「父!行って来ます。」 出掛けるときは凛々しいのですが…
この冬、四つ足の生き物のくせに、雪道で滑ってコケるという失態を演じてしまった我が家の『さくら隊員』でありますが、道路の雪もすっかり消え、これからは安心して朝の巡回に出掛けることが出来るようです。毛むくじゃらの生き物のくせに、ジャンパーを羽織っていること自体が父は気に入りません。(しかし、このジャンパーは父からのプレゼントですけど^^;)
昨日、鼻の穴から『脳ミソ』が滴り落ちていた『夢屋国王』でありますが、ビールをひと缶飲んで、コタツでひと晩寝たら今朝にはピタリと止まっておりました。驚異の回復力…いや、もう『脳ミソ』が枯渇してしまったのかも知れません。
さて、『第2サティアン』に派遣している『第3次越冬隊』の任務も、そろそろ終盤を迎えております。雪の重みに耐えられるか心配だった『サティアン・テラス』も懸命な雪掻きで、倒壊せずにひと冬経過し、次なるミッションは『育苗兼イチゴハウス』を雪の中から掘り起こすこと…今朝のハウス回りの積雪量は、まだ110cmほどありました。
腰に優しい「イチゴ棚」は、まだ雪の中であります。
除雪機械で雪を飛ばせれば良いのですが、『第2サティアン』からすぐ覗けるようにと、狭い場所にハウスを設置し、また、ぶどうの木が傍に植えてあったりと制約があって、スコップ片手に手掘りで排雪しております。ビニール被覆をして、春先の温度をどこまで確保できるか…今年の研究課題であります。(今朝のサティアン内部の室温は△4℃…まだまだ、作物が発芽できるような温度ではありません。)
無駄な努力か、無謀な計画か…笑う方が居れば笑って頂いて結構、無茶や無理という常識という壁の先に何かが見えて来るかも知れません。そこに何も無かったとしても、次なる実験の種には成ると考える『夢屋国王』であります。
ハックション!ハクチョウは風邪をひかないのでしょうか?
越冬隊と言えば、最上川に飛来する水鳥たちは、どうしてこんな雪国に留まるのでしょうか?もうひと飛びすれば、雪の少ない福島県や栃木県があるというのに…。
厚い体脂肪と水を弾く油分を含む分泌腺、ふかふかな羽毛…理に適った形質を持っているとは言え、オラならもっと暖かい所に越冬地を求めるのに…ここ山形県がとても住みやすい場所と選んでくれたのでありましょうが…明日もまた1m南に向かって雪を掘ろう^^;
黒鳥の夢屋さんは ハクジョウに違いない。
ナイスな切り返しに、座布団1枚!
私は、オディール…悪魔の子。
決して、王子様とは結ばれないのです。
だって、オラ、男だから^^;