夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

“脳の健康”を保つ食生活4つのポイント、そして3つの生活習慣、改めて高齢者の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2019-08-03 15:03:38 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWポストセブン 】を見ている中、
『 “脳の健康”を保つ食生活4つのポイントと3つの生活習慣 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、ささやかな過ごしている。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年過ごしている。

今回の《・・“脳の健康”を保つ食生活4つのポイントと3つの生活習慣・・》の見出しを見て、
やはり気になるので、真摯に学びたく、記事を読んだりした・・。

そして今回の記事は、私が敬愛している医師で作家の鎌田 實(かまた・みのる)さんの寄稿文であり、
私は年金生活の中で、長寿の秘訣として、過ぎし年に鎌田 實さんより、
《・・減塩、野菜はたっぷり、運動したうえで、おいしいものを食べる・・》学んだりして、
日々の生活信条としてきた。

              

この記事の原文は、『週刊ポスト』の2019年8月2日号に掲載された記事のひとつで、
超高齢化社会を迎える今、認知・判断能力が低下するリスクが高まる高齢者は、 どんな備えをするべきか、
鎌田 實・医師が、 脳の健康を保つ食生活4つのポイントと、3つの生活習慣を紹介する内容で、

関連の公式サイトの【 NEWポストセブン 】に7月28日に配信され、記事の殆どを転載させて頂く。


《・・“脳の健康”を保つ食生活4つのポイントと3つの生活習慣  

(略)「老後2000万円」報告書の問題は、(略)
あらためて報告書を読んでみると、確かに大事なことが書かれていた。

なかでもぼくがいちばん気になったのは、認知症の人の資産についての記述だ。
認知症は年々増加し、2025年には700万人前後になると推計されている。

その認知症の人が保有する金融資産は、2030年には200兆円を超えるとか。
これは、個人の金融資産の1割に当たる額である。

そもそも65歳以上の高齢者の保有資産は、個人の金融資産の7割近くを占めている。
報告書では、これらのデータを使いながら、認知症だけでなく、
認知・判断能力が低下しつつある高齢者の資産をどう管理していくか、重要な課題の一つだとしている。

              

WHOは、つい最近、認知症予防ガイドラインを発表した。
そこで強く推奨されているのは、運動習慣、禁煙、血圧のコントロール、糖尿病の治療だ。

運動習慣を身につけながら、野菜をたっぷり食べ、
血圧と血糖値を上げないようにすることが大切ということだ。
あまり目新しさはないかもしれないが、内容は王道である。

医学誌「ランセット」に発表された、世界の複数の研究を解析した報告書もある。
高血圧、肥満、高齢期の難聴、喫煙、うつ病、社会的な孤立、糖尿病など、
いくつかの要因を取り除いていくと、認知症の発症を35%抑制できるという。

特に、高齢期に入ったら、たばこを止めること、うつ病にならないこと、運動すること、
社会的な交流を増やすこと、糖尿病を治療することが大事だとしている。

WHOのガイドラインは、栄養バランスのよい健康的な食事も推奨している。

ぼくは脳の健康を保つ食の「脳活」として、次の4つのポイントを挙げたい。

【1】一日350グラム以上の野菜を食べる

【2】油は、オメガ3脂肪酸を  青背魚やクルミ、エゴマ油などに含まれている。

【3】コエンザイムQ10  イワシやサバ、ブロッコリー、ホウレン草に多く含まれている抗酸化物質。
   脂溶性なので脳に到達しやすい。

【4】ビタミンE  コエンザイムQ10の働きを増強する。
   カボチャやアボカド、大根の葉、ウナギ、ハマチなどに多く含まれている。


ただし、WHOのガイドラインでは、
サプリメント(ビタミンB、ビタミンE、多価不飽和脂肪酸、マルチサプリメント)は、
認知症の予防の観点から推奨されないと明言している。・・・》

あくまでも食事からバランスよく摂ることが前提のようだ。

              

ついでに、「脳活」として3つの生活習慣もおすすめしたい。

A:朝の日光浴  
    朝、太陽に当たることで分泌されたセロトニンは、夕方、睡眠を誘発するメラトニンの材料に変化する。
    よい睡眠は、海馬から大脳皮質へ記憶を固着させる。

B:しっかりと口腔ケア
    歯周病菌は、慢性炎症を起こし、動脈硬化や認知症をひき起こすといわれている。
    いつまでも自分の口から食べられるように、口の中をきれいにすると同時に、
    カラオケをしたり、おしゃべりをしたりして、口を動かすことが大事。

    口腔フレイルを予防することで、認知症予防につながる。

C:運動プラス計算
    ウォーキングをしながら、足し算や引き算をする。
    同時に二つのことをするコグニサイズは、認知症予防にいいといわれている。
    認知症予備軍といわれる軽度認知障害(MCI)が、コグニサイズによって、40%改善したというデータもある。

認知症になっても、幸せに生きることはできる。
だが、認知症にならないように、備えておくことは大切である。

認知症に備える生き方やマネープランには、人生100年時代を生き抜くコツが詰まっているのだから。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                            

私は記事を読みながら、私が敬愛している医師で作家の鎌田 實(かまた・みのる)さんより、
改めて
多々教示されたりした。

特に《・・認知症予防ガイドライン・・ そこで強く推奨されているのは、
運動習慣、禁煙、血圧のコントロール、糖尿病の治療だ。

運動習慣を身につけながら、野菜をたっぷり食べ、 血圧と血糖値を上げないようにすることが大切ということだ。
あまり目新しさはないかもしれないが、内容は王道である。・》

このように改めて教示され、確かにそうですよねぇ・・と思い重ねた。

しかしながら私は今年の新年まで、長年タバコを愛煙してきたひとりであった。

過ぎし年の私は、大学一年生の時、ワンダーフォーゲル部に所属して、
夏の2週間の合宿の時、 中日(なかび)の休息日に、先輩が美味しそうにタバコを喫っていたので、
まもなく真似事をして以来、 タバコを愛煙してきた・・。

              

この後、タバコを56年以上及び日常の友としてきたが、 
今年の新年そうそう、夜に左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車にすがり、循環器専門の大きなは病院に搬送された。

そして病院に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、 早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。

この間、担当医師より、タバコをやめるように進言されて、
とおり禁煙しょうと思ってきた私は、何かと意志が弱い私は放棄してきたが、
いまやめなければ・・いつやめられるのよ、と自身を叱咤激励して、
タバコに別れをつげて、今日に至っている。

このように、認知症予防ガイドラインの禁煙を思い馳せて、微苦笑したりしている。

そして、何かと小心者の私は、認知症だけは勘弁して欲しいょ・・
と心の中で呟(つぶや)いたりしている。


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