「今夜はスペシャルです!」…どこが違う?
11月22日は、語呂合わせで「いい夫婦の日」…1988年に㈶余暇開発センターによって提唱されたようであります。2000年からは、一般からの投票を基に『理想の夫婦』が選ばれているようでありますが、23年も経過すると、連れ合いを亡くされたり(これは仕方がない。)、騒動あり、離婚ありと、外からは『理想の夫婦』に見えても、内情は少々違うようであります。(外野からの余計なお世話である^^;)
はてさて、『記録』は次世代を担う若者たちによって塗り替えられ、『記憶』は、どこまでも自分に都合よく『上書き保存』されるようであります。『夢屋夫妻』のお互いの『記憶』も、その出会いから現在に至るまで、それぞれ書き替えられているに違いない…良かれと思っての行為も、相方がそう受け取っていなければ、互いに掛け違えが起こっている。今さら掘り返したところで、前に進むこともないから、お互いに都合よく『上書き保存』し続けることが、長持ちの秘訣なのかも知れませんなぁ(笑)
さて、今夜も続く友人『ノロ社長』の『なべ焼きうどん療法』…どがこが違うのか?しらすや桜えびが乗っている。定番の半熟卵が見当たらない。「かき揚げ」かと思った『黄色い物体』は、納豆を混ぜ込んだ「卵焼き」だった^^; 40年前の学生時代のアルバイト…ラーメン店の一品を思い出したとのことである。店主は、ラーメン丼を『黄色い物体』で『綴じていた』という彼の記憶ではあるのだけれど、この場合、玉子焼きで蓋をしているから『閉じてみた』が正解かも知れない。問題は「味」…初めの内は、物珍しさもあって食も進んだのだけれど、途中から納豆が邪魔して「飽きた。」彼の学生時代の『記憶』も思い出として封印した方が良さそうでありますよ(笑)
イチョウの葉が落ちれば雪が降る…
子どもの頃の冬の記憶…『どんぶく(綿入れ袢纏)』を着せられて、コタツは炭の『囲炉裏炬燵』、寝る時は、コタツの炭を『行火』に取り分けて布団で寝ていた記憶がある。当然、吹雪の日には、家の隙間から雪が吹き込むこともあったような…石油ストーブが温風ヒーターに変わり、行火は電気毛布に変わり、気密性の高いお部屋では、場合によってはトレーナー1枚で過ごせる快適さでありますよ。今さらそんな生活に戻れる訳もない。これまた『記憶』であって、若者にご披露したところで笑われるのがオチでありますよ。
そうそう、外ではハクチョウの鳴く声も聞こえるが…お隣の南陽市の白竜湖に一羽だけ飛来して話題になり、それを猟銃で撃ってしまった輩が居て(彼は、その後、自殺してしまった記憶であるけれど…。)その後、数年間、ハクチョウの飛来は無かったのだけれど、お隣の米沢市松川(最上川)に飛来するようになって、餌付けの効果もあってか、それ以来、毎年飛来するようになりましたよ。今では、当たり前になっている光景も、少しずつ変化しているんでありますなぁ…。変わらない光景と言えば、雪を迎える準備作業くらいなものでありましょうか?それでも『かざらい(防風雪用の仮設壁)』が消え、『雪囲い』も簡易になり、冬用の保存食である「漬物」を漬けるご家庭も減っている。(何たって、生鮮野菜は一年中買い求めることが出来ますから^^;)
「安山先生のイチョウの葉が落ちると雪が降る。」…そんな季節感も『言い伝え』も、誰も語らなくなったから、消え去ってしまうに違いない。いくら変わっても、『雪が降らなくなる』ということだけはないとは思うのだけれどね(笑)