目黒お一人ランチです。 センチメンタルジャーニー第6弾炸裂~。
「太鼓鰻」です。ここは、当時の上司が、昼の時間帯にお客様が来ると連れ立って
行かれてた店でもあります。 みに達は、たま~に訪れていました。
今回は、目黒駅からの道案内を兼ねてみましょう。
ゆるやかな 権之助坂ルートでご案内します。
まずは、目黒駅を権之助坂方面に降っていきます。
右手に、「目黒雅叙園 アルコタワー ここ左折」の看板が見えたとこで、
さらに、左の坂道を降って行きましょう。突き当りが目黒雅叙園。
(目黒駅から行人坂を降っても同様の場所に到着します)
目黒雅叙園とアルコタワーは隣接しており、道を隔てて、ほぼ正面に
「太鼓鰻」はあります。
開店時間の11時。 スタッフのおばちゃん達は、あまりに早い客の
来店にびっくりした様子でした。 おばちゃん、くつろいでるところにごめんよ~。
店内には万年、琴の音のBGM~~ これぞっThis is Japan。
Happy New Year いっつも正月気分。変わらないね~~。
テーブル席と奥には、小あがりの席があります。
なぜか実家に帰ってきたような安心感で、見ることができます。
ランチタイムサービスのメニューもあります。
うな重@1050、天丼@800、天とじ@900、天定@1050、刺定@1050。
しかしです。ご油断めさるなっ。
うっかり、ランチタイムサービスにのっかってはいけません。
ランチのうな重は、ものすごーーーく鰻の量が少ないのです。
鰻を食べるなら、フンパツしてでも、普通のメニューから選んだほうが
心残りが少ないと思います。
ちなみに、ランチタイムサービスのうな重も、竹重、梅重も、お椀はサービス椀で
肝吸いではありません。
注文すると、あっという間に出てくる、うな重。
鰻はやわらかすぎ~、ところどころパサつき気味。タレにいたっては旨みなし。
それが、どーしたっ。
お椀とお新香付き。
サービス椀の塩加減はバッチリ決まっていたけど、入っていた柚子の皮が
ひからびていたよ~。
でも、どーってことないもん。
ここは、このスタイルなのです。 いまさら驚くことでもありません。
江戸時代から店をかまえ、伝統の味を守り続けて三百年。
目黒川の太鼓橋のたもとに、今も健在する老舗、蒲焼割烹。
「江戸名所図会」の「江戸目黒太鼓橋」の絵にも描かれているとのこと。
現在は、店先でお弁当まで販売しているのです。
納得のうえであれば、居心地のよい街の鰻屋さん。
今も続いているのは、鰻以外にも人を惹きつける何かがお店にあるのでしょう。
開店と同時に入店すると、お茶をもってきてくれてたホールのおばちゃんから
「早いね~。どっか出かけるの?」
「今日は健診で、採血したから栄養つけようと思って~。」
「あら、じゃあ、たっぷり栄養つけなさいな」
ものすごく愛想が良いというわけではないのですが、ちょっとしたコミュニケーション
に親近感を覚えるところもあります。 おばちゃん達は独特の味わいあり。
ごちそう様でした~。 随分ひさしぶりで、太鼓鰻に立ち寄ったよん。
周辺はだいぶ変わったけど、ここは、変わらなかったなぁ~。
センチメンタルもほどほどに、帰りは、急な行人坂を上り、ふくらはぎを
パンパンにはらせながら、目黒駅を目指しました~、とさ。
太鼓鰻(たいこうなぎ)
〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-7-9
TEL 03-3491-0933 03-3492-8755
営業時間/ 11:00~14:00 17:00~21:00(L.O.20:15)
定休日 日曜日
※追記 閉店になりました。