくさん食べてきた私は、4.炭水化物(糖質)増、と確信しながら呟(つぶや)いたが、
正解は、〔2〕脂肪増、と知り、赤面しながら解説を読み、教示されたりした。
これ以外、無知だったことが多く、遅ればせながら微苦笑しながら多々教示されたりした。
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『 “日本人に効かない”健康法、「世界一受けたい授業」で話題に 』と題された見出しを見た。
私は年金生活13年生の身であるが、何とか自立した生活を過ごして健康を保っているが、
やはり健康でなければ、私なりささやかな願いも叶わないで、
こうした《“日本人に効かない”健康法》フレーズは初めてであり、こっそりと学ぼうとして精読してしまった。
この記事の原文は、内科医の奥田昌子さんが、
『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防』(講談社)を上梓され、
新聞・出版社の書評まとめ読み!読書家のための本の総合情報サイトの【Book Bang(ブックバン)】より、
紹介記事して掲載されて、2017年6月2日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・“日本人に効かない”健康法、「世界一受けたい授業」で話題に
いま、人種による「体質の違い」から考える医療が、注目されているのをご存じでしょうか?
先日、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系/4月29日放送)に出演した内科医の奥田昌子さんは
「日本人の体質にあったがん予防法」を紹介し大きな話題となりました。
がん予防以外にも、日本人特有の体質にあった病気の予防法は存在し、
奥田医師は、著書『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』で、さまざまな事例を明らかにしています。
たとえば、日本人に増えている糖尿病については、以下のような問題を提示しながら解説しています。
【問題1】糖尿病の真犯人は誰でしょう?
1.カロリー増
2.脂肪増
3.砂糖増
4.炭水化物(糖質)増
【正解と解説】
正解は〔2〕脂肪増です。
日本で糖尿病が増えた原因の1つは、日本人のカロリー総摂取量に占める脂肪の割合が、
上がったことと考えられています。
日本人が脂肪を過剰に摂取すると、おなかの内臓のすき間に、内臓脂肪がつきます。
内臓脂肪が問題なのは、インスリンの効き目を悪くする物質を分泌するからです。
こうなると血糖値が上がるだけでなく、膵臓がインスリンの分泌を増やして、
血糖値を下げようと頑張るため膵臓に負担がかかり、糖尿病が始まります。
健康診断で、おなか周りを測るのは、内臓脂肪のつき具合を調べているのです。
日本では糖尿病が増えていますが、〔1〕摂取カロリーと、
〔3〕砂糖の消費量は1970年代以降、減り続けており、〔4〕炭水化物の摂取比率も低下しています。
奥田医師は「体質」に着目した理由をこう語ります。
人種が違えば、体質が違うというのは、誰しもがなんとなく、感じていたことだと思うのですが、
「日本人がやっても意味のない健康法」や「日本人にあった病気予防法」が最新研究から明らかになってきました。
人の体質は、遺伝子によって決まり、基本的に一生変わらない部分と、
食事や運動、ストレスといった日頃の生活習慣を含む環境要因によって、変化する部分が絡み合って決まります。
日本は島国という地形の特徴もあり、他の国と遺伝的に混じりあう機会も少なく、
独自の文化や生活を育んできました。
その中で、「日本人特有の体質」というものも作り上げられてきたのです。
髪や目、肌の色など外見の違いだけでなく、食べ物の消化能力やアルコールを分解する力、
インスリンの分泌量、脂肪や筋肉の付き方など、見た目には分からない体の機能の違いも、
たくさんあるということが、本書を読むとよくわかります。
これまでの長年にわたる地道な調査に加え、
現在では、遺伝子解析技術の進歩によって、人種差に関する研究が進んでいるのです。
コレステロールや、テレビでも出題されていた便秘の問題も、「日本人の体質」は、いままでの常識と違うようです。
【問題2】コレステロールに最悪なのはどれ?
