『 狭心症の発作を抑えるニトログリセリンは
服用のタイミングが重要 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
過ぎし2019年の元旦の早朝の2時過ぎ、
心臓の痛みで目覚めてしまった・・。
まもなく左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
左側に寝返りしたり、或いは右側に寝返りをして、痛みに耐えたりした。
この10日前に、このような状態があったが、一時間過ぎた頃に解消したが、
今回は痛みが去らず、継続しているので、不安を増した・・。
やがて元旦の早朝の5時過ぎに、私は痛みが半減してきたが、
やはり狭心症や心筋梗塞などのまえぶれであったら、
この後の私の人生は、何かと大変だ、と思い、
やむなく救急車を呼んで、病院で早期治療を受けようと決意して、家内に伝えたりした。
やがて、私たち夫婦は救急車に搬送されて、
私は世田谷区にある日産厚生会『玉川病院』で緊急治療を受けて、
痛み止めの薬を頂いたりした。
そして男性医師から、あなたが通っている最寄りの内科医院に状況報告書を書きますが提出して下さい、
その後、心臓に関する専門病院で、早めに精密検査を受けて下さい。
こうした中で、耐えがたい痛みを発生した時、『ニトロペン錠』を舐(な)めて下さい、
と私たち夫婦は言われたりした。
何かしら『ニトロペン』は、一般名として『ニトログリセリン』として知られて、
通常成人0・3〜0・6mg(本剤1〜2錠)を舌下投与する。
狭心症に対し投与後、数分間で効果のあらわれない場合には、
更に0・3〜0・6mg(本剤1〜2錠)を追加投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する、
解説文に明記されていた。
やがて病院を辞して、病院前よりタクシーに乗車して、我が家に向かう車内の中、
『元旦そうそう・・救急車で病院に行き、応急治療を受けるとは、まさかの出来事だったょ・・』
と私は苦笑しながら、家内に言ったりした。
まもなく私たち夫婦は我が家に到着した後、
家内が家内の母宅に介護に行く予定は、取りやめにして、家内の妹にお願いするわ、
と私は言われたりした。
結果的には、私は安静した状態で正月3が日を過ごすこととなり、
私たちは結婚以来初めて、静かなお正月を過ごすこととなるわねぇ・・
と家内から言われたりした。
今回、やむなく生まれて初めて正月三が日は、安静の中、戸惑いながら過ごした・・。
お節料理の好みの単品を揃えてきたが、思いがけない病状に、何かとプラス思考の私でも、
失墜感で、うつろな状況で食べたりした。
或いは日本酒、ウィスキー、ビールを年末で準備完了であったが、
一滴も呑めない正月三が日は、二十歳以来初めての出来事となったりした。
やむなく日中のひとときは、寝室の布団の中で身も心も預けて、
本を読んだり、昼寝をして過ごした・・。
こうした中、今後の私の予定をめぐらしたりしていた。
正月三が日明けの4日には、最寄りの内科医院に私は行き、
日産厚生会『玉川病院』より状況報告書を内科医院長宛てに手渡した後、
この内科医院長より、大きな循環器専門の病院に紹介状を書いて頂く。
そして循環器専門の病院として、私たち夫婦は思案した中で、
都心にある東京医科歯科大学の附属病院の中に循環器内科に受診できれば、と願ったりした。
このように思案したりし、3日の夕食を家内と共に頂いた後、
やがて私は夜9時過ぎに布団にもぐり、本を読だりしている中、寝付いたりした。
そして夜10時過ぎ頃、左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
『玉川病院』の医師のアドバイスに基づき『ニトロペン錠』を舌先で舐(な)めたりした。
やがて20分過ぎても鎮静化しなくて、やむなく2錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりし、
今回果たして『ニトロペン錠』で鎮静化がするのだろうか、と思いながら、
痛みに耐えたりした・・。
やがて効果なく3錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりした時、
私は家内を起こして、救急車で病院に行く、と決意したのは夜11時半過ぎであった。
やがて救急車が我が家に到着して、救急スタッフの御方が昨今の私の状況を把握し、
循環器専門の府中市に所在する『榊原記念病院』を進言して下さった。
そして『榊原記念病院』に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、早朝3時半すぎであった・・。
やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。
こうした苦い体験をしてきた私は、
今回の《 ニトログリセリンは、服用のタイミングが重要 》、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった・・。
この記事は、金沢市「浅ノ川総合病院」薬剤部主任の東敬一朗さんの連載寄稿文、
『高齢者の正しいクスリとの付き合い方』 のひとつで、
【日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて10月15日配信され、
無断であるが、転載させて頂く。
《・・ 高齢で動脈硬化が進んでしまうと、さまざまな病気の原因になります。
心疾患のひとつである狭心症も、動脈硬化が原因で起こります。
狭心症は、心臓に栄養や酸素を送る冠動脈が狭くなることで起こり、
発作時は主に胸痛が現れます。
予防が重要で、そのためにさまざまなクスリが使われています。
今回お話しする「ニトログリセリン」もそのひとつです。
ただ、ニトログリセリンは狭心症の発作を起こさないようにするというよりは、
できるだけ早い段階で、発作を抑える側面が強いクスリになります。
ニトログリセリンというと、みなさんはどのような印象をお持ちでしょうか?
