夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年に一度の『特定健診』の検査結果を受けて、やがて微苦笑を重ねて・・。

2014-09-19 14:15:24 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅みに住む年金生活の身であり、
まもなく下旬の誕生日を迎えると古希と称される70歳となる。

私の住む調布市から2か月前に、年に一度の『特定健診』の通知書を頂き、
この健康診断は、以前は『お誕生日検診』と平成19年度まで称されていたが、
何かしら基本健診に血圧測定、血液検査などが加味されている。

そして私の受診する基本健診としては、
身長、体重、採血、心電、尿検査、血圧測定などが行われた後、最後に医師との問診となっている。
そして胃がん、大腸がんの検診である。
          

昨夕、過ぎし16日に年に一度の『特定健診』を受診して、
この検査の結果の為に、最寄りの内科病院に訪れた。

やがて担当の医師から、基本の受診した採血、心電、尿検査、血圧測定などの結果を解説を受けた後、
大腸がんの検診の結果、異常はありませんでした、と医師から言われたりした。

その後に胃がん検診した時に、バリウムの白い検査薬を呑んだ状況の撮影された幾つかの断面図を
デスィスプレーに映し出され、詳細に解説して頂いた。

そして私は真剣な表情で聴いていたが、異常なし、と医師から言われた時は、眼だけは笑ってしまった・・。


私は民間会社の中小業に35年近く勤め、2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後、
その直後から多々の理由で年金生活をしている中、
この年に一度の『特定健診』の検査を毎年受診してきたが、66歳の時は糖尿病と診断されて、
青色吐息の中、食事の改善、ウォーキングを積極果敢にして、
何とか糖尿病から半年後に卒業できた苦い体験があった。

そして昨年は、何故かしら『胃がん検診』の結果だけは、『要精検(内視鏡)』に◎印が囲まれていた。
                    
私は担当の医師から、
『胃の下腹にあたる幽門部に粘膜面異常が見られますので、再検査をして下さい』
と写真の6枚を見ながら私に説明をして下さった。

『再検査と言いますと・・胃カメラを呑んで・・検査することですか?』
と私は医師に言った。

『代表的な検査としては、胃カメラで検査することが多いですね』
と明るい表情で医師は私に言った。

『そうですか・・』
と私は呟(つぶや)くように言いながら、落胆した。

私はこれまでの胃がん、大腸がんの検診をしてきたが、すべて良好の『精検不要』となっていたので、
生まれて始めて胃カメラを呑んで、再検査かょ、と何かと小心者の私は怯(おひ)えた。
                    

この後、この医師に調布市で胃腸科に関して評判の良い病院に紹介書を頂き、
そして紹介先の病院に訪れて、胃の再検査を予約の申し入れをした。

やがて評判の良い病院の医師から、梅毒があったら困るので血液検査、そして血圧検査をします、
と私は言われて、女優・島田陽子さんが20代の時のようなだった容姿端麗の看護婦さんから、
血液検査、そして血圧検査を受けたりした。

しかしながら気弱で品行方正な私に、梅毒があったら困るので・・と医師は明言され、
私は苦笑しながら微笑み返しをしたりしたが、何よりも美麗な看護婦さんのお逢いができた上、
検査日は10月24日の午前10時からと決定し、再会できる喜びもあった。


やがて検査日の前夜の9時過ぎからは、コップ半分ぐらいの水に耐えて、
当日の9時半に、この病院に着いた。
やがて島田陽子さんの容貌に似た若き看護婦さんから、何かしら体重測定、そして血圧検査を受けたりした。

そして水飴(みずあめ)のような液体を小さじに頂き、
『口の中で含み、絶対飲んだりしないで下さい・・5分ぐらいは我慢して下さいね』、
と若き看護婦さんから優しく私は言われたりした。

私は幼年期から女性に憧憬する癖がある上、
特に魅了された方には、何かと心も清らかな方と思ったりしてきたので、
『はい! 了解致しました』
と私は従順となり、明るく応(こた)えたりした。

その後、若き看護婦さんから私はベットに横身になるように言われた後、
眠くなりますが、と言いながら私の腕に注射をした。
そして口の周りにプラスティクの円形を絆創膏で固定した・・。
          

