峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

美味しいコーヒーを飲みたい

2016年01月08日 | 自家焙煎コーヒー

私がコーヒー豆を自家焙煎するようになったのは、ほぼ毎日、自宅で飲んでいたコーヒーの味や香りに対し、ずっと不満があったからだ。
それまでは、女房どのが求めて来てくれた市販のコーヒー粉を、彼女がドリップで入れてくれたものを飲んでいたのだが、その不満は最近とみに高まっていた。不満というより不味いとさえ感じるようになっていた。どんなに高価なコーヒー豆でもだ。

喫茶店で飲むコーヒーも、ホテルなどで飲むコーヒーも同様だった。幸い、最近はコーヒーのバリエーションも増えたので、外ではカプチーノやカフェラテを好んで飲んでいた。

そんな時に「自家焙煎」に出合った、というより巡り合ったというべきだろう。
コーヒーの自家焙煎についてネット上の記事や、佐世保のユニクロ矢峰店から少し行った所の「MY珈琲」のマスターから色々と学ぶうちに、コーヒーの不思議、奥深さを知るようになり、どうしても自らコーヒーの生豆を選び購入し、それを自らのやり方で焙煎し、豆を挽き、そして自らが良しとするお湯の温度やお湯の注ぎ方で、自らコーヒーを入れたくなってしまった。

焙煎する際、毎回ノートに日時・天候・温度・湿度・豆の生産地・焙煎するコーヒー豆の量に始まり、時間の経過とともに行う焙煎の温度の調節、それに伴う豆の色や状態の変化、そして最も重要な焙煎を止めるタイミング・時間等を記しているのだが、そのノートを開くと記念すべき第1回目が2015年5月10日(日)となっている。ということは自家焙煎でたてたコーヒーをいただき始めて早8か月が経とうとしている。

夏のある日、来訪された方にアイスコーヒーをお出ししたところ、こんな美味いアイスコーヒーを飲んだことがないとお褒めいただいた。嬉しくなって、でしょう。おかげでホテルなどのコーヒーが飲めなくなってしまいましてねと応えると、それも困ったものですねとおっしゃる。なるほど、彼も相当のコーヒー好きだが、それ故の感想ではある。
いや実際、ホテルの朝食バイキングでそれまで食後に2、3杯お代わりして飲んでいたコーヒーが全く飲めなくなってしまった。だから、外出する際には、家でたてたコーヒーをポットに入れて持参している。


生豆の状態です。
ここからハンドピックといって、カビが生えている豆、虫が食っている豆、熟しきっていない豆等を一つ一つ取り除きます。どんな豆でも250g中10~20gの悪い豆が混入しています。

その後、私の場合さらに水洗いしています。




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