先程、愛読しているネットの『ダイヤモンド・オンライン』を見ている中で、
『 健康寿命を延ばす「10の方法」
生活習慣と食事、運動がカギ! 』と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、信愛を重ねて過ごしている。
しかしながら何かと単細胞で、思い込みの激しい私は、
思い違いがあったら大変だ、と思いながら記事を精読してしまった・・。
この記事は、『週刊ダイヤモンド』編集部の大坪稚子さんが纏(まと)められた記事であり、
関連の『ダイヤモンド・オンライン』の中のひとつ『アンチエイジング・老化防止』に配信され、
無断であるが転載させて頂く。
《・・同年代でも若々しい人もいれば、老け込んで見える人もいる。
その差はどこからくるのか。健康で長生きする秘訣を探った。
つまり、活性酸素の無毒化・除去ができれば、老化を防げるということになる。
特効薬はないが、日常的にできる対策の一つが抗酸化作用のある成分、食品を取ることである。
特に重要な成分が3つある。
まずビタミンE。脂肪の酸化を食い止める効果がある
(ただし、脂溶性ビタミンのため、必要以上に取ると体内に蓄積されてしまい、注意が必要だ)。
2つ目が、ビタミンC。活性酸素を消し去る力がある。
3つ目に、コエンザイムQ10。
ミトコンドリアの膜に含まれる補酵素で、抗酸化力が強く、ビタミンEの抗酸化作用を助けることが知られている。
「植物や動物は紫外線から身を守るために、抗酸化物質を蓄えている。
抗酸化力の強い食べ物をしっかり取ることをお勧めしたい」と白澤氏は言う。
表のように、βカロテンが豊富なニンジン、ビタミンCが豊富なブロッコリー、リコピンが豊富なトマト、
アスタキサンチンの豊富なサケの切り身など、抗酸化力の強い食品はいろいろある。
「食材を購入するときには、色の濃いものや、過酷な自然環境で育ったものを選ぶとよい」(白澤氏)。
前述の長寿遺伝子発見者のガレンチ氏の食事は、野菜中心で、ブロッコリーを積極的に取っているそうだ。
ブロッコリーには、ビタミンのほかに、発ガン物質の活性化を抑えるイソチオシアネートや
インスリンを助けるクロムなどさまざまな有効成分がある。
1ページ目の表の(3)に挙げた「ベジフル7」は、
厚生労働省が掲げる「1日に野菜5皿、果物2皿」を目安にしている。
重量でいえば、野菜350グラム、果物200グラム。
参考までにニンジン1本100グラム、リンゴ1個250グラムである。
(5)に「お酒を飲むなら赤ワイン」と書いたが、
これは脂っこいものを食べているのに、心臓病が少ないというフレンチパラドックスのことだけではない。
ハーバード大学のシンクレア博士は、赤ワインに含まれる
ポリフェノールの一種、レスベラトロールが長寿遺伝子に直接働きかけ、
酵母菌の寿命を延ばしたという研究を発表している。
もっとも、アルコールの取り過ぎは、問題。
米国のガン研究財団は「ガン予防の15ヵ条」で、男性は1日2杯以下、女性は1杯以下に
(1杯はビールで250ミリリットル、ワインで100ミリリットル)と定めている。
☆運動は定期的に継続的に行なうこと
長寿遺伝子を活性化させるために、食事と並んで重要なのが運動だ。
運動は定期的に、継続的に行なうことが重要だ。
「脂肪に含まれるアディポネクチンというホルモンは、血管修復や脂肪燃焼作用があるが、
太った脂肪細胞からは、分泌されなくなってしまう。
つまり、脂肪細胞を太らせないようにしなければならず、生涯にわたって運動する必要がある」(白澤氏)
興味深いことに、運動は何歳から始めても、遅過ぎることはないという。
たとえば水泳。体力や泳力は年齢とともに低下していくが、
「練習によって開発される能力は、高齢になっても向上することが専門家のあいだで確認されている」(白澤氏)。
長寿遺伝子を働かせ、健康寿命を延ばす――。
これは、食事と運動、そして前向きな生き方にかかっている。
自ら働きかけないと、長寿遺伝子は静かに眠ったままである。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
記事を読み終わった後、食事に関して具体的に学び、多々教示された。
私は、健康上の問題で日常生活が制限されずに、行動できる健康寿命は、
男性72.14歳、女性74.79歳と学んできた。
そして平均寿命と健康寿命との差は、男性8.84 年、女性12.35 年
(厚生労働省平成30年「健康日本21推進専門員会」資料)、と公表されている。
そして悩ましい亡くなるまでの日常生活に制限されるこの期間、
それぞれ多くの御方が自助努力をされ、何とか人に頼よる介護・要の期間を無縁に向かって、
平均寿命=健康寿命を目標に、日々を過ごされている御方が多いと思われる。
その上、高齢者自身の意欲と医療の更なる向上で、平均寿命が数年伸びる中、
多くの御方が心身溌溂とした晩年期を願い、私自身も念願したりしている。