東急池上線、千鳥駅のとんかつ店「燕楽」(えんらく)
場所は千鳥町駅を降りると、駅前に中華屋さんの「錦」があります。
同店を目印に線路沿いに、池上駅方面に進行し踏切を左折。(渡りません)
魔神さんから、教えていただいた池上の「とんかつ 燕楽」の姉妹店ということで
お邪魔しましたが、あたりは完全に住宅街。並びには会社もポツリとあって。
この立地で大丈夫かと思うぐらいです。
「南印度ダイニング ポンディバワン」同様、徒歩圏内ですので、休日、二度寝のあと
いきなり起床。
「カ・・・カツカレーが食べたい!!」
池上の燕楽で、地元のご常連さんに、ご主人が「カレーの仕込がまだできていない」と
お話になっていたいたのを小耳にはさみ、それから頭はカツカレーモード一色。
お年を召された方でも、難なくいただけるくどさのない「とんかつ」と言うことでも
素晴らしいのに、その方々はカツカレーが注文の定番の様子。パワフルだ。
きっと美味いに違いない。
取るものも取り敢えず、向かい、店の前で時計を見ると11時。
暖簾がでていたので入ると、お爺さんが厨房に立ったばかりのよう。
それでも、どうぞ、ということなので遠慮なく、カウンター席の端に着席させて
席はこの他に、掘りごたつ式の小あがり席が2卓とテーブル席。
どちらも6名ほどが座れるもので、相席スタイル。
池上同様、「燕楽のこだわり食材」が記されています。
※詳しくは「ドダン・ブーファンのポトフ」をご覧ください。
まだ、早いから無理かなと思いつつ「カツカレーできますか?」と、お爺さんに
お聞きすると「できますよ」とのこと。 ばんざいっ!
間もなくお婆さんが2階から降りてこられ、次は若夫婦。
お爺さんをサポートするように、ご主人は厨房に入られ、奥様は接客を担当。
ご家族経営なのだろうか。不明。
ご主人は、他のお客様のカツランチの注文が入ると、キャベツを切られはじめました。
カツカレー@1200
カツカレーの見た目は家庭的。福神漬け付き。
自家製ポテトサラダ、小鉢(冷奴)、豚汁がセット。
カレーは冷蔵庫の中から取り出し、温め直されてました。
とんかつの揚げ油はラード。お爺さんが、袋からパン粉を取り出し肉に衣をつけ、
じっくりと揚げてくれます。
豚汁は大根、ゴボウ、ニンジン、豚肉。ざくざくと具沢山。味噌はやや甘め。
自家製ポテトサラダ。じゃがいも、にんじん、たまねぎ、グリンピース。
この日のポテトはやや固かった。味付けも微妙に池上とは違う。
カレーは粘度が高く、タマネギとゴロリンとした肉が入り、甘め。
カツカレー用のお肉のためか、衣は厚く感じてしまいますが、カレーがかかって
いない部分を一口いただくと、さくっと心地よい音がしました。
しかし、これはヘビー級のボリューム。 重たい。
ただでさえ、粘度が高いカレーなのだ。ここに肉も入っていては、ひとたまりもなく
次第にスプーンを口に運ぶ回数がスローになり、やがて止まってしまいました。
ボリュームありまくり、もう、だめ、ギブアップ!!私、苦しいです。
私には、無謀なチャレンジに終わった今回のカツカレー。
自身の体調も考えなくてはいけなかった。
お会計時、お店の方に残したことを謝りました(u_u。)
すると、ご主人から「また、お願いします」と気持ちの良い挨拶がかえってきました。
池上では、激ウマな自家製のぬか漬けがついていたのですが、この日はなかった。
まわりは土曜出勤のサラリーマンと地元の常連のご夫婦。いずれもカツランチと
カツカレーで「ロース定食」を召し上がっている方はいませんでしたので
自家製のぬか漬けは、「ロース定食」クラスにならないと出されないものなのだろうか、
はたまた、出し忘れか、漬物が漬かっていなかったのか、謎の残るところです。
あの、ぬか漬けがあるとないとでは大きく違う!
この謎を解明するためにも、また休日の朝、いきなり、とんかつモードに入ったときに
確認してこようと思います。
今回の利用、敢え無く撃沈はしましたが、ボリュームと近距離に着目し、
ランチ満足度数は、★★★☆ 消極的に大好きです。
とんかつ燕楽
〒146-0083 東京都大田区千鳥1-15-14
TEL 03-3755-5641
営業時間/ 11:00~15:00 17:00~22:00
定休日 毎週月曜日(祝日は営業、翌日を定休日)