何かしら深い眠りから私は目覚め、そして口の周りにあった円形プラスティクもなくなり、
あれぇ・・検査終わったのかしら、とぼんやりとしながら感じたりした。

しかしながら眠りの感じが強く、ウトウトしていたら、
若き看護婦さんが近寄ってきた、検査は終わりましたが、隣のベットで一時間ぐらい、
横たわって下さい、と私に言った。

私は半分眠っているような状態で、隣室のベットに横たわった。

やがて医師の問診があり、私は医師から検査で写した鮮明な写真を8枚ばかり、
パソコンの画面から解説を受けたりした。
『胃潰瘍・・わずかに見られます』
と医師から私は言われたが、家内に胃潰瘍と診断されたこともあったので、私は安堵した。

そして私は『胃癌の初期状態は・・?』
と私は医師に問い合わせた。

『現状では、そのような徴候はありませんょ』
と医師は明るく私に言った。
          

帰路、駅前で家内からの依頼品を買い求めた後、
『胃がん検診』の再検査で、生まれて初めて胃カメラを吞んで受診したが、
恥ずかしながら私は眠っている検査をして下さったのだから、予期した以上に安楽だったなぁ、
と私は微笑んだりした。

そして帰宅後、家内に報告した後、
『胃潰瘍になる人は、何かとストレスの原因が多いらしいわょ』
と家内は私に教えてくれた。

私は現役時代のサラリーマンの時代は、職責を果たす業務の多忙の中、
プレッシャー、ストレスを感じてきたが、
年金生活の今、安楽な生活を過ごしているが、誰しもこの世で悩みの一つや二つぐらいはあるょ、
と微苦笑しながら、心配していた胃癌の初期状況でなくて、安堵したりした。
         

このように60代の10年間の中、二度ばかり障害を越えてきたりし、
身長は170センチが168.5センチと、1.5センチ縮〈ちじ〉んでしまったり、
体重も70キロから76キロと太ってしまったが、
多少太っていても、心身元気であれば良いではないか、と微苦笑を重ねたりとている。


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2 コメント

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よかったですね (花水木)
2014-09-20 07:47:48
胃カメラによる胃がん検査、クリアーなさって、本当によかったです。
おめでとうございます。
島田陽子さんに似た看護婦さんにお世話になる夢逢人様のご様子が
目に浮かぶようで(お会いしたこともありませんのに)、微笑ましく読ませていただきました。
私も胃カメラによる胃の検査は麻酔をしていただきましたので、
貴方様も全くおなじ状況でした。
本当に検査したの?と検査技師の方を疑いたくなるほど(笑)、知らない間に終わってしまいました。
やはり1時間ぐらい、ベットで休ませて頂きました。
慢性胃炎との診断を受けていますが、今のところ胃がんの心配はないようです。
しかし胃カメラは年1度、大腸内視鏡は2年に1度受けるように勧められています。
夢逢人様ももうすぐ古希をお迎えになられるのですよね。
どうぞいつまでもお元気にお暮らしくださいますよう祈っております。
返信する
貴女様は良き行動派です。 (夢逢人)
2014-09-20 19:00:22
花水木さま。

お久しぶりで~す。

いつも貴女様の投稿文を読ませて頂き、特に旅路の中で山歩き、ゴルフなど行程に入れられ、
ご主人様もとより元気(意欲)あふれる貴女様も良き行動派と感心させられながら、微笑んだりしています。

>・・胃カメラは年1度、大腸内視鏡は2年に1度受けるように勧められています。

胃カメラは昨年体験して、想像したよりも簡易でしたが、やはり苦手意識があります。
大腸内視鏡は未知の世界ですが、小心者の私は怯(おび)える、と思います(笑)

>夢逢人様ももうすぐ古希をお迎えになられるのですよね。
>どうぞいつまでもお元気にお暮らしくださいますよう祈っております。

ありがとうございます。
やはり健康、生きがい、意欲、そして程ほどのお金・・
貴女様ご夫妻の10分の1ぐらい私たち夫婦も真似事して、過ごしたいと思っています。

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