感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。
こうした中、ときおりテレビのニュースを視聴したりすると、
新型コロナウイルスの感染の終息をさせる為に、
事前に公的機関による国民全員にPCR検査が実施した上、
予防としてのワクチンの接種も迅速に行う。
迅速に対処すれば、国民の大半は納得して、やがて終息させる・・。
このようなことを昨年の夏の頃に、無学の私でも、思い願ってきた。
過ぎし日、菅首相は、東京や大阪など9都道府県に発令している。
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を6月20日まで延長すると決めた、
テレビのニュースで私は知ったりした。
しかしながら、会見した菅首相は
「度重なる延長は・・心苦しい限り」と理解を求め、
オリンピック開催への反対論には、「安全、安心の大会に向けた取り組みを進めている」
と発言されていた。
しかし約3週間という延長幅についても、解除の要件についても、
明確な根拠や基準は示されず、幼稚園のクラス会のような中途半端であった。
延長は、やむを得ないとしても、国民にさらなる負担を強いる以上、
どうすれば日常を取り戻せるのか、収束に向けての出口戦略を示すのが、
国の最高責任者の責務である。
そして何かと無知な私は、
菅首相は単なる「五輪ありき」の7月23日開幕の東京オリンピックを見据え、
その1カ月前まで宣言を維持して、感染を可能な限り抑え込む危うい姿勢に、
落胆したりした。
昨今も感染者数が高止まりし、病床の逼迫(ひっぱく)が続く中、
感染者が下がりきらない中で解除した場合、
対策を緩和すれば再度の感染爆発を招きかねない。
そしてオリンピックの日程に縛られることなく、
指標に基づいたリスク分析と評価が必要だ、と新聞から学んだりした。
こうした中、感染のリスクを負うのは私たち国民であり、
菅首相は国民の健康と命を守る責務を放棄したら、
総理大臣の資格はない、と動顛しながら、思い重ねたりしている。
この間、75歳以上のワクチン接種に関して、
私の住む調布市より通知案内書が配達されたのは、5月15日であった。
やがて私は5月20日に、ワクチン接種の予約した結果、
1回目は、6月5日、そして2回目は3週間後の6月26日に、接種を受けたりした・・。
このようにワクチン接種の受けたが、何かと鈍感な私は、平素の体調と変わらず、
微苦笑をしたりした・・。
この間、接種からどのくらいで、感染防御機能は高まるのか?、関しては、
過ぎし日、ワクチンに詳しい北里大学の中山哲夫特任教授がテレビに出演されて、
私は多々教示されたりした。
それまでは免疫応答は何も出ておらず、感染防御能はまずない。
そこから少しずつワクチンの効果が出てくる。
2回目の接種から1週間ぐらいして中和抗体ができることで、
感染や重症化を抑える強い免疫になる。
一方で、ワクチンは2回接種したとしても、
必ずしも100%感染を抑えるわけではないので、
安心して・・あちこち外出していいわけではない。
油断しては、いけない」と私は視聴しながら、学んだりしてきた・・。
こうしたことを学んできた私は、国民の多くがワクチン接種を終え、
お互いに自粛すれば、やがて新型ウィルスの烈風が終息化となる・・。
こうした中で、日常生活は蘇(よみが)り、マスクもはずして、
開放感をお互いに享受したいなぁ・・、と念願したりしてきた。
このような深情を秘めてきた私は、
今回の《・・
どのような事態なの、と思いながら記事を読んでしまった。
この記事は、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイDIGITAL 】に於い、
8月2日に配信されて、無断であるが転載させて頂く。
《・・ ワクチン一本ヤリ政権の担当大臣が白旗・・・。
河野ワクチン担当相は7月31日夜、自身のネット番組で
「デルタ株の感染拡大を、ワクチンだけで、どうにかするというのは、なかなか難しい」
と言ってのけた。
デルタ株(インド株)は、ワクチンを接種していても、感染が広がっている。
想像以上に手ごわいウイルスだ。
■CDC「戦況が変わった」
7月30日の会見で、菅首相は
「ワクチン接種こそが、まさに決め手であり、総力を挙げて接種を進めていく」
と強調したばかり。
河野大臣が「決め手」を否定した格好だ。
デルタ株の登場により、ワクチンの限界が浮き彫りになりつつある。
米疾病対策センター(CDC)が「戦況が変わった」と警戒を強めるのが、
「ブレークスルー(突破型)感染」。
ワクチンを2回接種しても、感染してしまうことだ。
米疾病対策センター(CDC)によると、
7月にマサチューセッツ州で起きたクラスターの感染者469人の約74%は、
接種を完了していた。
ウイルスを特定できた133人のうち、9割がデルタ株だった。
接種完了しても、デルタ株には、感染してしまうのだ。
さらに、接種者でも、未接種者と同じくらい、他人に感染させる可能性がある。
デルタ流行前の調査では、接種後の陽性者は未接種者に比べて、ウイルスの排出量は4割少なかったが、
