レシピ集にも紹介されている「高菜納豆」…
『エ~ン、エ~ン(涙) ねごにかっちゃがっちゃ~。(猫に引っ掻かれたぁ~。)』と、ばっちゃ(祖母)に訴えても『ねごば、かむってからだごで。なめどげ!(猫に手を出すから。舐めて治せ!)』とたしなめられたに違いない。今時ならば『猫ひっかき病(ボルデテラ細菌)』etc.病気になるといけないから、病院に行かなければと大騒ぎするかも知れない。 猫は、ケンカの傷を舐めて治し、子どももまた、少々の傷は舐めて治したものである。(決して、お勧めはいたしません^^;)
オッカー不在の平日の昼…久し振りの事務仕事でお腹が空いた。しかし、残り物もなく、冷蔵庫には、納豆、卵に「山形青菜漬(茎)」があるだけ。歯が悪い『おやじぃ』は、青菜漬の葉の部分は食べられても、茎の部分に歯が立たないのである。ならば、青菜を刻んで、納豆と和えて『高菜納豆』でいただきますかぁ…。『げろげろかまして、さっさどけっ!』…1980年代後半あたりの若者言葉に『ゲロゲロっ!』という表現があったようだが、この場合の『げろげろ』は、かき混ぜる様子を表現する方言であり、山形県村山地方では『がいろがいろ』と言う向きもある。『かます』はかき混ぜるであり、『さっさど』は「早く」と急かす言葉、『けっ!』は「食べなさい!」なのだけれど、音の強弱によっては、優しく「食べなさい。」と促す場合もあれば、「食え!」という強い命令口調になる場合もある。その時代を映す「流行語」も次第に使われなくなり「死語」となって廃れるものもあれば、定着するものもある。方言(年寄言葉)もまた、とんと使われなくなったから、今時の子どもに使ってもポカ~ン!とされるに違いない。一方、食べ物は…高菜の葉の部分で『海苔』替わりにご飯を包んで食べていた、『高菜納豆』をおかずに食べていた。ネットのレシピ集には、「高菜炒飯」「高菜納豆スパ」など紹介されているから、自宅で漬物を作る文化は廃れても、『美味しい物』は残るのかも知れませんなぁ(笑)
上越帰りの『社長』から「本マグロ」の差し入れ…
久し振りに真面目に事務仕事をこなしているというのに、夕刻早々に友人『ノロ社長』から晩酌会のお誘いの電話が…「なべ焼きうどんが、伸びてしまう。」と言われれば、駆け付けなければなりますまい。聞けば、前日、酒を控えて眠れず、夜中にトラックを運転し、車内で一泊したものの、うつらうつらとした浅い睡眠で疲れ果てたらしい。そんな訳で、早い時間から晩酌会に呼ばれたようである。『おやじぃ』は、労務賃金を集計しながら、予想外の伸びに、事業費を圧縮しなければと四苦八苦していたところだったから、『渡りに船』と言うべきか、彼のペースに『かっちゃまがされた。(かき乱された。)』というべきか…。
はてさて、「ポーランドにミサイル落下。」の報に、『おやじぃ』は身震いした。NATO加盟国に誤爆としても、ロシアのミサイルが着弾したとすれば、さらに緊張感が高まってしまう…『場合によっては、本当に第三次世界大戦にもつながりかねない事態である。』…今のところ、ポーランド大統領も冷静な態度を表明してくれているようだからひと安心、なんてね。一方のゼレンスキー大統領は…。
米沢の方言『かます』という表現は、「かき混ぜる」という意味と、転じて「騒ぎを起こす。」「仲違いをさせる。」というニュアンスもあるんだなぁ。「お前、余計なこと言って『かまして』いんな!」なんてね。世の中『かまして』良いのは、生卵と納豆だけにしたいものだわ…国内では、コロナ感染症の第8波の入り口か?『かまされ』続けて3年間…もうそろそろ、落ち着いた生活を送りたいというのにねぇ。「高菜と納豆を『げろげろかまして』丼一杯のご飯が食べられる。」そんなささやかな幸せを求めているだけなんですけれどねぇ…。