昨日は、長崎県保健環境連合会の理事会、並びに総会が長崎市で開催され、県北保健所地区協議会会長の互選理事として出席した。
「県北保健所地区」というのは、平戸市・松浦市・江迎町・鹿町町そして佐々町からなる。
県下には保健所地区協議会が合わせて10あり、それぞれの協議会の会長、あるいは会長・副会長により長崎県の保健環境連合会が組織されている。
長崎市と佐世保市は単独で両市の保健環境連合会の会長・副会長それぞれ2名、西彼保健所地区は会長・副会長(時津町・西海市の保健環境連合会会長)2名、県央保健所地区協議会も会長・副会長(諫早市・大村市の保健環境連合会会長)2名、県南保健所地区協議会も会長・副会長(島原市・南島原市の保健環境連合会会長)2名、そして五島保健所地区協議会会長・上五島保健所地区協議会会長・壱岐保健所地区協議会会長・対馬保健所地区協議会会長・県北保健所地区協議会会長の計15名が互選理事となっている。
午前11時半から開かれる理事会に間に合うよう午前9時過ぎに愛車コペンで家を出た。長崎市まで3通りの経路があるのだが、かかる時間にほとんど差はない。高速道路の料金がかからず、信号が少なく、景色の良い西海パールライン有料道路を通る経路を選択した。
長崎市に入るまでは順調だったが、やはり長崎市内は渋滞がある。それでも、午前11時前には会場である長崎タクシー会館に到着した。
一息ついた後、理事会が開催された。理事会・総会への出席も今回で3回目となる。会の様子も分かってきた。
長崎市保健環境自治連合会会長である達会長の挨拶から始まり、議事の「顧問の就任にかかる理事会の承認について」「27年度定期総会議題について」「その他」と、いつものように何の質疑・意見もなく、予定の正午まで残り10分を余すことになった。
昨年は、ここで「緑の募金」について、町内会・自治会を通してお金を集める募金の在り方に関し、その趣旨、及び公平性の観点から問題を提起したが、今年は、この「長崎県保健環境連合会」の在り方について、ほとんど行政任せとなっている現状から脱却すべきではないかと問題提起した。
昨年以上の反応があった。理事会終了後、県の環境部の職員や各地区の連合会長から共感する旨の言葉をいただいた。
特に、昼食後、長崎市保健環境自治連合会副会長の浅川さんにお声をかけていただき、いろいろと意見交換できたのは有意義だった。
先の江迎警察署管内の防犯協会で、町内会・自治会の連携・連帯の大切さを各地区の自治連合会長さんたちに訴えたばかりだったが、地域の自治連合会長としての私の役割の1つをそこに見つけている。
午後1時半からは、長崎市内のキリンビールマーケティング・西部ガス・十八銀行などの賛助会員のみなさんなどの出席をいただき平成27年度の定期総会が開催された。
しかし、こちらもただただ形式的に会長挨拶、来賓祝辞、議事と何もなく進んだ。終了予定時刻を10分程残すまでとなったところで、壱岐市の会長さんが今年度の13市保健環境連合会連絡協議会の日程が分かっていたら教えてほしい旨質問され、回答があった。
長崎県には13の市と8つの町がある。先の質問に絡め、どのような理由から13の市だけの協議会が持たれているのか。何故、そこに町は加わっていないのか尋ねた。
県の担当者は、今、分からないので調べて後日回答させてほしい旨、話すだけだった。総会終了後、会長・副会長・監事のみなさんに挨拶に行くと、町も入れて一緒にやるようにしたらいいと口を揃えられた。
その他、この会の組織・運営について形骸化している箇所を指摘した。この件についても、会終了後、県の担当者が来て改善を約束してくれた。
総会の第5号議案「監事の選任について」で、時津町保健環境連合会会長の互選理事退任に伴い、新監事として私が選任された。
ちなみに、会長は長崎市、副会長が佐世保市と島原市、監事2名の内のもうお1人が壱岐市の自治連合会長でいらっしゃる。
小さくても、物言う存在でありたい。