峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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運命の出会い

2019年07月12日 | 移住
徳島を発つ直前に「他の不動産屋」に電話を入れ、待ち合わせの時刻を決め、明石海峡大橋経由で待ち合わせ場所・赤穂市の古民家を目指した。

国道2号線を西へ、たつの市、相生市とまたぎ、赤穂市に入り、有年駅前の交差点を左折し、うねうねと続く山道を登り下った所の集落の一角にその古民家はあった。
しかし、それは残念なことにHPに掲載されている写真とは全く異なる佇まいだった。

待ち合わせの時刻より1時間近く早く着いたこともあり、キャンセルして家路を急ぐことにして担当者に電話を入れると、よければそこから遠くない場所の物件を見ないかと誘われ、それではと応じた。すると、自分は行けないので、他の社員をよこすがそれでもいいかと問う。異存がないことを伝え、待ち合わせのたつの市へと向かった。

待ち合わせの場所に現れた営業マンは若い男性だった。
好感の持てる対応で、端から打ち解けて何でも話せた。また、こちらの予算とか、移住して何をやりたいのか、広さはどのくらい必要なのか等々、具体的に私たちが求めている住まいの形を上手に聞き出してくれた。実は、これが今までありそうでなかった。

結局、この日、彼に2軒案内してもらうことになったのだが、やはりこれだという古民家には出会わなかった。

別れしな「いい物件があったらご連絡します」と彼が言った。
不動産営業マンの常套句とまではいかないが、たまに聞くフレーズではある。しかし、これまで、そのようなことはないに等しいことだった。 

ところが、それから1か月近く経った頃、あったのだ。その彼からの連絡が。
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