夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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老後の「おひとりさま生活」を充実させるために手放してはいけないもの、78歳の私は学び・・。

2022-11-05 11:41:04 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ている中、
『 老後の「おひとりさま生活」を充実させるために
                                                手放してはいけないもの 』、
と題した見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、いつの日にか、どちらかがあの世に旅立ち、
残された方は、『おひとりさま』の生活が余儀なくされるので、
私たち夫婦は、残された方を心配して、
ときおり身の周りのこと、生活費などを含めて、
困苦しないように話し合ったりしている。

このような事態であるが、
今回の《・・老後の「おひとりさま生活」を充実させるために・・
手放してはいけないもの・・》って、
どのようなことですか、思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、『女性セブン2020年11月5・12日号に掲載された記事で、
関連のマネーポストWEB 】の『ライフ』の『生活』に於いて、
2020年11月7日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ 老後の一人暮らしを豊かに生きる秘訣とは

2007年には高齢化率が21%を超え、「超高齢社会」となった日本。

配偶者との死別によって、「おひとりさま」となる人も少なくない。

さらに、平均寿命が長い女性であれば、
さらに「おひとりさま」となる可能性も高まるはずだ。

おひとりさまになれば、生活費用も少なくなり、
様々な部分で節約が可能となる。

生命保険の解約に始まり、煩わしい人付き合いまで
“何かをやめること”によって、
身軽で快適なおひとりさま生活を手に入れることができるのだ。



しかし一方で、「やめずに続けた方がいいこと」を見つけるのも
同じくらい重要だという。

経済ジャーナリストの荻原博子さんが言う。
「友達と食事や映画に行くなど、
趣味や人間関係に必要なお金は継続して使うべきです。

ジムや習い事なども、惰性ではなく、
心から楽しんで通っているのであれば、体の健康が保たれるのはもちろん、
そこでできた仲間と話すことで、気持ちも上向きになることが期待されます」(荻原さん)

荻原さんは、やり続けたいことが分かれば、
生きがいが見つかると続ける。

「北海道に紫竹ガーデンという観光名所としても、
人気の美しいお花畑があります。

ここは60歳でご主人を亡くされたお花好きの女性が土地を買い、
趣味で植物を植えたことから始まった場所なのです。

おひとりさまになった後も、生きがいを見つけて快活に働くことで、
 もうひと花咲かせることができる。
それが、人生の味わい深いところだと思います」(荻原さん)




「老後のひとり暮らし」やめて得するリスト




さまざまなモノや習慣を手放してきたおひとりさまの先達たちも、
それぞれに「やめられない」ものがある。

東大名誉教授で社会学者の上野千鶴子さんが話す。
「私がやめられないのは、パソコンです。
世界中どこに行くときでも、持ち歩いているので、
仕事やしがらみからは逃れられませんが、
その一方で、遠くの人ともつながっていられるし、
新聞も画面でどこでも見ることができる。

手放したくても手放せません」(上野さん)



同居していた母親を5年前に見送り、
子供は独立したという料理研究家の谷島せい子さんは
「新しい服を買うのは、やめられない」と笑う。

「私はいまも服は、けっこう買ってます。
例えば赤いセーターを買って気分が明るくなるんなら、
これまでご飯代や酒代に使っていたお金を、服代に回せばいい。

この年でエルメスのバーキンを買うのは、
さすがに“費用対効果”が悪いけれど、
セーターくらいはいいんじゃないかって思うんです(笑い)」(谷島さん)


上野さんは「手放せない」パソコンで精力的に執筆活動を行い、
谷島さんのコーディネートはファッションムックでも紹介されている。

2人とも、「やめられないこと」で大きな花を咲かせている。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、《・・老後の「おひとりさま生活」を充実させるために・・

  手放してはいけないもの・・》、78歳の男性の私でも、
多々教示されたりした。

私たち夫婦が、どちらかが『おひとりさま』になることは、



が体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある 長さ20センチ前後の左右に細長い臓器の膵臓(すいぞう)に
異変があることが推定された。

やがて私の住む地域の都立の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。

そして4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。


もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の死を想定したりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。

そして転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、ひとり住まいなどを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりしてきた。

もとより私の場合は、家事に関しては、掃除、洗濯、料理など、
若葉マークの初心者であったので、
家内から特訓を受けたりしてきたが、料理は難しいよなぁ・・、
微苦笑したりしてきた。



そして、今回の《・・「老後のひとり暮らし」やめて得するリスト・・ 》、
学びながら、これだったら、できるよ、と微苦笑したりした。

しかしながら、《・・「おひとりさま生活」を充実させるために・・
 手放してはいけないもの・・》に関しては、
具体的になんだろう・・と思い馳せたりした・・。


















            

