「南粤美食」(ナンエツビショク) 再訪→(前回:2016/10/29ブロマガ)
初回同様、利用は1階窓際のテーブル席。
飯友さんとの会食にあたり、オーダーはお店推しの料理を中心にアラカルトチョイスしました。
明爐燒鴨(アヒルの炭火焼き)1/4サイズ@1,500
この日、2階では宴会の予約が入っていて、明爐燒鴨はそのリクエストに応えて作ったのだそう。
私達にとっては幸いなことに、少し余りがでたのでいただくことができました。
燒鴨(ローストダック)は、醤油や様々な漢方スパイスを加えて作る鹵水に
漬けてあるので、肉の芯まで味が染み込んで、香りよく、アヒル肉の旨みを味わえ、
本場の気取ったレストラン味ではなく、ちょっと街場を感じさせる骨太な美味しさが魅力。
(レンタロー) サイズは選べるんだけど、2人なら1/4で十分な。
今日はオラ的には、ちいと味が濃い思うんだけんど。
季節時菜@1,200
蒜蓉油菜。シンプルにニンニクと塩で味付けした小松菜の炒め。
芥藍と見紛うような見目良いビジュアルですが、調理前に、国産のものだと、
実物を見せてくれました。ハンサムな小松菜の、その健康美を損なうことのない
見事な火入れでシャキシャキとした歯触りを残しています。
皮蛋
料理の間のつなぎかしら。皮蛋をサービスでもらえました。多謝!
シェフもフロアのおばちゃん達も相変わらず感じが良いのであります。
西芹百合炒臘腸@2,000
シェフから厨房に吊るしてある廣東臘腸を食べてみるかい?とお尋ねあり。
卓には紹興酒の空き瓶が並びはじめ、財布の紐も緩み始めた頃です。気も大きくなって注文。
セロリ、百合根、中国腸詰(ソーセージ)の炒め。ニンニクと塩で軽く調味しています。
百合根はほこほこ食感で口に優しく、臘腸は甘みがあって香辛料の香り高く、噛むほどに
独特の風味が口に広がりますが、組み合わせたセロリの香りが力不足。
やはり日本のセロリでは難しいのかなあ。と独り言。
鮮蝦雲吞麵@900
黄ニラの浮かぶ鶏出汁メインの塩スープも本場っぽさを念頭に置いていると思いますが、
麺が違うため、香港のゴムのようなコシをもつ麺をイメージして注文すると、
気抜けしてしまうかもしれません。
個人的には、ぷりっとしたエビ入り肉餡を包んだ雲吞が、なかなかに本格的で
好感触だから、今度は雲吞のみでお願いしようと思います。
酒はアサヒ中ジョッキ@500×2、紹興酒ボトル(5年)@2,800、紹興酒(3年)@1,800。
この酒代がかさみ、1人当たり7,000円(千円未満四捨五入)(;・∀・)
1階は一人客やテイクアウトで「鹽焗鷄」を求めに来るお客様の姿もあり、
店も安定した人気をつかんだ様子。当店のファンの一人として嬉しく思います。
南粤美食 (ナンエツビショク)
神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
TEL 045-681-6228
営業時間/11:30~23:30(LO)
定休日 不定休 -店舗情報「食べログ」より-