「味苑」 Mei Garden
最寄駅は灣仔。
連れ(寝太郎さん)と2人でのランチ。燒味飯と點心にターゲットを絞り店を選びました。
当店の午市(ランチ)には、自身が望んだメニューがあるのです。
ピークタイムを外していますが、ちょっと小洒落た店内は地元客を中心に満員御礼状態。
幸い丸テーブルに2席空きがあったため、相席での利用です。
卓上はほかの2組のお客様の料理も並ぶため、百花繚乱の賑わいぶりですが、
オーダーしたのは雙拼燒味飯(1)、點心(2)、藍妹啤酒HK$26×4。
(ノブロー) 狭くて、うろちょろも、食レポできねえだ。
雙拼焼味飯(碟)HK58 加咸蛋(毎隻)HK$6
2種類の燒味チョイスは玫瑰豉油雞と脆皮焼腩仔。これに+HK$6で咸蛋をつけています。
滷水は醤油(老抽、生抽)や様々な漢方スパイス(甘草、八角、桂皮、丁香)・薑・葱・冰糖・
玫瑰露酒などを加え作るタレのこと。
このタレで煮た鶏(玫瑰豉油雞)は食欲をそそる茶色で皮目ぷるんと身はしっこり。
また 皮目がカリッと香ばしいクリスピーポーク(脆皮焼腩仔)も盤石の美味さ。
咸蛋は殻がついたまま乗せられているので、自分で剥いて再びオンザライス。
なお、焼味飯には例湯がセットされています。
原隻鮑魚雞粒酥HK42×2
主役の鮑パイは両サイドにお供を従え登場。
昔、「龍景軒」さんで原雙鮑魚雞粒酥をいただきましたが、当店のものはパイ生地と
いうよりもタルトっぽい食感。
細かくカットした鶏肉をクッションに、歯応えしっかりの鮑が乗り、“食べる宝石”より
一歩身近に感じられるレストラン味です。
瑤柱菜苗餃HK32
スケルトンタイプのもっちり皮から具材が透けて見える美しい蒸餃は私の好きな點心。
エビ、ホタテ貝柱、野菜を包んでいて、下味がついているからこのままで。美味い。
正直なところ、原隻鮑魚雞粒酥よりも、イメージどおりの味わいで、好印象。
お茶代は免茶で、10%の服務費(サービス料)もかからず、埋單は、1人当たりHK$140ほど。
私達はビールを4本も飲んでいるのでこのお会計ですが、1本で済ませれば
1人当たりHK$100ぐらいという計算ですね。
当店はOpenRiceでも高評価を得ている粵菜のお店。
ちょっとお洒落な要素もありますが、味は平均値以上ですから、これも至極納得です。
味苑 Mei Garden
灣仔駱克道128號地下
TEL 852-2880-0112