夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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過ぎし4月、沖縄・本部(もとぶ)きままな旅路の遊学記【2018.4.5.~4.11.】 《4》

2018-10-24 07:52:28 | 旅のあれこれ

               第5章 サンセット・セーリング、大型ヨットを私たち夫婦だけで、享受して・・。

私たち夫婦は今回滞在した『マリンピアザ オキナワ』で、
4月5日の夕方にチェックインした時、チャレンジ・クーポン券が手渡された。


このホテルの全景には、『もとぶ元気村』の施設があることは、
旅立つ前には私たち夫婦は、公式ホームベージで知っていたが、宿泊者に限り、
この施設を殆ど無料に近く利用できることを知り、驚きながら私たちは喜んだりした・・。

何かしら一泊について、おひとり様2枚プレゼント(☆7月21日~8月31日は、一泊に付き、1枚)となり、
たまたま私たち夫婦は6連泊するので、総計24枚のチャレンジ・クーポン券を頂いた。

そして『もとぶ元気村』の施設の利用としては、
サンゴ礁とか魚が遊泳がしている情景が観られる水中展望室がある遊覧船には、通常は大人2200円であるが、
たった2枚のクーポン券で、
乗船料の代わりとなり、4月6日に乗船して、10数名の方達と共に楽しんだりした。

        

こうした中、私たち夫婦は、過ぎし年に石垣島でサンセット・クルージングとして小型のヨット船に乗船して、
福沢諭吉さんのお札を2枚支払って、成功体験をしてきたので、
今回の旅路でも、少なくとも2回は乗船しょうと、旅立つ前より話し合ってきた・・。

今回の『もとぶ元気村』に於いては、定員30名が乗船できる大型ヨットで、
サンセット・セーリングが、わずか3枚のクーポン券で、乗船料の代わりとなり、
お得感もさることながら恐縮したりした。

そして翌日の6日、7日も曇り空でときおり淡き陽射しとなり、
無念ながらサンセット・セーリングは、欠航となってしまった・・。

やむなく『もとぶ元気村』のスタッフに、明日以降のサンセット・セーリングの予定を尋ねたりしている中、
スタッフの責任者の御方が、私たち夫婦の前に来たりした。

『今回の滞在中、何よりも楽しみにしていたのは、サンセット・クルージングで、
2回乗船できる予約をしていましたが・・』
と家内はスタッフの責任者の御方に言ったりした。



        

そして8日は、早朝より待ち焦がれた青空となる快晴となり、
『これだったら、夕暮れよりサンセット・セーリングは実施されるよなぁ・・』
と私は家内に言ったりした。

こうした中、大型ヨットは定員30名が乗船できるし、私たちと同様に滞在している方達もいるので、
今回の乗船希望者は10数名かしら、と私は思い馳せたりした。

この後、まもなくして私たち夫婦は、この日の8日、そして9日のサンセット・セーリングを
改めて依頼したりした。


やがて当日の8日の夕暮れの6時過ぎに、『もとぶ元気村』の指定された場所に行くと、
まもなく若い男性のスタッフ2名が見えて、救命胴衣を私たち夫婦は手渡されたりした。

私は、こうしたかっこうは4年ぶりだよねぇ・・と家内に言ったりしたが、
乗船を希望される御方たちが見えなく、スタッフの方に、
今回、何名の御方と乗船するのですか・・と私は尋ねたりした。

『あなた様ご夫婦だけです・・』
と私たち夫婦は伝えられて、大型ヨットを貸し切り状況に、驚きながら恐縮したりした。

この後、若い男性ふたりのスタッフに引率されて、大型ヨットに乗船した私たち夫婦は、
客席がいくつもある中、恐縮しながら座ったりした・・。


        

そして操縦されるスタッフと私たち夫婦にガイドして下さるスタッフで、
まもなく夕暮れ迫る中、離岸した・・。

                 

定員30名が乗船できる大型ヨットは、私たち夫婦だけで、恐縮しながらも
ゆったりと
後部座席に腰かけて、周辺の海上を眺めたりした・・。

そして今後の人生も、こうした贅沢な機会はめったにないだろう、と思いながら、
波間に照らし出す淡きになっている陽射しを眺めたりした。


        


        


        


やがて太陽は、名残りおしそうに、かなたの波間にゆっくりと消えていった・・。

このように私たち夫婦は、贅沢な一時間半のひとときを過ごした・・。


しかしこの世の人生は不思議なことがあると、翌日のサンセット・セーリングで、
教えられたりした。

翌日の9日にも、私たち夫婦は予約していたので参加したが、
この時も私たち夫婦だけとなり、恐縮しながら戸惑ったりした・・。

        


        


私は残された人生に、偶然にこうした幸運な機会を与えられたことに感謝し、
下船した時、『私は74歳を迎える身ですが、何よりのプレゼントを頂き、
人生の良きひとときを過ごせて、感謝致します・・ありがとうございました・・』
と若い男性スタッフのお二人にお礼を言ったりした。

                             《つづく》


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