夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

飛び石のような『おひとりさま』の生活をすれば、戸惑いながらも微苦笑し・・。

2015-07-24 12:12:35 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の70歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
年に4回ぐらい家内は、独り住まいの家内の母宅に行っている。

私より14歳ばかり齢上の高齢者である家内の母は、
私が民間会社のサラリーマンの定年退職した2004年〈平成16年〉の秋の直前に主人に病死され、
独り住まいの生活をされて、早や11年目となっている・・。
       
こうした中で、家内の母は自身の身の周りは出来ても、
大掃除、季節ごとの室内のカーテン、布団、暖冷房器具、衣服、庭の手入れなどは、おぼつかなくなり、
長女の家内は季節の変わるたびに、7泊8日前後で母宅に泊りがけで行っているのが、
ここ10年の恒例となっている。

そして家内は殆ど毎夜、家内の母の本日の出来事と安否状況を確認する為、
電話連絡をしている。
                                        
家内の母は、80歳過ぎた頃から膝(ひざ)を悪化して、まもなく杖(つえ)を突く身となって、
『要支援2』となっている。

ここ半年、ときおり膝(ひざ)などに激痛が感じるのよ、と家内に電話連絡などで言ったりし、
整形外科と内科に通院をしたりしてきた。

そして過ぎし6月1週間前の頃に、血便になっているから不安だわ、
と家内の母は長女の家内に電話連絡で言ったりした。

まもなく家内は、家内の母が住んでいる周辺の病院を検索して、
東京女子医科大学のある医療センター があり、やがて大腸の検査の予約日時が確定した。

こうして家内は家内の母が受診する前日から行き、当日の大腸の検査日、
そして翌日は自宅で安静日と思案して、3泊4日だけとなった。

やがて家内が付き添って家内の母は、初めての大腸の検査を受けた。
大腸のガンの要素、ポリープも無かったが、数多く服用している薬の中で、
血液をサラサラする薬の副作用で、大腸の一部に傷がつき、血便になっている、と診断結果であった。

そして安静させる為に、しばらく入院することになり、
家内は当面実家に滞在して、近くで入院している母の状態を見守ることとなり、
結果として11泊12日となった。

この間、私は我が家で『おひとりさま』の生活が延長となり、
サッカー、ブロ野球は延長戦は規定時間もあるが、私の独りぼっちの生活が、
いつまで続く、と戸惑いながら微苦笑したりしてきた。
          

そして昨今は過ぎし21日より、4泊5日で家内は家内の母宅に行っている。
過日、家内の母が入院した病院で、退院後の検査、
そして日常通院している内科、整形外科、眼科など専門病院に、
気丈夫だった家内の母が、気落ちしている状況を憂い、家内は付き添うこととなっている。

この後、飛び石のように28日より、3泊4日で家内は家内の母宅に行く予定となっている。
入院した東京女子医科大学のアドバイスにより、膝(ひざ)などに激痛の原因のひとつとして、
関連した医療センターで脳神経外科で検査を受けることとなり、
家内は付き添うこととなっている。
          

平素の私は、家事の全般の料理、掃除、洗濯などは、家内にお願いしていたので、
恥ずかしながら初心者の若葉マークのような身であり、戸惑いながら行っている。

たまたま本日の午前中は。台所にある調布市から配布されたカレンダーを見て、
『燃えるゴミ』の指定日を確認して、
これに対応して、調布市から指定された道路に面した門扉に置いたりした。

そして、最優先として一合ばかりのお米を洗い、五穀米を加えて電気炊飯器に10分後にセットし、
この後は読売新聞の朝刊を読みながら、冷茶とアイスコーヒーを飲んだりする。

やがて前菜は、新タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、
そしてミッカンぽん酢とお醤油をかけて、大きな皿に盛大に食べたりした。

この後は、十六穀米の入った白米のご飯、インスタントのワカメの味噌汁、
コブの佃煮、ラッキョの塩漬け、福神漬け、焼きノリ、シャケの瓶づめとした。

私は幼年期に農家の児として育ったので、齢はかり重ねた今でも、
ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の代表とされる『一汁三菜』の真似事をしている。

この間、ご飯の一合は多すぎるので、半分はラップに包んで、
こっそりと冷蔵庫の片隅に保存し、翌朝に電子レンジで温めて、頂いているサイクルとしている。
従って二日に一回だけ、お米を洗いのが実態となっている。
          
朝食後、台所で皿洗いなどをして、水遊びをした。

この後は、乾燥の機能がある洗濯機で、洗いから乾燥までしてくれるオール自動セットに頼り、
パジャマ、肌着、タオルなど2日に1回の該当日であったので、
あとはお願いねぇ、と洗濯機に向って呟(つぶや)いたりした。

そして3日1回ぐらいの部屋の掃除の該当日であったので、孤軍奮闘したりした。

このような家事の真似事をしている中、平素の私たち夫婦の日常ペースが狂い、
戸惑っている。
          

平素の私の午前中は、家内から依頼された買物で、買物メール老ボーイとなり、
独りで最寄りのスーパー、或いは駅前にあるスーパー、専門店に行ったりしている。

この後は、独りで自宅付近の3キロ範囲の小公園、遊歩道を散策して、
季節のうつろいを享受しているが、
『おひとりさま』の生活をしていると、何かと散策が慌ただしくなってしまい、
中止することもある。

何よりも困苦することは、私の母からの血筋を受けた私は、恥ずかしながら男の癖におしゃべりの為、
この世で一番気楽に話せる相棒がいなく、寂しいが本音となっている。

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