第4章 古宇利島(こうりじま)往還、そして備前までの遊歩道
4月8日、私たち夫婦が宿泊している地域は、過ぎし3日間は曇りときおり淡い陽射しが続いてきたが、
早朝より待ち焦がれた青空となる快晴の中、北方のかなたにある古宇利島を訪ねることとした。
古宇利島(こうりじま)は、名護市の屋我地島と2005年に約2キロ近い古宇利大橋で結ばれ、
この大橋の景観がメディアに盛んに取り上げて話題となっている。
そして古宇利島の海辺はエメラルドグリーンで、島の北にはハートロックと称されたハート形の岩があり、
多くの人が訪れている、と私は今回の旅立つ一か月前の頃から学んできた。
しかしながら交通の手段は、路線バスを乗り継いで行く方法があるが便数が少なく、
レンタカーが最適であるが、免許証のない私たち夫婦は、タクシーで往還するには余りにも高価であり、
やむなく断念した。
やがて旅立つ一週間前、『やんばる急行バス』が無料のシャトルバスが、
今帰仁城跡~古宇利島の物産センターを走行していると知り、
乗車できる人は、やんばる急行バスの他の路線を乗車した方が、利用権が頂ける規約であった。
幸いにも私たち夫婦は、那覇空港前より本部(もとぶ)まで利用してきたので、
下車する前にドライバーさんより、やんばる急行バスが無料のシャトルバス利用券を
頂いたりした。
ただし利用権は3日以内であったが、ドライバーさんのご厚意で9日まで、
乗車できるようにして頂いたりした。
このような『やんばる急行バス』の無料のシャトルバスに乗車する為、
私たち夫婦はホテルよりタクシーで基点となる今帰仁城跡まで行き、9時15分発のバスを待機したりした。
まもなく私たち夫婦は、古宇利島の物産センター行きの無料のシャトルバスに乗車し、
バスのドライバーさんのご好意で、景観の良い所で止まって頂いたり、小休憩もして下さったりした。
そして私は、あれが有名となっている古宇利大橋・・と知り、微笑んだりした。
やがて古宇利大橋を走行して、島内の主要道路を一周して、まもなく島内の物産センター前に到着して、
私たち夫婦は帰路の2時間半ばかり、昼食をしたり、浜辺で過ごしたりした・・。
やがて島内の物産センター前の12時44分発の無料のシャトルバスに乗車して、
帰路に向かったが、海洋博公園の北方にフクギ並木、そして備前までの遊歩道を散策する為、
ハーソー公園近くで下車し、高速バスに乗り換えて、フクギ並木近くで下車した。
まもなく私たち夫婦は、備前までの海辺の遊歩道を歩き出した・・。
この前望にある島には、干潮の時には浅瀬となり、歩いて渡れると知っていたが、
干潮時間には約4時間もあり、やむなく断念したりした。
やがて遊歩道を戻る中で、額縁の中にある情景を真似事をして、たわむれに一枚を撮ったりした。
この後、フクギ並木を散策した後、ホテルに帰館して、
夕暮れのサンセット・クルーズに私たち夫婦は備えたりした。
《つづく》