マサチューセッツのクラスターでは、同量だった。
接種者も強力なスプレッダーになり得るのだ。
ただし、ワクチン接種は、デルタ株でも重症化予防の効果は大きく、
米疾病対策センター(CDC)は、接種推奨を続ける方針だ。
☆菅首相は相変わらずワクチンに過度の期待
デルタ株の感染力は、想像以上だ。
1人の感染者が、平均して何人に感染させるかを示す基本再生産数について、
英保健当局は、5~7人と発表しているが、
米疾病対策センター(CDC)は、水疱瘡に匹敵する8~9人と指摘している。
従来株の2.5人の3倍超だ。
西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。
「河野大臣が言う通り、ワクチンだけでは、デルタ株に太刀打ちできません。
ところが、菅首相は相変わらず、ワクチンに過度の期待を寄せるあまり、
ワクチン以外の感染対策がおろそかになっている。
緊急事態宣言を拡大・延長しても、インパクトのある新たな対策はありませんでした。
ワクチン接種によって、重症化を防げるとしても、
日本の場合、現在2回接種は約3500万人程度にとどまり、
感染すれば、重症化するリスクは依然高い。
このままでは、感染爆発を抑えられず、ワクチン未接種者を中心に重症者が増えかねません」
「ワクチン接種だけでは難しい」と語った河野大臣が呼び掛けたのは、
マスク着用や手洗いなど感染対策の徹底にとどまった。
アイデアが浮かばないのだろう。まさに、白旗である。
デルタ株がますます大暴れすることになるのか。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
想像以上に手ごわいウイルスだ。》、
と学んだりし、動顛をしたりした・・。
幾たびの緊急事態宣言の中、日本丸のかじ取りを、
幾度も、うつろな言動で導き、多くの国民を戸惑い、困苦させている。
やむなく年金生活の無力な私は、これからも当面、
我が身が可愛いから、自分の身は自分で守る、しかないかなぁ・・、
と思い馳せたりした・・。
こうした中で、私の住む調布市の市報に於いて、
『1都3県緊急事態 夏休み期間中も新型コロナ感染防止対策を』、
発令されている。
2021年8月6日 更新
☆これまでにない急激なスピードで感染拡大中
東京都を中心とした大都市では、
特に20歳代を中心に新型コロナウイルス感染症の感染者が急激に増加しており、
医療体制がひっ迫する可能性が高まっています。
感染力が強いデルタ株が流行しており、中等症の患者でも病状は重く、
軽症であっても後遺症が残るおそれもあります。
こうした状況を踏まえ、これまでの基本的な感染防止策に加え、
夏休み期間における対策の強化・徹底をお願いします。
☆感染拡大を防ぐための皆さんへのお願い
- 手洗い・マスク・3密を避けるなどの基本的な感染防止対策の徹底を
- 夏休み期間は旅行や帰省はできるだけ中止・延期を
- 都県境を越える移動は極力控える
- 普段会わない人との接触をできるだけ控える
- 大人数・長時間での飲食は控える(路上飲みも慎む)
- オリンピック・パラリンピックは、家族など普段から会う人と家で応援
このような市、そして東京都より発令され、都民の私は我が身が大切なので、
守りますよ・・と心の中で呟(つぶや)いたりした。
昨年の2月より、新型コロナウィルスの烈風に伴い、感染が怖くて、
年金生活の私でも、平素の生活が変貌してきた。
我が家の平素の買い物の専任者の私は、
年金生活の当初より、毎日のように独りでスーパー、専門店に行ったりしてきたが、
3日に一度ぐらいに集約して、買い物をしたりしている。
私は亡き母の遺伝を素直に受け継ぎ、恥ずかしながら男の癖におしゃべりで、
家内はもとより、ご近所の奥様、御主人様と談笑したりしているが、
新ウィルスの烈風からは、『三密(密集、密接、密閉)』に伴い、
マスクをしながら、2メートルぐらい離れて、
手振り身振りも交えて歓談している。
うるわしき御近所の奥様は、マスクなしの方が素敵なのに・・
と余計なことを思ったりしている。
或いは私たち夫婦の共通趣味のひとつは、国内旅行であるが、
各地を幾たびも旅路を重ねてきたが、一昨年の5月に家内は大病となり、
初めて入院して、手術を受けたりした・・。
やがて転移に怯えながらも、成功体験してきた沖縄の旅路も再びと思いながら、
昨年の正月を迎えたりした。
そしてプランを思案している昨年の2月に、
新型コロナウィルスの烈風に伴い、沖縄の旅路も延期となったりし、
これ以来、終息したら旅行に行こうよ、と口癖のようになっている。
或いは友人、知人との懇親会も幾たびも延期になったりしている。
このように私は、我が家の3キロ範囲に有る公園、遊歩道を、
独りで人影の少ない時を選定して、散策したりしている。
このような長き自粛の生活、ときには覇気のない日に戸惑いながらも、
自分の身は自分で守りしかないよなぁ・・と自身を叱咤激励をしたりしている。
余談であるが、自粛生活の中、恥ずかしながら73キロとなり、
減量に伴い、食べ物は『トコロテン』、『コンニャクのサシミ』、
ときおり愛食し、この世で贅沢な美味しい食べ物・・と微笑んだりしている。