一日一歩…いや、一日一缶^^;
「千里の道も一歩から」「塵も積もれば山となる」…努力の積み重ねの重要性を説く諺でありますが、少々ひねくれた『おやじぃ』は、『千里の道を一歩一歩あるいていたら、いつたどり着けるか分からない。』とか『塵が積もったところでごみの山』と言い換えて楽しんでいる^^;
朝方、水前寺清子さんが唄った「三百六十五歩のマーチ(1968年発売)」の歌詞が夢に浮かんで目が覚めて、はて、『幸せ』が千里の道の先にあるとしたならば、何年で到達できるのかを考えてみた。一日一歩(歩幅0.5m)ならば、一里≒3.972㎞として、21,517年。歌詞の通り、「三歩進んで二歩下がる♪」ならば、三倍の6.4万年掛かる計算になるのですが、やはり生きている内には『幸せ』には到達できないようであります。ちなみに、諺の由来となっている「老子」時代の中国では、一里≒400mだったようですから、2,191年で『幸せ』に到達できそうである。なるほど、中国の経済発展スピードが速いのは、『幸せ』までの『距離単位』の違いにあった…などと、また下らないことを考えている『おやじぃ』であります。
『近道』が大好きな『おやじぃ』は、男性一日平均歩数6,793歩(令和元年厚労省)で再計算してみると、約3年で到達出来そうである。なるほど、「石の上にも三年」という諺は、こうしてショートカットが大好きなオヤジが編み出した諺である…全くのウソである(笑)
多年草もお手入れが必要です^^;
さて、「三百六十五歩のマーチ」は、日本の経済成長真っ盛りで、誰しもが一歩一歩、歩み続けてさえいれば、『幸せ』に到達できるという半ば確信めいたものがあった時代である。(努力すれば報われると信じていた時代である。)一方、2015年にリリースされたAKB48の「365日の紙飛行機」は、『どこまで飛んだか(距離≒幸せ)』から『どう飛んだか(生き様≒幸せ)』に重きを置いた歌詞になっている。心の内に『幸せ』を求めなさい…確かに今風ではありますよ^^;
はてさて、大阪万博1970のテーマは、「人類の進歩と調和」そして、2025年開催予定の大阪万博2025のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」ということらしい。日本に人類(ホモ・サピエンス)が渡来したのが3万8千年前(諸説あり)とも言われているから、我がご先祖さまが、教えの通り、毎日一歩一歩と歩み続けてさえいれば、(時として、怠け者のご先祖さまが居たとしても^^;)『千里の道(幸せ)』に十分到達した年数となっているはずなのである。しかし、果たして『幸せな未来社会』を描けるのかどうかさえ分からない昨今ではある。ただひとつだけ言えること…一日一歩は歩んでいなくても、『一日一缶』だけは、着実に実践し満足しているから『幸せ』なのだろう…お彼岸にご先祖さまを恨むのは止めておこう(笑)