1.スナック菓子
2.イクラ
3.ホルモン焼き
4.卵の黄身
【正解と解説】
正解は〔1〕スナック菓子。
嫌われがちなコレステロールですが、じつは健康を維持するのに、欠かせないもの。
このコレステロールは、約70%が肝臓などで合成され、口から摂取するのは約30%だけです。
そして健康な人であれば、コレステロールを余分に摂取すると、
体内での合成が自然に下がって、コレステロールの数値が一定に保たれることがわかっています。
こうなると大切なのは、コレステロールを多く含む食品を避けることではなく、
体内でのコレステロールの合成を促す成分を避けることです。
そういう成分の代表が、飽和脂肪酸で、
牛肉や豚肉の脂、乳製品、スナック菓子やチョコレートなどに豊富に含まれています。
〔2〕イクラ、〔3〕ホルモン、〔4]卵の黄身は、いずれもコレステロールが多い食品の代表格ですが、
コレステロールの合成を高める成分が、少ししか入っていないので、食べても心配ありません。
【問題3】便秘のとき、何食べる?
1.アマニ油
2.レタス
3.ヨーグルト
4.おにぎり
【正解と解説】
正解は〔4〕おにぎりです。
その理由を奥田医師はこう述べています。
お米は、水分を含んだまま、大腸まで到達し、便を柔らかくしてくれます。
さらに、おにぎりのように冷えたお米は、でんぷんの約20%が「レジスタントスターチ」に変化します。
レジスタントスターチは、胃で消化されにくく、大腸まで届いて食物繊維と同じように働くとされ、
便秘改善が期待できます。
〔1〕ダイエットで油ものを控えすぎると、便のすべりが悪くなって、便秘になると言われていますが、
通常のダイエットで、そこまで油が不足する心配はありません。
〔2〕よく「レタス〇個分の食物繊維が入っています」と言いますが、
じつはレタスは、食物繊維がとても少ない野菜です。
〔3〕のヨーグルトも、腸内環境を整えて便秘解消に良いイメージがありますが、
日本人は世界の人々の中でも、腸内環境がきれいと報告されています。
ヨーグルトなどの乳製品で食物アレルギーを起こす人もいるので、気をつけてください。
あなたは、「日本人の体質」をどれだけ理解できているでしょうか?
オリーブオイルに赤ワイン、ヨーグルトなど、欧米から入ってきた食べものや健康法は多く、
「海外で流行っているから」と日本で、ブームになったものも多いですよね。
でも、「身体にいい」と言われているから続けているのに、
なぜかあまり効果が感じられなかったりした経験はないでしょうか?
それは、体質に合っていないから、かもしれませんよ。
毎年さまざまな健康法がブームになりますが、
その中には、日本人が取り入れても意味がなかったり、逆効果になってしまうものもあるというのです!
健康になりたいのなら、まず“日本人の”体質に合っているか? を考えることが、
これからの常識となりそうです。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は民間会社の中小業のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。
そして遠い勤務地に勤め、この期間も奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。
つたないサラリーマン航路を卒業した私は、定年退職した当時は、身長170センチ、体重70キロであったが、
年金生活は予測した以上に安楽な為か、体重が増えて、酷い時は78キロの時もある。
こうした中で、国民健康保険に加入している私は、一年に一回の健康診断があり、
この中には、お腹廻りの検査もあり、肥満体となった私は苦手となっている。
どうして検査するのよ・・と長年思ったりしてきたが、
今回の記事に於いて、《・・おなか周りを測るのは、内臓脂肪のつき具合を調べている・・》
恥ずかしながら生まれて初めて知り、そうでしたか、と私は苦笑したりした。
或いは【問題1】糖尿病の真犯人は誰でしょう?、と問いには、
ご飯をたくさん食べてきた私は、4.炭水化物(糖質)増、と確信しながら呟(つぶや)いたが、
正解は、〔2〕脂肪増、と知り、赤面しながら解説を読み、教示されたりした。
これ以外、無知だったことが多く、遅ればせながら微苦笑しながら多々教示されたりした。
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