7日・日曜日、午前7時から毎月定例の町内会清掃を行った。その後、子供会の子供たちと彼らのお父さん・お母さんにより資源回収が行われた。さらにその後、午前10時から国道沿いの花壇にて夏の花の苗の植え付け作業を行った。
この国道沿い花壇の維持・管理については、年間2度の花の苗の植え付け作業の他、古い株の撤去作業、土を耕す作業、さらに水やり作業などがある。作業にあたる者は、特に縛りを設けず、町内会のいわゆる有志と「子供会」が協力して行うことにしていた。しかし、10年経ち、次第に「有志」の数は減少し、「子供会」の参加も無くなってしまっていた。
私は、町内会の基本的な活動方針を「楽しく」としている。そのためには各自が主体的に活動に取り組む必要がある。自ら進んでやることだけが面白く、身にもつく。したがって、なるたけ縛りを設けない。子供も大人も、何をするにしたって強制されるのは嫌に決まっている。面白くないに決まっている。それ故だ。
ところが、私たちの社会には不思議なことにこの単純な理屈が浸透していない。
教育とは真に恐ろしいものである。幼い頃からの教育により、中学生にもなると先生や親に何か言われないと勉強できない、あるいは先生や親の目が光っていないと勉強できないように多くの子供たちが立派に育てられてしまっている。主体性の芽は見事に摘まれる。
ほとんどの子供が勉強は楽しくないものだと思い込んでいるのは無理からぬことではある。
それはさておき、町内会の活動や行事を通して、世代間の交流をもっと図る必要をこのところ強く感じていた。
そこで、過日、27年度の育成部長さんと子供会の会長さんにその意義を話し、具体的に花壇の花の苗の植え付け作業に加わってほしいこと。そして、敬老祝賀会で子供たちに歌を歌ってほしいことの2点を要望していた。
とりあえず、花の苗の植付け作業に関し、育成部長さんと子供会の会長さんに熱心に応じていただいた。
日曜日、実に久しぶりに花壇に子供たちの声が響いた。
大人と子供合わせて30名弱の参加があり、あっと言う間にサルビア100株、マリーゴールド100株を植え付けることができた。これから秋口まで道行く人たちの目を楽しませてくれることだろう。