私が学生の頃、患者さんにアンケートをとったことがあるのですが、
多くの方が「爆弾の材料」と回答していました。
そして、この印象が要因で発作が起きても、
使用を躊躇(ちゅうちょ)する傾向がありました。
ニトログリセリンは、たしかに少しの衝撃で爆発する危険性がありますが、
それは液体のときの話です。
狭心症に用いられるニトログリセリンは、
錠剤なので衝撃を与えても、爆発しないようになっています。
そこはご安心ください。
ニトログリセリンは副作用が少ないクスリであるということです。
ニトログリセリンが血管内に入ると、
一酸化窒素という物質に変わります。
この一酸化窒素が、血管を広げる作用を持っていて、
それによって心臓の血流をよくして、狭心症の発作を改善します。
一酸化窒素は、もともとわれわれの体の中に存在しています。
つまり、ニトログリセリンといっても、
実際は「体の中にあるものをクスリとして補充している」
くらいのイメージで間違いありません。
前述のアンケートでは、ニトログリセリンの使用時期についても
聞きました。
すると、多くの方が「発作が起きて少し休んでも、
症状が治まらなかったとき」に使用すると回答しました。
ただじつはこれ、タイミングとしては遅いのです。
胸痛発作が起こっているということは、
すでに心臓が悲鳴を上げているということです。
狭心症の発作が起きる場合、多くはその前兆があるといわれています。
歯に違和感がある、肩がこった感じがする、
胸が重たい感じがするなど、人によってさまざまですが、
そういった前兆が起こった時点でニトログリセリンを使うと、
心臓のダメージを最小限に抑えられます。
ニトログリセリンは、舌の下に入れて使う「舌下錠」という形になります。
ニトログリセリンは飲み込んでしまうと、
すべて分解されて効果がなくなってしまいます。
しかし、舌の下にある粘膜から吸収されると
そうした分解を回避できるため、効果が発揮されるのです。
ニトログリセリンは安全なクスリであること、
できるだけ早く使ったほうが、心臓にとって良いことを
理解していただいたうえで、適切に使いましょう。 ・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、金沢市「浅ノ川総合病院」薬剤部主任の東敬一朗さんの連載寄稿文より、
ニトログリセリンに関して、私は学び、多々教示された・・。
2019年の元旦に、私は救急車に搬送されて、
私は世田谷区にある日産厚生会『玉川病院』で緊急治療を受けて、
痛み止めの薬を頂いたりした。
そして耐えがたい痛みを発生した時、『ニトロペン錠』を舐(な)めて下さい、
と私は言われ、生まれて初めて『ニトログリセリン』の錠剤を知ったりした・・。
この時は、私は動揺していたので、遅ればせながら、
今回、効力のある『ニトログリセリン』の服用のタイミングが重要、
学んだりした・・。
あれから3年10カ月・・私は幸運にも、心臓の痛みなどなく、
健康診断の心電図の検査も、異状なく今日に至っている。
余談であるが、この時の退院時に、タバコの愛煙者の私は、
禁煙した。
この後、映画、文学青年の真似事をしている時、
やがて敗退した後のサラリーマン時代に於いて、
タバコを喫いながら、物事を思案したり、思考したりしてきた・・。
こうした習性が55年以上続き、タバコを喫煙したならば、
言葉とか文章が、脳裏より舞い降りて、こなくなるかもしれない、
と危惧したりした。
そして私は、困ったなぁ・・と溜息をしたりした後、
自身を鼓舞するように、人生は気合だ、と心の中で叫んだりし、
これを機会にタバコにお別れとなったりした。
私はヘビースモーカーです。
咳き込んだり痰が絡んでも、禁煙を出来ない私です。
先程、コメントを頂いたことに気付き、
大変失礼を致しました。
>体が悪くなったとはいえ・・禁煙をされたとは凄いですね。
>私はヘビースモーカーです。
>咳き込んだり痰が絡んでも、禁煙を出来ない私です。
まさか私は、一日20本入りのタバコを吸ってきましたので、
禁煙するとは、我ながら予想外の出来事でした。
私の場合は、心身にインパクトが強かった為、禁煙できた次第です。
コメントありがとうございました。