心ときめかせ

ここ数日、暇を見つけて「大綱引き大会」と「敬老祝賀会」の準備を少しずつ進めてきた。そして、いよいよ明日が「敬老祝賀会」、最後の準備に１日中追われた。
そんな中、副会長ご夫妻が主体的に動いてくださるので助かっている。

これまで祝賀会の食事はすべて手作りでお出ししていた。ところが今回、事情があって仕出しの弁当をとることにした。ところが副会長がそれでは味気ない。デザートを３品作りますと申し出てくれた。「栗の渋皮煮」「リンゴのコンポート」「わらび餅」の３種だ。

きょうの午後、公民館で田中さんに生花をお願いしているところへ副会長がやって来た。わらび餅の下ごしらえをするという。栗の渋皮煮は下ごしらえがなされている。
その栗の渋皮煮にだが、栗の皮をむく作業をみなさんに手伝っていただくよう案内したのだが、私のミスで日にちを間違えてしまい、副会長の奥様１人にさせてしまうことになった。申し訳ないことこの上ない。

ところで、副会長は食に対しての造詣【ぞうけい】が深い。わらび餅の原料の「本わらび粉」をずいぶん探したようで、何でも福岡のある所でようやく見つけたという。

下準備が済んだ後、玄関にも花があった方がいいだろうと、田中さん宅の花を貸していただくことになり、３人で４鉢運び飾り付けた。
集会所の玄関周りが見違えるほど華やかになった。

紅白幕を役場から借りておくのをすっかり忘れていた。きょうは土曜日で役場は休みだったが、当直に電話して取りに行った。
その後も、ビールの注文をしたり、植杉さんに「敬老祝賀会会場」と朱書していただきにお願いに出かけたりと日が暮れるまでバタバタしていた。

夕方６時、注文していたお祝いの品を女房どのに取りに行ってもらった。

準備の最後に、余興に歌う歌の選曲が待っていた。
一昨年は女房どのとくるみさんとでバンド演奏、昨年はウクレレでハワイアン、さて今年は何にしよう。
一昨年・昨年は事前に何をするかを決め、そこそこ練習したが、今年はぶっつけ本番と考えていた。
いずれにしても弾き語り、それをギターでやるか、ウクレレかというところだ。シャワーも浴びず、夕食も取らずに２階に上がり、久しぶりにギターとウクレレを手にして歌った。楽しい。やっぱり、音楽は楽しい！あっという間に９時を回り、１０時を過ぎていた。
まだ、準備は残っている。ご高齢者に喜んでいただけるだろうか。今からワクワクしている。