みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

艇家大牌トン(テイカダイパイトン) 日暮里

2014-04-03 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

香港海鮮屋台料理「艇家大牌トン」(テイカダイパイトン) 定期訪問→前回

注文は艇家(テイカ)コース@8,000(2名様より) 

はじめていただくお料理は、料理名の隣に記しておきます。

水槽の活き巻きエビの香り蒸し(2名分) <定番>  

コース料理のスターターは定番の活き巻きエビの香り蒸し。

フレッシュな“万能タレ”とともに。

(ノブロー) いつ来ても艇家さんちの活き巻きエビは見事だで。

エビの1尾で秒殺だで、最強伝説はここにもあるな♪

ハマグリの生姜蒸し 

ぷっくりとしたハマグリは食べやすいように包丁を入れ、下には春雨、

仕上げには刻みネギを散らして。

素材の質はもちろん、醤油とナンプラーの按配は妙妙たるもの。

(ノブロー) シェフは海鮮の神だな。何気ないものがきちんとうめえ。感激だよ。

卓上にセットされたのは、スプーンとカニフォーク。

本バイ貝(黒バイ貝)のカラシ煮 <初> 

高級食材として知られる黒バイ。

ともに皿を彩るのは、赤ピーマン、キノコ、ネギ、香菜など。

この貝自体は以前もいただいていますが、シェフのセンスで

今回もエスニック風にアレンジ。

黒バイはカニフォークで簡単に外せ、口に含むとシコシコとした食感。

キモも苦味に角がなく円やかだ。

私の所感によるものですが、酸味を控えたトムヤンクンのような甘辛さがある。

ものすごくツボった。 四川とはまた別のタイ風の辛さと追行する旨味。

シェフが厨房で味見をなさったとき、辛味を心配されたそうですが、

これぐらい思い切りが良い方がいい。

この突き抜けた味がなかなか出せないのだと思う。

後からお聞きしたところ、初の試みだとか。

シェフ、また新境地を開かれたわ! 凄い。 

どのお料理も素晴らしかったのですが、これ感動もの。

つゆも完飲。私のテイストにはまった。 好好味 

(ノブロー) クロバイはエスカルゴみてえに見えるで。 あ、ツノがあるで??

(みに) それ、違うだろ。。

シェフ曰く、バイ貝は香港の屋台でも食べられるのだそう。

ここで、タオル地おしぼりは2回目の差し替えあり。 奥様、ありがとうございます。

真鯛の白子、ハムユイ煮込み <初> 

きゃーー

好きなものだらけじゃない!! 

卓上にサーブされたとき、連れ(寝太郎さん)とともに

テンション上がりまくりで拍手喝采 

嬉しくて椅子から少し飛び上がったんじゃないかしら(笑)

添えられたスプーンで、大事に宝物を運ぶように口にしてみた。

――うーん、旨い!旨い!!

白子のコクにハムユイ独特の旨みが広がる。これは実力派のダブル主役だ。

それをきちんと五十嵐シェフの味にまとめている。

さらにテンションが上がり、天にも昇る心持ち。

私にとって、当店は“日本最強の店”だ。

(タクロー) これ肴にすると、お酒が最高に進むで。 

管理人たち、飲みすぎねえようにな。

(みに) 飲ませてよ~~。

グリーンカールと鯪魚の炒め <初> 

鯪魚はコイ科の淡水魚。豆豉(トウチ)で味付けしていると思いますが

ひょっとしたら、これも手作りなのかしら? と思うほど、塩気にくどさがなく

ナチュラル感のある味の仕上がり。紹興酒も効いています。

鯪魚と豆豉(トウチ)による深化。 現地っぽさもあり、これも新しい味だ。

赤ハタの姿蒸し(2名分) <定番>  

やったーー!!今日は赤ハタだぞぉ 

「久しぶりになりますね」 とシェフがにっこり。

そう、7月以来だ。

・・・ ・・・えっ?!

確信した。やっぱりシェフは私たちが食べたメニューを把握している?

でなければ、こんなに見事にコースの流れに変化をつけれるわけがない。 

山盛りの白髪ネギと香菜をのせた、このビジュアルにも胸が高鳴るのだけれど、

そこに終わらない。 神は絶妙な火加減で清蒸を、最高の状態に仕上げてくれる。

骨まわりはしっとりとレアで、身はふっくらシコシコと健やか。

ジューシーで皮のとろんとしたゼラチン質もこの上なくうんまい!

「今日はタレの味が少し濃くはなかったですか?」 と心配されていたけれど

私も寝太郎さんも問題なし。 このタレの按配も素晴らしく自分好み。

本日の清蒸も盤石の味わい!!

ワンタン皮の蟹肉あんかけ <初> 

サーブ時、正体がわからず戸惑った。

脇には芥蘭。餡かけは卵白を使ってふんわりとした粧い。

スプーンを入れてみると、

あっ、茶色い色の麺がでてきたよ! 

「B級ですが―」 とシェフ。 

その話によると、これはワンタン皮を揚げたものになるそう。

わーー!やっぱり〆も変えてくれているんだ。

この時、麺について詳しく教えてもらったのですが、控え間違いをしたのか

調べることができませんでした(涙) 

口にしてみると、デリケートな舌触りの餡かけにはきっちり生姜と胡椒を効かせ、

大衆的な味わいの麺にマッチングをさせている。

このコンビ力、凄い。味覚のイマジネーション広がるよ。

ボリューム感もありましたが、パクパク完食。 好味。

(ノブロー) シェフはオラたちのスーパーヒーロー。英雄だで  

お酒は、ワイン マズリエ・シャルドネのボトル(@2.700)×2、生ビール(中)@600

(小)@380ほかで

Hand01 お会計は、1人当たり13,000円(千円未満四捨五入)。

シェフの感性によるのびやかな料理は私達の心をとらえて離さず。

当店への愛情が色あせることはないのだろうな。

この味が私の外食ベスト。不動の別格です。 非常好好食 

《本日のお気に入り》  全部。

            ※中国料理満足度数は、5。 当然別格!断然定期訪問(*^・^)ノ 


香港海鮮屋台料理 艇家大牌トン(テイカダイパイトン)

東京都荒川区東日暮里6-14-4 19メモリービル1F

TEL      03-3806-4427

営業時間/  月~土 18:00~23:00(L.O.22:00)

定休日    日曜日 (定休日のほかに月2回休み)

 

コメント
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