横浜中華街、中華街本通りの中国料理「一楽」
広東料理や四川料理を中心としたお料理が楽しめます。
また同店では、このシーズン上海蟹を取り扱っているのです。
11月某日、上海蟹の男の子(オス)をいただきにやってまいりました。
はじめ上海蟹を予約しようとお店に電話をかけたところ
「たくさん用意しているから大丈夫!」とのお返事。
したがって席だけの予約をしましたが、時間に到着しても席が空いていない。
空席がある場合にはお客様を入れちゃう感じです。私たち普通に待っていました。
しかし、幸いお帰りのお客様が出ましたので、待ち時間は短かった方かな。
着席すると、お店のおじさんが「丸蒸し」と「酔っ払い蟹」!
と奥に声をかけるではありませんか。
あっ、確かに電話をかけたとき「丸蒸し」と「酔っ払い蟹」について確認したんですけどね。
ちゃんと男の子(オス)でだしてくれるのかしら。
と不安になっていたらお店の娘さんでしょうか?接客担当のお姉さんが、上海蟹に
ついて再度確認に来てくださいました。よかった。
「丸蒸し」は、男の子をリクエスト。
「酔っ払い蟹」は、女の子(メス)で準備していますとのこと。
その前にちょっと何か酒菜が欲しい。
店の入口にチャーシューのお土産も置かれていましたので、試してみよう。
炭火焼チャーシュー(お試し5枚)@500
これはおつまみにうってつけ。 ※写真の値段とは違います。
酔っ払い蟹@2350
魔神さんが丸蒸しよりお好きだと言う酔っ払い蟹。初チャレンジです。
実は、これもいただきたくてやってきました。
女の子(メス)です。味噌と内子があるね。
(ノブロー) 新人を紹介するだよ。
(みに) あらら、キミは「一楽」にちなんで、ラクタローさん?
(モンタロー) ワンシャンハオ(晩上好)! オラはモンタローって言うだ。
モンちゃんって呼んでほしいだよ。
(フクタロー) ハサミもついてきただが、こりゃ、ちいと安価な気がするだ。
もっとがっちりしたハサミのほうが安心だで。
さて、酔っ払い蟹は、ねっとりとして旨みが濃厚。ともかく甘みがすごい
紹興酒だれに漬け込むことによって、蒸し蟹より繊細な甘みが花開いているようです。
特に、この内子の部分、ウニのような味わい。
そして、酔っ払い蟹は、お行儀よくいただけません。
全身全霊を傾け、ちゅぱちゅぱ吸い付くように身をいただいていくのです(大げさ?)
甘みが余韻となって長く残る、酔っ払い蟹(酔蟹) 美味すぎる
魔神さんが、お好きだという理由がわかりました。
活け上海蟹の丸蒸し@2350
男の子(オス)です。
こちら向きも撮ってくださいね♪とお店のお姉さんが協力してくれました。
同店ではいただきやすいように、お姉さんが上海蟹を解体してくれるのです。
なんでも本日は40匹以上捌いているとのこと。手際も良い。
温かいうちにどうぞっと、甲羅の中に、白子と味噌を取り分けてくれました。
蒸し蟹用には、赤酢と黒酢が用意されます。
でも、せっかくの上海蟹、このままで十分、必要ないわね。
こちらもねっとりとへばりつくような白子の美味さが鮮烈だ。甘美です
苦戦する足も、お姉さんがここまでやってくださるから楽だわーー。
あとは、むにゅっと押し出し、残りをバキッとベキッと、ほじくりだすだけよね。
無言で蟹を解体作業♪
(レンタロー) ワンシャンハオ(晩上好)!オラも仲間入りしただ。
(みに) わっ、キミは??もう、どの子がどの子かわからなくなってきたわ。
(ノブロー) こいつは、レンタローって言うだで。
(みに) ・・・そう、レンちゃんね
(ノブロー) 新人歓迎会だで!紹興酒は、いつもの青ラベル@2100だで。
今日はぐるなびクーポン印刷してきたで、ボトルが500円引きになっただ。嬉しいだ。
(しずか) 美味しいところは大事らしくて、めめっちくお皿によけちゃったわね。
(ノブロー) これで、紹興酒飲むだ。酒のアテに最高だべよ!
活け上海蟹の丸蒸しを解体してくださったお姉さんのお話によると、同店はもともとは
広東料理だったそうです。自分達で食べたいがために上海蟹をやっているそうです。
なんでも輸入された中国のモズクガニが都内に放されて大繁殖。外来危険種として
許可(免許)がなければ買えなくなってしまった(流通が規制された)とか。
それはさておき、もう一品何か注文しようと思っていたので、もともとは広東料理
だったというお話なのでして広東名菜を。
えびの巻き揚げ@1260
ぷりっぷりのえびが、みっしり入った巻き揚げ。
さっくりと上手に揚がっていて油っこさもありません。これは美味しい。オススメ
ケチャップ、山椒塩、カットレモン付き。
(しずか) 巻き揚げって、エキセントリックな「楽園」でいただいてない?
(みに) ・・・・うん。見比べてね
(しずか) あっ、大事な上海蟹、ついに完食したね。空っぽだ。
(しずか) まだ、巻き揚げがあるし、紹興酒が足りなくなって2合@1050を追加ね。
上海蟹の最後には
上海蟹味噌の土鍋煮込み麺@1400
あ・・・あれ写真と微妙に違うような。見た目がいけませんな。
白菜、タケノコ入り。
甘みもあって確かに蟹味噌のような味もしますが、化調も強く感じます。
これは想像したものとズレがありました。
初めての酔っ払い蟹、楽しく美味しく堪能できました。
丸蒸しも美味しかったのですが、酔っ払い蟹の甘みが衝撃的。
思いきっていただいてみてよかったと、私も連れも同意見になりました。
お会計は、2人で、上記お料理とお酒(ほか、キリンラガー中瓶630円)で
合計11140円なり~。
※ なお、同店には500mlですがワイン(赤・白)@2300あり。
酔っ払い蟹との出会いに着目し
上海蟹味噌の土鍋煮込み麺は、除いて記録させていただきますが、
横浜中華街満足度数は、★★★★☆ とってもお気に入りです。
(ノブロー) モンとレンの、歓迎会にもなっただ!シエシエ(謝謝)
一 楽
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町150
TEL 045-662-6396
営業時間/ 11:30~21:30(L.O.)
定休日/ 第3火曜日