夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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健康寿命を延ばす「10の方法」、生活習慣と食事、運動がカギ!、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2018-10-18 14:41:35 | ささやかな古稀からの思い

先程、愛読しているネットの『ダイヤモンド・オンライン』を見ている中で、
『 健康寿命を延ばす「10の方法」
        生活習慣と食事、運動がカギ! 』と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、信愛を重ねて過ごしている。

しかしながら何かと単細胞で、思い込みの激しい私は、
思い違いがあったら大変だ、と思いながら記事を精読してしまった・・。

この記事は、
『週刊ダイヤモンド』編集部の大坪稚子さんが纏(まと)められた記事であり、
関連の『ダイヤモンド・オンライン』の中のひとつ『アンチエイジング・老化防止』に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

              

《・・
同年代でも若々しい人もいれば、老け込んで見える人もいる。
その差はどこからくるのか。健康で長生きする秘訣を探った。

「100歳を超えても、若々しく人生を楽しんでいる人たちに共通するのは、
長寿遺伝子が働いていることにある。
長寿遺伝子を活性化させ、健康寿命を延ばす条件もわかってきた」。
こう話すのは、加齢制御医学を専門とする白澤卓二・順天堂大学大学院教授だ。

実際に人間の長寿遺伝子が特定されたわけではないが、
白澤氏は、100歳を過ぎてなお現役スキーヤーだった三浦敬三氏(故人)をはじめ、多くの“健康長寿者”に会い、
体の状態や食事、生活習慣などから、長生きの秘密を研究してきた。

健康寿命を延ばす10の生活習慣

その結果、提言をまとめたのが上の表だ。
簡単にいえば、健康寿命を延ばすには、
「(1)カロリーコントロール
 (2)運動
 
(3)前向きな考え方が不可欠」ということであり、
白澤氏は特に食事について注目している。

カロリーコントロールの必要性は、動物実験で実証されている。
長寿遺伝子「Sir2」を発見したマサチューセッツ工科大学(MIT)のガレンチ教授によれば、
餌を制限した酵母菌や線虫のほうがSir2が活性化され、寿命も50%延びたという。

「1日のカロリー摂取の目安としては、厚生労働省の日本人の食事摂取基準を参考に、
栄養バランスは崩さず、腹七分から八分に抑えるべき」と白澤氏は言う。
腹八分目の食事が長寿遺伝子を活性化させ、健康寿命を延ばすわけだ。

              
 
また、老化を抑えるのに必要なのが、抗酸化物質の摂取である。
人間の体内では、ミトコンドリアでブドウ糖などの栄養と酸素からエネルギーがつくり出されるが、
ミトコンドリアが漏出する酸素が活性酸素に変化し、細胞やDNAを傷つけ、老化を促進してしまう。

つまり、活性酸素の無毒化・除去ができれば、老化を防げるということになる。
特効薬はないが、日常的にできる対策の一つが抗酸化作用のある成分、食品を取ることである。

特に重要な成分が3つある。
まずビタミンE。脂肪の酸化を食い止める効果がある
(ただし、脂溶性ビタミンのため、必要以上に取ると体内に蓄積されてしまい、注意が必要だ)。

2つ目が、ビタミンC。活性酸素を消し去る力がある。

3つ目に、コエンザイムQ10。
ミトコンドリアの膜に含まれる補酵素で、抗酸化力が強く、ビタミンEの抗酸化作用を助けることが知られている。

「植物や動物は紫外線から身を守るために、抗酸化物質を蓄えている。
抗酸化力の強い食べ物をしっかり取ることをお勧めしたい」と白澤氏は言う。

表のように、βカロテンが豊富なニンジン、ビタミンCが豊富なブロッコリー、リコピンが豊富なトマト、
アスタキサンチンの豊富なサケの切り身など、抗酸化力の強い食品はいろいろある。
「食材を購入するときには、色の濃いものや、過酷な自然環境で育ったものを選ぶとよい」(白澤氏)。

食品で老化を防ぐ

前述の長寿遺伝子発見者のガレンチ氏の食事は、野菜中心で、ブロッコリーを積極的に取っているそうだ。
ブロッコリーには、ビタミンのほかに、発ガン物質の活性化を抑えるイソチオシアネートや
インスリンを助けるクロムなどさまざまな有効成分がある。


1ページ目の表の(3)に挙げた「ベジフル7」は、
厚生労働省が掲げる「1日に野菜5皿、果物2皿」を目安にしている。

重量でいえば、野菜350グラム、果物200グラム。
参考までにニンジン1本100グラム、リンゴ1個250グラムである。

(5)に「お酒を飲むなら赤ワイン」と書いたが、
これは脂っこいものを食べているのに、心臓病が少ないというフレンチパラドックスのことだけではない。

ハーバード大学のシンクレア博士は、赤ワインに含まれる
ポリフェノールの一種、レスベラトロールが長寿遺伝子に直接働きかけ、
酵母菌の寿命を延ばしたという研究を発表している。

もっとも、アルコールの取り過ぎは、問題。
米国のガン研究財団は「ガン予防の15ヵ条」で、男性は1日2杯以下、女性は1杯以下に
(1杯はビールで250ミリリットル、ワインで100ミリリットル)と定めている。

              

☆運動は定期的に
継続的に行なうこと

長寿遺伝子を活性化させるために、食事と並んで重要なのが運動だ。
運動は定期的に、継続的に行なうことが重要だ。

「脂肪に含まれるアディポネクチンというホルモンは、血管修復や脂肪燃焼作用があるが、
太った脂肪細胞からは、分泌されなくなってしまう。
つまり、脂肪細胞を太らせないようにしなければならず、生涯にわたって運動する必要がある」(白澤氏)

興味深いことに、運動は何歳から始めても、遅過ぎることはないという。
たとえば水泳。体力や泳力は年齢とともに低下していくが、
「練習によって開発される能力は、高齢になっても向上することが専門家のあいだで確認されている」(白澤氏)。

長寿遺伝子を働かせ、健康寿命を延ばす――。
これは、食事と運動、そして前向きな生き方にかかっている。
自ら働きかけないと、長寿遺伝子は静かに眠ったままである。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

記事を読み終わった後、食事に関して具体的に学び、多々教示された。

私は、健康上の問題で日常生活が制限されずに、行動できる健康寿命は、
男性72.14歳、女性74.79歳と学んできた。

そして平均寿命と健康寿命との差は、男性8.84 年、女性12.35 年
(厚生労働省平成30年「健康日本21推進専門員会」資料)、と公表されている。

 
そして悩ましい亡くなるまでの日常生活に制限されるこの期間、
それぞれ多くの御方が自助努力をされ、何とか人に頼よる介護・要の期間を無縁に向かって、
平均寿命=健康寿命を目標に、日々を過ごされている御方が多いと思われる。

その上、高齢者自身の意欲と医療の更なる向上で、平均寿命が数年伸びる中、
多くの御方が心身溌溂とした晩年期を願い、私自身も念願したりしている。


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