その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

そこに明日が…

2022-11-27 08:27:49 | 転職

今夜は「牛タンシチュー」だった^^;

11月23日…『森保ジャパン』がドイツに勝ちを収めた日、友人『ノロ社長』は「牛タンのブロック」を焼いて出してくれた。友人『イチオ君』は、「硬くてかみ切れない。」と文句を垂れ、歯の悪い『おやじぃ』は、それを聞いて手も付けず遠慮した。(料理長には大変失礼な行為ではあるけれど、これ以上、歯が欠けることだけは避けたかったのである^^;)「煮込んで、牛タンシチューに仕上げれば、柔らかくなるかも知れない。」…ポツリと漏らした『おやじぃ』のつぶやきを、酔いどれた『ノロ料理長』は聞き逃さなかったのかも知れない。彼の『なべ焼きうどん療法』は、昨夜、一旦休憩し、圧力鍋で煮込んだ「牛タンシチュー」が出て来たのである。
さて、お味の方は…何故か、デミグラスソースの「酸味」が強過ぎる。風味付けの赤ワイン?市販のソース?「酸味」の原因を考えるのだけれど、それぞれの素材は、さほど「酸味」が強くないのでありまして、料理時間の短縮のための「圧力鍋」で煮込んだ結果、水分はある程度飛んだものの、「酸味」成分は飛ばずに凝縮されてしまった…と『おやじぃ』は、ひとつの仮説を立てた。仮説が成り立てば、あとは『検証』して事の真偽を確かめるのみ…同じ材料と分量で、『開放系』の大鍋で長時間かけて煮込めば良いだけである。がしか~し、高額な「牛タンブロック」を買い求める資金力が無い。ならば、市販のデミグラスソースだけでも圧力鍋で煮込んでみるという簡易な『検証』法もあるように思えるけれど、「つまみ」にもならないソースだけを煮込んでも仕方がない…こうして、『検証』作業は見送られ、『科学の進歩』は足踏みするのでありますよ。どこが科学なのか分からないけれど(笑)


『幸せ』を招き入れる^^;

世に『無駄な研究』『無駄な実験』が存在するのか?研究者だって、自分の『興味』がスタートになって、実験を繰り返すことが大半ではなかろうか?「その研究は『役に立つ』のか?」…日本人が良く口にする質問である。「投下した研究費に対しての経済的な見返りはあるのか?」と言い換えることが出来るかも知れない。これって、基礎研究を志す研究者にとっては、辛いひと言のような気もするが…。
故)下村教授のオワンクラゲの発光物質の研究が、後々、腫瘍マーカーに使われ、ノーベル賞を受賞するなんて一体誰が考えただろう…なんてね^^; もしも「牛タンシチュー」の「酸味」の原因が「圧力鍋」によるものだったら、「圧力鍋」改良への大きな一歩になるかも知れない(笑)
まぁまぁ、『天才』と『凡人』、『お金持ち』と『貧乏人』を分ける『高い壁』は、こうして、何気ない日常に潜んでいるのかも知れない。『役に立つ(お金になる)』かどうかは分からないけれど、ふとした疑問やキッカケは、ゴロゴロ転がっている。あとは、そのことに投資の価値を見出すかどうかだと思うのだけれど、中々、『古株』たちは決断がつかないのが世の常でありまして…『無駄』と言われ続けながらも、黙々と取り組んでいる者が、最後に賞賛されるというパターンが定着している。(必ずしも、全ての人が成功するとの保証もないけれどね^^;)友人『ノロ社長』の『なべ焼きうどん療法』も、随分と続いている。決して、名物の『なべ焼きうどん専門店』を目指している訳ではないのだけれど、日々の『変化(工夫)』は見て取れる…「そこに明日はあるのかね?」…良いんです。好きでやっているのですから(笑)

コメント
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