峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

感性を刺激されて

2019年07月16日 | 移住
加賀美の家での2日目の朝、目を覚ますと、驚くことに女房どのが庭を散策しているではないか。
これまで、デパートの中を歩きまわっている彼女の姿を想像できても、自然の中に身を置く彼女の姿は想像できなかった。
そんな人が早朝、うっとりとした様子で草木を愛でながら歩いているのだ。意外だった。
いわゆるシティ派の女房どののハートさえ、がっちりつかむ加賀美の家の庭、それほど魅力的なのだ。

教育には環境からの感化が大きいと言われるが、人間の暮らしぶりそのものが環境に感化されるところ大なのだろう。

何処に何があるのか、少しずつ家の周囲の状況も把握していこうと、この日は先ず自宅から山手の方に向けて4㎞程の所にある「八塔寺ふるさと村」を訪ねた。

その後、和気町へ買い物にいったのだが、夕食はバーベキューにしようかと女房どのが言い出したのには、これまた驚いた。
これまで、シティ派の女房どのが自らバーベキューをしようなどと言うはずもなかった。
夏の夜に家族みんなが揃ってバーべーキューするときなども、早々と1人抜け出して屋内に戻っているほどだった。

加賀美の地に来て、というよりあの場所に出会って、彼女の中で何か変化が起こっているように思われる。
それは女房どのだけではない。私も同様だ。
これからやりたいことの具体的なイメージが湧いてきている。あの素晴らしい環境に出会ったからこそなのだ。
コメント
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