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4 コメント

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Unknown (ちび子)
2022-11-06 08:40:00
谷島せい子さん
夢逢人様
谷島せい子さんの2012年の本、当時愛読書しておりました。ご自身の暮らしぶりを写真とともに紹介されている素敵な本で、いつかは私もあんな生活を… と思い、憧れておりました。
谷島さんのような素敵な生活はその後も出来ていない私ですが、老後破産しない程度にささやかな贅沢をする事も必要ね!と、美味しいお寿司とパンを買って来て食べました、笑。


老後の食事は配食サービスを利用される方も増えているようで、介護施設で作ってくれた食事を自宅で食べられたりもします。 なので将来、万が一ですが… シングルになられたとしても… 夕食も全然心配ないと思いますよ。

年齢を重ねる程、先の事は予測し難くなるものです。
なので萩原博子さんも、『不要な物は手放して、でも楽しみはちゃんと残してね。』とおっしゃっていらっしゃるのかなあと思いました。 (『老後の心配はおやめなさい』を読んだ時は逆に不安になりましたが、汗)

今朝もお散歩日和ですね。
秋を楽しんでいらしてくださいね!
返信する
Unknown (wainai123753)
2022-11-06 09:49:13
ちょっと、奥様が現在も御健在であるのに、失礼じゃないですか、とも思ったが、
高齢ともなれば、これが日常、こう、日々、自戒し、自身を省みるようになるんだろうなあ、と、これも、想像の域を出ません。

今年、八月二十五日に、五十歳(儒教・孔子様の言う、「天命」)になった私めには思われる記事でした。

誠に有意義な記事、御自身の未来を想定して憚らない、その貴兄の勇気と意義に感服致したままで、
私のこの、PCのキーを今、打ち終わります。

誠に有難う御座いました。

以上。よしなに。wainai.
返信する
心の中で、スキップするように (夢逢人)
2022-11-06 21:39:10
ちび子さま。

先程、貴女様よりコメントを頂いたことに気付き、
大変失礼を致しました。

>谷島せい子さんの2012年の本、当時愛読書しておりました。
>ご自身の暮らしぶりを写真とともに紹介されている素敵な本で、
>いつかは私もあんな生活を… と思い、憧れておりました。
>谷島さんのような素敵な生活はその後も出来ていない私ですが、
>老後破産しない程度にささやかな贅沢をする事も必要ね!と、
>美味しいお寿司とパンを買って来て食べました、笑。

私は谷島せい子さんの御著作の書物、未知ですが、
それぞれの御方が、ささやかな幸せを実感されれば、
何よりです、と思っている次第です。

>老後の食事は配食サービスを利用される方も増えているようで、
>介護施設で作ってくれた食事を自宅で食べられたりもします。
>なので将来、万が一ですが… シングルになられたとしても…
>夕食も全然心配ないと思いますよ。

ここ10数年、多岐な配食サービスを学び、
驚いたりしているのが実感です。

>年齢を重ねる程、先の事は予測し難くなるものです。
>なので萩原博子さんも、『不要な物は手放して、でも楽しみはちゃんと残してね。』
>とおっしゃっていらっしゃるのかなあと思いました。

私も同じようなことを思い馳せてきましたので、
貴女様の思いに、賛意致します。

>今朝もお散歩日和ですね。
>秋を楽しんでいらしてくださいね!

私も錦繍の時節、このなく好きで、
心の中で、スキップするように散策しています。

コメントありがとうございました。
返信する
真摯なコメント・・。 (夢逢人)
2022-11-06 22:06:31
wainai123753さま。

先程、貴兄よりコメントを頂いたことに気付き、
大変失礼を致しました。

>ちょっと、奥様が現在も御健在であるのに、失礼じゃないですか、とも思ったが、
>高齢ともなれば、これが日常、こう、日々、自戒し、
>自身を省みるようになるんだろうなあ、と、これも、想像の域を出ません。

私は定年後、私と同世代の友人、知人が7人、あの世に旅立ち、
動顛してきた次第です。

こうした中のひとりの知人は、63歳の時に、50代の奥様を亡くされ、
『おひとりさま』になった時は、若くして夫より、妻がなくなった実態に、
驚嘆させられました。

どのような仲良しの夫婦でも、いつの日にか、どちらかが亡くなり、
残された方は『おひとりさま』の生活が余儀なくされる現実です。

こうした中で、たまたま私の家内が3年前に大病に遭遇し、
退院後、色々な多岐の事を話し合ったりしてきた次第です。

>今年、八月二十五日に、五十歳(儒教・孔子様の言う、「天命」)になった私めには思われる記事でした。

>誠に有意義な記事、御自身の未来を想定して憚らない、その貴兄の勇気と意義に感服致したままで、
>私のこの、PCのキーを今、打ち終わります。

何かと気弱な私でも、家内の要望を叶える為に、
出来る限りしているのが、私の実態です。

真摯なコメント・・ありがとうございました。
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